(愛媛) 明神ヶ森と福見山;[四国百名山]
- GPS
- 06:33
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この集落には登山口の標識などはないが、東へ向かうコンクリ舗装の林道が福見寺へ登る登山道。(この林道の入り口には鎖があり、クルマは進入できません) なお、この集落に特に駐車場はなく、脇道の少し広くなった場所にクルマを停めた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1)麓から福見寺;前半はコンクリ舗装の林道歩き、途中の石の道標のところ(ヤマレコのアプリで「登山口」となっているところ)で右の林道へ入る。その先は 元は林道だったらしい広い山道を行く。一ヵ所 解りにくい分岐がある。ここには小さな道標があるので見落とさないこと。 2)福見寺〜福見山;杉の植林帯でべたっとした斜面を登る。ふみ跡は不明瞭で、特に下りは迷いやすい感じがあった。 3)福見山〜明神ヶ森;はっきりした東西の主稜線上の道。倒木が多少あるが、道自体ははっきりしており、歩きやすい。ただし、赤テープなどは少ない。 |
その他周辺情報 | ・帰りは、東温市の日帰り温泉施設「さくらの湯」に寄った。天然温泉で、また泡風呂、露天風呂もあり心地よかった。食事も可能。500円/人と安い。 (ご参考;「さくらの湯」のホームページ) https://www.city.toon.ehime.jp/soshiki/13/10120.html ・道後温泉の日帰り温泉施設に寄るのも良いと思う。 (ご参考;「道後温泉」のうち「椿の湯」のホームページ) https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/kankomeisho/dogoonsen/honkan/tubaki.html |
写真
感想
※ 数年前からチャレンジしている「四国百名山」も、残りは10座。もう あまり魅力的な山は残っていないが、たまには行ったことのない山へ、と思い、近場なのに登っていない、高縄山地の明神ヶ森へと行ってみることにした。
・まず登山口の山村から、林道を辿って福見寺まで、杉の植林帯ばかりであまり面白くはないが、足元の石ころを観察しつつ、淡々と足を進める。
・福見寺は、思っていたよりは立派な寺ではあったが、境内の倒木もそのまま放置されており、ちょっと荒れた雰囲気。お参りの人や整備する人も少ないのだろう。
四国の山間部にある山寺は、「八十八か所 札所」以外、お参りする人も少なく、山村部が寂れるのと共に寺も寂れていく。まあこれが、仏教の説く「諸行無常」ということかナ、、、
・福見寺から急斜面を一登りして稜線部に至ってからは、多少は自然林が残っており、登山道も以外としっかりしていて、気持ちの良い山歩きができた。
・・本来は11月も中旬に近いので、標高1000m辺りは紅葉もあるはずだが、今年はやけに暑い一年だったので、この山の紅葉の季節はまだ先のようだ
・尾根の一角のような福見山の山頂は、草臥れた道標と、寂しげな観音様がおわすだけ。
そこから主稜線を辿って着いた、明神ヶ森の山頂も、もっさりとしていて展望もなく、ちょっと残念な感じ。ただ、足元には落ち葉のじゅうたんが広がっていて、その秋らしい雰囲気は良かった。
・帰路は、秋の夕暮れは早いので、同じ道を少し急ぎ気味で下る。予定よりはやや早い時刻に登山口まで戻れ、ほっとした。あとは日帰り温泉施設でのんびりとし、まあまあ充実した一日だったかな、、
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(ご参考;「YAMAP」での同じ山行記録)
https://yamap.com/activities/35764648
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(以下 趣味の石ころかんさつ)
・今回の山々を含む、高縄(たかなわ)山地は、大部分が白亜紀の花崗岩類で構成されている。が、中腹以上では、片麻岩っぽいダークグレーで縞模様のある石や、(変成)石灰岩と思われる白っぽくて角ばった石が多く見られ、興味深かった。
・下山後に産総研「シームレス地質図v2」で確認すると、福見山から明神ヶ森へかけては、「領家変成岩類」の分布域となっている。地質図では「泥質片岩、泥質片麻岩など」と書かれているので、ダークグレーの石は「泥質片麻岩」と思われた。白っぽい石は見た目では(変成)石灰岩と思われたが、確証はない。
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(福見寺について)
ネット上ではちゃんとした説明が書いてあるものが見当たらないが、以下のブログによると、7世紀(698年)開山の古刹らしい。
(「はてなブログ」より、「花旅」さんの「福見寺」の参拝記録)
https://hana-tabi-ki.hatenadiary.jp/entry/2018/01/30/194039
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