東尾根〜皆子山〜皆子谷源頭部〜西尾根〜西南尾根〜大見湿原〜大見尾根
- GPS
- 09:40
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 10系統 - 出町柳駅前〜平 910円 京都バス - 32系統 - 花背峠〜烏丸北大路 630円 京都市営地下鉄 - 北大路〜四条 260円 |
写真
感想
10月20日の山行で京都府第2位の高峰の峰床山を訪れたのに続き、今回は京都府最高峰の皆子山へ。
こちらも今年は未訪のままで焦っていたのだけど、直前になって好天の予報となったのもあり、このタイミングで出かけて来ました。
平バス停からスタートし、約4年ぶりに皆子山の東尾根へ。
序盤は植林帯で、やや急な斜面ではあるけど、この日は体調が良いのか、足の運びが軽いような。
もう少しで緩斜面区間という辺りで、早くも下って来る方がおられ、ご挨拶。
傾斜が緩むと、雑木と植林の境界を歩くようになり、所々に色付いている木もあるものの、まだ紅葉のピークは先のよう。
下って来る方がまたおられ、東尾根のピストンなのかな、と推測。
2つの標高点を経て、展望所でパンを食べつつの休憩。
ここまで登って来ても、まだ紅葉はピークに達していないよう。
皆子山山頂に到着、先着の方が休憩中で、ご挨拶。
山頂の雰囲気を感じ取った後、西尾根へ。
少し歩くと皆子谷源頭部へ至り、今回は少し下るだけにします。
初めての頃に比べると、少し規模が小さくなったように感じてしまうのだけど、サイズが変わったりするはずはなく、ただの錯覚なのでしょう。
青空の下、優美な曲線を描く草原を歩くのは心地良い。
ゆっくりとしていたいとの思いはあるのだけど、秋の山行で先も長いので、程々で。
西尾根の紅葉もまだピーク前で、昨年に比べると、目を引くような木は少ない。
皆子谷の左俣の源頭部に到着、やはり素晴らしい。
今回は滝の落ち口まで下ってみます。
谷は涸れ沢となり、春とは違って下草が茂っていて歩きにくい所もあり、慎重に歩を進めていると、やがて水流が生じ、しっかりとした流れになった頃合で滝の落ち口に到着。
きれいな紅葉が迎えてくれたのだけど、滑り落ちてしまうと危険な場所でもあり、早々に引き返し、往路で見えていた大きな岩を確認すべく、左岸の急斜面へ。
特にどうという感じではなかったけど、所々にこういう岩がある山だというのを再確認。
支尾根を辿って西尾根に戻り、再び左俣へ至り、写真25の風景が広がる地点で昼食。
源頭部を登って、最後に「また来よう」との思いと共に、西南尾根で下山の途に。
西南尾根では、所々で色付いた木々があるものの、こちらも見頃は先のよう。
写真30のキノコは妙に心惹かれるものがあり、こういう出会いは山歩きでの楽しみの一つでしょうね。
歩き慣れた西南尾根を下り終え、舗装路歩きで大見の集落を経て、大見湿原へ。
大見湿原はまだ秋の装いとはなっておらず、そのまま小野谷峠に到着。
ここからは大見尾根で、雰囲気の良い所もあるのだけど、尾根芯がアセビなどで覆われている区間が少なくなく、歩く人が減っているのか、以前よりも進みにくくなっているとの印象。
その辺りも含めて、京都北山らしさが感じられるルートだと思う。
P845を経ると、すぐに林道へ。
しばし歩き、P841に寄り、びわ湖展望所へ。
バス便の到着まで時間があり、ここで夜へと移行中の琵琶湖方面を見ながら、用意していたお酒を飲みつつ、まったりと。
花脊の鉄塔跡地へ移動し、音楽を聴きながら、さっきの続きを。
滋賀と京都の両方の街灯りが見えるのだけど、そこからの距離を感じつつの孤独感が心地良い。
頃合を見て辞し、花背峠バス停にてゴールです。
例年よりも暖かい日が続いていたので、予想通りに紅葉はまだ見頃を迎えていなかったけど、皆子山は大好きな山だし、京都北山をゆったりと歩くのは楽しく、良い時間を過ごす事ができました。
コメント
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ちょうど皆子谷を再訪したいな、と思っていたところでした。
大見湿原や小野谷峠辺りも気になります。
この日は紅葉のピークはまだ先だなという感じだったし、この週末ぐらいまでは見頃かも知れませんね。
源頭部は風が抜けやすいと思われ、木々の葉が散りやすいのかなとの印象ではありますが。
秋の凛とした空気の中、ゆったりと歩いていると、じんわりと幸福感に包まれるのではないかと。
大見湿原、今回は秋の気配はまだ感じられず、残念でした。
湿原の雰囲気を感じられる所は限られているし、特別な何かを期待すると、ちょっと肩透かし気味になってしまうかも?
個人的には、新緑の頃に訪れたくなる場所です。
小野谷峠は京都北山らしさを感じられる峠だと思います。
一度だけ小野谷を辿った事がありますが、やや荒れていました。
どう変化しているのか気になりつつも、小野谷口にはまだ通行止めの表示があるっぽく、足が遠のいたままです。
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