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Yamareco

記録ID: 7471481
全員に公開
ハイキング
奥秩父

小金沢連嶺 煙霧点描

2024年11月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
泥助 その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:50
距離
8.4km
登り
559m
下り
759m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:32
合計
4:50
距離 8.4km 登り 559m 下り 759m
9:03
66
10:09
10:15
10
10:25
10:26
14
10:40
50
11:30
11:46
36
12:22
12:31
12
12:43
36
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
甲斐大和駅よりバス(甲斐大和駅〜上日川峠)を利用
往き:甲斐大和駅〜小屋平
帰り:すずらん昆虫館前〜やまと天目山温泉(温泉立寄り)
   やまと天目山温泉〜甲斐大和駅

栄和交通ホームページ
https://eiwa-kotsu.jp/index.html
コース状況/
危険箇所等
【石丸峠入口〜石丸峠】
途中で林道が一度交差します。林道に出て右に進み、再び登山道に入ります。
順調に高度を上げた後、最後は笹原のトラバースの道となります。

【石丸峠〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山】
全体的に緩やかな稜線区間ですが、小金沢山の前後は木の根や岩角の張り出した、段差の大きい道となります。滑りやすく、足元に注意が必要です。奥秩父のイメージに近いと思います。

【牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜すずらん昆虫館前】
最初は笹原の緩やかな下り、その後樹林帯の下りとなります。踏み跡は若干薄めですが、テープもあり明瞭です。林道と交差する前に、ネットで囲まれた植林地を通りますので、入る部分を見逃さないよう注意。
林道を交差したあと再び山道を下りますが、再度車道に降りたち、しばらく車道を下っていきます。そして、再び道標があり、山道に入って下ると、バス停周辺の建物が見えてきます。
その他周辺情報 やまと天目山温泉を利用しました。 520円でした。
バスをここで途中で下車して利用される方も多いようで、車の方も含めてお客さんは多かったです。
林道と交差した後、再び笹の山道に入っていきます。今日は、時折雨がパラパラと落ちてくる曇り空。どのような風景があるのでしょう。
2024年11月10日 09:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 9:29
林道と交差した後、再び笹の山道に入っていきます。今日は、時折雨がパラパラと落ちてくる曇り空。どのような風景があるのでしょう。
笹原とカラマツ林。この付近の植林地を代表する風景です。このあたりでは、カラマツの葉はもう落ちています。
2024年11月10日 09:46撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 9:46
笹原とカラマツ林。この付近の植林地を代表する風景です。このあたりでは、カラマツの葉はもう落ちています。
木が少なくなって、道が緩やかになってくると、石丸峠が見えてきます。ガスがとれた時に、少し遠くが見えてきます。
2024年11月10日 10:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:07
木が少なくなって、道が緩やかになってくると、石丸峠が見えてきます。ガスがとれた時に、少し遠くが見えてきます。
石丸峠。
左に行くと人気の大菩薩嶺へ。右へは小金沢連嶺への静かな道。
2024年11月10日 10:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:08
石丸峠。
左に行くと人気の大菩薩嶺へ。右へは小金沢連嶺への静かな道。
天狗棚山に向かう静かな稜線の道
2024年11月10日 10:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:08
天狗棚山に向かう静かな稜線の道
立ち枯れの木にかかる天狗棚山の標識。
2024年11月10日 10:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:25
立ち枯れの木にかかる天狗棚山の標識。
広々とした草原の狼平へ。
小金沢連嶺を代表する風景です。
2024年11月10日 10:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:36
広々とした草原の狼平へ。
小金沢連嶺を代表する風景です。
狼平の古い標識が遠くに立っています。元の登山道はあちらの方にあったのでしょうか。
2024年11月10日 10:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 10:38
狼平の古い標識が遠くに立っています。元の登山道はあちらの方にあったのでしょうか。
小金沢山周辺は苔むした深い森の様相で、ここが遠く奥秩父と接続している事を思わせます。
2024年11月10日 11:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 11:21
小金沢山周辺は苔むした深い森の様相で、ここが遠く奥秩父と接続している事を思わせます。
小金沢山は寒々としていました。
2024年11月10日 11:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 11:27
小金沢山は寒々としていました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の標識は地面に倒れています。
小金沢山を下ってからは再び笹原の鞍部を緩やかに歩いて到達します。
2024年11月10日 12:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 12:24
牛奥ノ雁ヶ腹摺山の標識は地面に倒れています。
小金沢山を下ってからは再び笹原の鞍部を緩やかに歩いて到達します。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの下山は明るい笹原の下りから。卒塔婆のように立つ立ち枯れの木々が霧の中で不思議な雰囲気です。広い範囲で、縞枯のようになっています。
2024年11月10日 12:35撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 12:35
牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの下山は明るい笹原の下りから。卒塔婆のように立つ立ち枯れの木々が霧の中で不思議な雰囲気です。広い範囲で、縞枯のようになっています。
樹林帯に入ると、低い所では紅葉が終盤を迎えていました。
2024年11月10日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 13:04
樹林帯に入ると、低い所では紅葉が終盤を迎えていました。
敷き詰められた今年の紅葉の跡。
2024年11月10日 13:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 13:08
敷き詰められた今年の紅葉の跡。
まだ残っている紅葉も。
この木は濃い赤で。
2024年11月10日 13:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 13:36
まだ残っている紅葉も。
この木は濃い赤で。
こちらは朱色に近い赤。
2024年11月10日 13:37撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 13:37
こちらは朱色に近い赤。
車道歩きの途中で見つけたツチハンミョウ。
思えは春の芽吹き前に奥秩父の黒富士付近で見て以来で、今年の緑の季節の扉を開いて、また閉じていった虫でした。
2024年11月10日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/10 13:41
車道歩きの途中で見つけたツチハンミョウ。
思えは春の芽吹き前に奥秩父の黒富士付近で見て以来で、今年の緑の季節の扉を開いて、また閉じていった虫でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック(笛つき) 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる) 熊鈴 ストック ゲーター ツェルト サバイバルシート

感想

大菩薩から南に繋がる山稜について、初めて興味を持ったのは、尾崎喜八の「山の絵本」を読んだ時のこと。「山の絵本」については、幾度となく読み返してみたりするのだが、私は実際に、この大菩薩から中央本線まで続く稜線を歩いたのは、分割しながらの一度きりであった。そして私は、100回目の山行と150回目の山行にこの場所を選んでいて、当時はかなり思い入れもあったようだ。今回はその小金沢連連の稜線を再び訪問できるので、楽しみでもあった。

この日は曇り模様の様子で、青空と笹原という組み合わせは望めない。そのかわりに冬枯れに向かう山と、それを白く覆う霧の風景があった。稜線の空気は冷たく、長い休憩をとれば、かなりの寒さを感じていた。それでも、小金沢連嶺の穏やかな稜線はかつての変わらぬ穏やかな風景を見せている。あの時は背丈ほどもある元気な青笹を押し分けて進んだはずだ。いまは笹は世代交代したのか、膝丈くらいになっていた。そして、稜線の紅葉は既に終わりつつあり、麓の日川沿いが最盛期であった。

甲斐大和駅からのバスは近年運行を開始したものと思うが、増便も出て、今や大菩薩登山への大動脈になっているようである。かつては塩山から裂石というのがメインルートであったが、今やその地位を奪っているのではないだろうか?外国人の方もいらっしゃるようで、知名度も上がってきているのかもしれない。日川に沿った紅葉も素晴らしいものだったので、静かな雰囲気を残しつつ発展していって欲しいと思った。

No529 2024-62

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訪問者数:331人

コメント

ここはずっと行きたいままで終わっている場所なんですよね😭
車なので昆虫館に止めてから登ることを考えていたのですが…バスの時間的にもどちら側からアプローチをかけようか迷ったままで終わってしまいました(笑)
せっかく昆虫館の登山届まで印刷して準備万端だったのに😂

小金沢連嶺は素晴らしい道ですよね!!!
ガスって真っ白けだったのは残念でしたが…
本当に気持ち良い道だと思います(*^^*)

大菩薩嶺に行ったとき石丸峠から眺めただけでも見るからに気持ち良い道でしたので…その頃から絶対に行ってみたいと思っております😊
この稜線を歩きながら富士山が見たいですね♡

お疲れ様でした🙏
2024/11/12 9:52
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1
噂のハセさん(╯⊙ω⊙╰)さん、こんにちは😊

是非行かれてください!😆この稜線は素晴らしいですね。✨
南の笹子駅の方に向けて、楽しい道ですし、稜線に出る道も充実してきたので、どこまでにするかは自由自在という感じになってきました。富士山も南の方まで展望スポットが続きますね。

ちなみに私の今のアイコンは、大蔵高丸あたりから撮ってます✨。朝方です。
かなり昔ですけど…😅。

いつもコメントありがとうございました🙏。
2024/11/12 16:03
いいねいいね
1
小金沢連嶺ですね〜
自分が歩いたのはいつだろうと思って調べたのは今から30年以上前でした!
滝子山からの先の稜線が素敵すぎて、その先も歩きたいと思って、当時あった新宿発0時00分の松本行だったかな?に乗り込み、そのまま初鹿野(甲斐大和で夜中の2時に降りて、そのまま歩いて湯ノ沢峠で夜明けとなった事を懐かしく思い出しました。
自分も通しでは歩いた事ありませんが、もう一度歩いても良い山域ですね。
2024/11/13 18:50
momohiroさん、こんばんは😊
コメント、ありがとうございます!🙏

私も、もしかしたら似たようなことをやっていたのかもしれませんが、27年前に、21:30に景徳院の前に車を置いて夜の焼山沢林道を歩きはじめ、翌0:30に湯ノ沢峠の避難小屋に転がり込んでますね…😅。ちょうど今ごろの時期です。この時は南下しました。

30年以上前であれば、やはり牛奥のあたりは笹を体で押し分けて歩く感じではなかったでしょうか?今は笹に触れずに歩けます🤔。

私は、通して歩いていないどころか、実は諸般の事情より、大菩薩峠〜石丸峠と、黒岳〜湯ノ沢峠が切れてます🤣🤣。なんかの機会のついでに埋めたいと思っているのですが、なかなか…😅。

他の、歩いたことのない道と絡めつつ、もう一度じっくり歩きたい所ですね😊
2024/11/13 20:00
プロフィール画像
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無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
小金沢連嶺縦走(石丸峠〜小金沢山〜牛の奥雁が腹摺山〜黒岳〜湯の沢峠)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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