エベレスト街道トレッキング(エベレストベースキャンプ、カラパタール)

- GPS
- 71:38
- 距離
- 124km
- 登り
- 6,403m
- 下り
- 6,433m









コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 7:13
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:54
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:03
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:55
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:11
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:04
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 6:44
天候 | 11/2;晴れのち曇り 11/3;曇り 11/4;曇り 11/5;快晴 11/6;快晴 11/7;快晴 11/8;快晴 11/9;快晴 11/10晴れのち曇り 11/11;晴れ 11/12;曇り 11月4日の3泊目クムジュンでは,夕方から雪が降リうっすら積もったが朝には道路は解け晴天となった。その後は11月11日のパクディン泊まで概ね快晴が続いた。天候には非常に恵まれた山行だった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
飛行機
カトマンズからルクラまでは19人乗り(キャビンアテンダントを含めて)のサミットエアの飛行機 ルクラからは徒歩 帰りは逆ルート |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。 ただし,エベレストベースキャンプ手前の氷河を横断する箇所は,道は切ってあるものの凍結箇所もあるので滑落に注意。 |
写真
感想
17日(山歩き11日)かけてネパールのエベレスト街道を歩いてきました
登り(7日間)
前半は街道沿いに望むヒマラヤの高峰に圧倒されながら元気に歩けたのですが、高度が進むにしたって食欲不振・高山病?・重荷に悩まされ、4000mを超えたあたりからは息も絶え絶え、それでも何とか2大目的地の一つエベレストベースキャンプ(5364m)にはたどり着くことができました
翌朝もう一つの目的地カラパタールの丘(エベレストが間近に見える!)には気力・体力不足でロッジで一人ゴロゴロしてました(涙)
下り(4日間)
標高を下げるにしたがって元気になり、2日間のカトマンズでの予備日の計画を立てながら軽やかに下山することができました
カトマンズ(2日間)
初日はトリスリ川でラフティング、片道5時間のガタガタ道のドライブ、パワーあふれるトリスリ川でスロバキア3名・ベルギー2名と協力してパドルを漕いだラフティング、素敵なホテルランチ、19人詰め込まれたハイエースでのハプニング連続の帰り道と、刺激的な体験でした
2日目は日本語堪能なガイド(ヒマラヤンハブ社長)・運転手付きのカトマンズ観光、仏教・ヒンズー教の聖地を中心に4か所を回り、詳細な説明をしてもらいながら観光することができました
誘っていただき飛行機の予約・エージェントの手配と何から何までやっていただいたふくさん、最短でカトマンズ~ルクラの飛行機をゲットしてくれたエージェント社長(ヒマラヤンハブ絶対的におすすめです!)、頼もしいガイドのウッタルさん、皆様のおかげで充実した17日間を過ごすことができました
「雑感」
・今回も昨年アンナプルナトレッキングで利用したのと同じ現地の会社「ヒマラヤンハブ」を利用しました。社長のプラカシュ氏は日本語も堪能でとても親切。大変信頼できる人で依頼してよかったです。
・ガイドのウッタルさんも去年と同じ人。英語はブロークンでわかりにくい人ですが,明るくていい人です。私たちを含めて3人とも孫がいると言うことで,「グランドファーザーズ トレッキングチーム」と名付けて歩きました。宿や昼食箇所の選定,食事の注文等は全てガイドさんがしてくれます。
・当初の予定ではカトマンズからルクラへはラメチャップ空港経由のはずでしたが,社長さんのはからいで前夜急にカトマンズ発に変わり,長時間バスに揺られることなく,当日午前中のうちにルクラに着くことができました。感謝。道中出会った人に聞くと,ラメチャップで4日間足止めを食らった人もいたとのこと。超ラッキーだったようです。帰りも優先搭乗のような形で飛行機に乗ることができました。
・4000m付近までは樹林帯がありますが,それ以上は荒涼とした高山の風景になってきます。連日晴天に恵まれたのでヒマラヤの山々を堪能することができました。
・4000mを超えたあたりからは空気の薄さを感じるようになり,登るにつれてちょっと動いてもハアハアするようになりました。幸い私は高山病特有の頭痛等に襲われることはありませんでしたが,酸素不足は感じました。パルスオキシメーターでは最低で70%台になっていました。
・道中日本人の方に会うことは少なく,欧米系の方が中心のようでした。3パストレイルを歩いているというソロの日本人女性の方2人に合いましたが,うち一人はガイドもポーターもなしと言うことでそのタフさと笑顔に敬服しました。
・トレッキング中の費用は,宿泊費と食事を合わせて1日当たり5000ルピー前後を予定していれば間に合ったような感じです。
・今回もポーターは雇わなかったので荷物は全て自分で背負いました。およそ12kgくらいだったように思います。これくらいだとあまり負担にはなりませんでした。
・最終宿泊地のゴラクシェプは5000mを超える高地で,あるものを全て着ても寒くて大変でした。やっぱり防寒対策は大切です。
・3700m以上では,高山病対策として酒を飲みませんでした。症状が出なかったのはこの効果もあったのかも。でも,下山中から濃い鼻水,咳が出始め,ルクラでは激しい下痢も始まりました。カトマンズに下りてからはホテルで2日半寝込むことに。おかげでカトマンズ観光が全くできませんでした。残念。原因は不明です。家に帰ってから体重計に乗ったら5kg減っていました。
・いろんなことはありましたが,連日の晴天の下,エベレストを始めヒマラヤの数々の高峰を眺めることができて大満足の旅となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
すごいですねー😀!
到底登れるとは思えないけど、わたしもエベレストが見たい😀!!
さすがエベレスト街道,天候に恵まれたので圧巻の絶景を見ることができました。世界最高峰を間近に眺めることができて思い残すことはありません。
山歩きとしては難しいところもなく、①重荷(ポーターを雇えば解決)・②高山病対策(個人差あり)・③ネパール食への適応(個人差あり)・④約2週間の山歩き、これらを克服できれば、nichicoさんほど歩かれている方でしたら問題なく歩けます!(私は①~③で苦しみました)
機会があったら是非ご計画ください!
またどこかの山でお会いしましょう
絶景拝ませてもらいました。
コメントの文面は辛そうなとこもあったみたいですが、
写真はみな笑顔で楽しさが伝わってきます。
憧れではありますが、自分には絶対無理なので、
レコで行った気にさせてもらいます。
好天でなによりでしたね。
コメントありがとうございます。
まさに絶景でした。
nichicoさんにコメントさせていただいた通りで、LXさん行けます(きっぱり!)
様々な人のサポートのおかげで素敵な経験をすることができました
またお会いできる日を楽しみにしてます
そう、正しくはウッタルさんでした。
EBCの道中雰囲気にも、ワクワクしました!!
ふくさん、Kenさんの笑顔から、今すぐにでも行きたくなりました~🎶
うーん、ウズウズ…笑
無事にお疲れさまでした!
世界を旅しているたみぃさんですが、エベレスト街道はまだでしたか?
今回はとにかく天気に恵まれて、思う存分絶景を眺めることができました。さすがヒマラヤという感じです。間違いなく行く価値がありますので、ぜひ計画してみてください。
標高を上げるにつれ身体は悲鳴を上げていましたが、圧倒的なヒマラヤ山脈の山々が自然と笑顔にさせてくれました
ネパール、とても気に入りました!
たみいさんの海外レポ、楽しみにしてます
私も1月に行きます。どれほどのウェアを持って行くか思案中です。かなり寒いでしょうねぇ。
1月ですか。やっぱりかなり寒いと思います。
歩いている時より宿での夜の寒さがきつかったです。暖房はどこの宿も夕食時の食堂に入るだけなので。5000mを越えるゴラクシェプでは、トイレ用の水が完全に凍っていました。
どうぞよい旅を!
私は寒さに弱いほうですが、1月に行くとしたら冬山テント泊の衣類・寝袋を持っていきます(個人差はあると思いますが・・・)
楽しんできてください!
ありがとうございます。
宿でもかなり寒いのですね😱️
冬山テント泊、激寒ですね。
了解です。
そのうち行かれるような気がしてましたが
わー、やっぱり行かれたんだー❣️
と、ワクワクしながら拝見しました。
異国情緒も神々しい景色も素晴らしいですね💕
ヒマラヤトレッキングは憧れていますが
お二人の体力と行動力分けて欲しいです😅
ヒマラヤトレッキング、きっと大丈夫ですよ。これだけ歩かれているnamerachofさんなら体力的には問題ないと思います。高山病に関しては体質的な問題もあるので何とも言えないところがありますが。
それにしても、やっぱりヒマラヤは絶対に行くべき価値がありますからぜひ検討してみてください。
やっぱり行ってきました(笑い)
スキル的にはnichicoさんにコメントしたようにnamerachofさん問題ありません
中島台のレポは「憧れるのをやめてみました」でしたよね!
日本では感じる事の出来ない標高はなかなか辛そうですが、ヒマラヤの絶景が素晴らしいですね!エベレスト、是非ともこの目で見てみたいです😆エベレス含めて写真の山々のピークはどれも切り立っていますね〜🏔?🤩
コメントありがとうございます。
周りの山々はおっしゃる通りみんなすばらしく尖っていて、いったいどうやって登るの?という山だらけでした。こんな山に登っているアルピニストの凄さを改めて感じました。
おっしゃる通りで標高・食事はつらかったですが、連日好天に恵まれヒマラヤの絶景には圧倒されました
私たちは街道トレッキングでしたが、山岳ガイドを雇ったソロ日本人女性・ガイドなしのイタリア人グループなどは切り立ったピークに登ってきたとのことでした
私には到底不可能ですが、aohachiさんの身体能力があれば可能かと思います(どれほどの技術が必要かは不明ですが・・・)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する