比羅夫駅から晩秋の羊蹄山
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 1,972m
コースタイム
登山口 5:54
2合目 6:31
6合目 7:27
9合目 8:18
後方羊蹄山 8:57
旧小屋跡 9:53
9合目 10:04
6合目 10:29
2合目 11:04
登山口 11:27
半月湖 11:50
比羅夫駅 12:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2合目付近倒木あり。 |
写真
感想
午前4時半に起床し、5:22駅の宿比羅夫発。期待していた(恐れていた)ほどには寒くない朝で、予定通りの出発。本日の羊蹄山は、ヤマレコによれば倒木と雪の影響が多少あるとのことだが、実際にどの程度かは未知数。走りと歩きを織り交ぜ、登山道入口へ。羊蹄山には笠雲がかかっており、今後の天気が気になる。
今日は平日ということもあり、自分が一番乗りのようだ。紅葉で色鮮やかな登山道を進む。2合目付近の倒木での道迷いを心配したが、よくよく確認していれば、それほどの困難もなく、倒れた大木を乗り越え、難なく登山道に復帰できた。5合目からは道が白くなってきて、霜柱やつららもあった。7合目からは、少し滑るのでスパッツと軽アイゼン装着。登るにつれて積雪が増すが、歩くには支障のない程度。
9合を超えて1843mピーク手前の小火口でようやく太陽が顔を出す。早朝の笠雲はすっかり取れ、見違える青空と雪のコントラストが素晴らしい。また、太陽にあたると暖かさがありがたい。時計回りに火口を回るが、風が強い。最後は少し岩場があったが、難なく羊蹄山山頂に到着。
てんきとくらすの予報通り、結構風が強いので、火口とは反対側で休憩すると、太陽が暖かく、快適にソーセージパンとサラミをいただく。遠くには洞爺湖や駒ケ岳も見えた。少し時間の余裕がありそうなので、岩場道ではあるが、火口を一周することにする。ところどころ雪をかぶった岩場の道はわかりにくく、時折引き返して確認したりするものの、特に大きな迷いなく、山小屋跡に到達。ここからは、吹き溜まりになっているのか、膝下まである雪道歩きとなる。ゴアテックスのシューズにスパッツをつけているので、足元は濡れず快適。
無事に登ってきた道に合流し、ここからはペースアップ。軽アイゼンをつけていれば、均等に積雪のある道は、雪がない時よりも走りやすいかもしれない。軽快に7合目まで下り、ここで軽アイゼンを外す。石の上は滑りやすいものの、走れるトレイルで気分よく下り、コースタイム×0.7で設定した想定タイムの貯金が増える。
予定よりも1時間早く下山できたので、登山口近くにある半月湖によってみた。半月湖周辺の紅葉は今が見ごろで、とてもきれいな黄葉を楽しめた。また、湖畔に降りることもでき、先ほどまでいた雪をかぶった羊蹄山を見られたのもよかった。ここからロードを走って、電車出発の1時間前に比羅夫駅に到着した。
駅の宿の主人は親切で、チェックアウト後にも関わらず、ビールを売ってくれたり、インターネットを使わせてくれた。また、いろいろとおしゃべりもできてよかった。夏冬のシーズンには外国人でいっぱいになるとのことだが、今回はシーズンオフでのんびりすることができた。
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