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Yamareco

記録ID: 7486934
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ハイキング
甲信越

笠無・比志の塒 紅葉と冬枯れと午後の陽光

2024年11月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:38
距離
7.3km
登り
535m
下り
539m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:45
休憩
0:52
合計
4:37
距離 7.3km 登り 535m 下り 539m
10:59
43
11:42
43
12:25
12:39
17
12:56
12:57
29
13:26
13:32
9
13:41
14:05
59
15:04
15:11
25
15:36
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
増富ラジウムラインを北上し、左折して比志の集落に入り、集落を抜けるとそのまま林道に入ります。
舗装路で走行は問題ありませんが、狭いので慎重に。
登り詰めると大尾根峠で、道路脇のスペースに5台くらい駐車できそうです。
コース状況/
危険箇所等
全体的に踏み跡は薄く、登りは直線的です。さらに落ち葉が積もっています。
道標はほぼありませんが、赤テープは要所にあります。
岩場の通過もいくつか出現します。特にマークやロープ等はありませんので、ルートなど注意が必要です。

【大尾根峠〜比志の塒】
峠スタートの尾根登りですが、前半は岩場混じりの細かく急なアップダウンが続き、思ったより時間がかかる感じがしました。しかし、後半はゆったりしてスムーズでした。
分岐から比志の塒までは、緩いアップダウンのビクトリーロードです。

【比志の塒分岐〜笠無】
分岐まで戻って緩やかに下った後、岩稜帯があります。だいたいは左側を通ることが多いようです。
岩稜帯が終わると、一旦左側の尾根を少し下り、トラバースで正しい尾根に戻ってくるところがあります。ここは、稜線が岩場で直進できないために迂回しているのですが、左側の尾根をそのまま下ってしまう足跡が多くみられるので要注意です。
その後最低鞍部になり見晴らしの岩峰に向けて登り返していきます。岩峰は急登でした。

【笠無〜登山口】
全体的に緩やかな下りで、登り返しもなく、大尾根峠からの道より歩きやすいと思いました。途中岩場が一ヶ所あり、左側に道がありました。その後ススキの多い、新しい植林地の端を下り、最後に再び樹林帯に入って終了です。尾根を直進したところ、林道の擁壁に阻まれましたが、低めのところからいろいろ掴まって降りました。正解は尾根を少し右側にずれて下ると、擁壁が切れて着地できるようになっていました。
紅葉の林道を向けて峠までやってきました。駐車場所の正面の擁壁の切れ目が登山口です。
2024年11月15日 10:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 10:58
紅葉の林道を向けて峠までやってきました。駐車場所の正面の擁壁の切れ目が登山口です。
カラマツの新しい植林地の横を通り、尾根に上がってきました。
2024年11月15日 11:03撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 11:03
カラマツの新しい植林地の横を通り、尾根に上がってきました。
尾根の途中にある展望の岩場からの眺め。八ヶ岳ですね。
2024年11月15日 11:28撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 11:28
尾根の途中にある展望の岩場からの眺め。八ヶ岳ですね。
こちらは、甲斐駒ですね。今日は曇り予報なので、これだけ見られれば、とりあえず満足です。
2024年11月15日 11:28撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 11:28
こちらは、甲斐駒ですね。今日は曇り予報なので、これだけ見られれば、とりあえず満足です。
周囲の尾根も、低いところは、まだまだ紅葉が残っています。
2024年11月15日 11:33撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 11:33
周囲の尾根も、低いところは、まだまだ紅葉が残っています。
今が旬の木も、少しあったりしました。
2024年11月15日 11:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 11:43
今が旬の木も、少しあったりしました。
もうだいぶ葉が落ちていますので、いよいよ最後の紅葉です。
2024年11月15日 12:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:05
もうだいぶ葉が落ちていますので、いよいよ最後の紅葉です。
山頂稜線に着きました。ビクトリーロードですが、すっかり葉が落ちて、冬枯れの様相ですね。
2024年11月15日 12:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:18
山頂稜線に着きました。ビクトリーロードですが、すっかり葉が落ちて、冬枯れの様相ですね。
比志の塒に着きました。
2024年11月15日 12:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:25
比志の塒に着きました。
標識もありました。
2024年11月15日 12:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:25
標識もありました。
きれいな三角点です。
2024年11月15日 12:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:26
きれいな三角点です。
比志の塒は樹林に囲まれていますが、冬枯れになっていますので、樹間から甲斐駒が見通せました。
2024年11月15日 12:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 12:38
比志の塒は樹林に囲まれていますが、冬枯れになっていますので、樹間から甲斐駒が見通せました。
笠無に向けての稜線歩きは、ゆったりした道や、岩場など、変化があって楽しい道でした。見晴らし岩峰手前が、一応最低鞍部で、古い峠道の道型がある感じがしました。
2024年11月15日 13:13撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 13:13
笠無に向けての稜線歩きは、ゆったりした道や、岩場など、変化があって楽しい道でした。見晴らし岩峰手前が、一応最低鞍部で、古い峠道の道型がある感じがしました。
見晴らし岩峰に上がりました。なんと、予想外に晴れてきました!ここからは八ヶ岳の展望があって爽快です。
2024年11月15日 13:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 13:27
見晴らし岩峰に上がりました。なんと、予想外に晴れてきました!ここからは八ヶ岳の展望があって爽快です。
見晴らし岩峰を下って登り返すと、いよいよ笠無に到着です。
2024年11月15日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 13:41
見晴らし岩峰を下って登り返すと、いよいよ笠無に到着です。
ここもきれいな三角点でした。
2024年11月15日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 13:41
ここもきれいな三角点でした。
笠無の山頂部全景です。冬枯れの静かな山頂は、とても落ち着きます。
2024年11月15日 14:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:04
笠無の山頂部全景です。冬枯れの静かな山頂は、とても落ち着きます。
下山は比較的歩きやすいと思いました。この達石のあたりが唯一の小さな岩場。概ね岩の左側に道がついていました。
2024年11月15日 14:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:40
下山は比較的歩きやすいと思いました。この達石のあたりが唯一の小さな岩場。概ね岩の左側に道がついていました。
岩場を過ぎると、道は新しい植林地の横を通るようになります。植林地側にススキ、樹林帯側はマツで、足元にはマツの若木がたくさん。ここで広く展望が開けました。
2024年11月15日 14:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:47
岩場を過ぎると、道は新しい植林地の横を通るようになります。植林地側にススキ、樹林帯側はマツで、足元にはマツの若木がたくさん。ここで広く展望が開けました。
比志の塒から笠無の稜線も一望できました。
2024年11月15日 14:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:54
比志の塒から笠無の稜線も一望できました。
笠無の方を振り返ってみます。
2024年11月15日 14:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:54
笠無の方を振り返ってみます。
南の方にはススキの先に目立っている山がありました。斑山の方向??
2024年11月15日 14:57撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 14:57
南の方にはススキの先に目立っている山がありました。斑山の方向??
林道への正しい着地点です。尾根の先端から、車道に向かって右に少しずれたところ。尾根の先端あたりから、無理やり降りましたが、この擁壁の切れ目が正しい着地点のようです。
2024年11月15日 15:11撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 15:11
林道への正しい着地点です。尾根の先端から、車道に向かって右に少しずれたところ。尾根の先端あたりから、無理やり降りましたが、この擁壁の切れ目が正しい着地点のようです。
あとは、林道を歩いて大尾根峠に戻ります。林道の標高は1100mくらいなので、まだ紅葉が残っています。
2024年11月15日 15:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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11/15 15:21
あとは、林道を歩いて大尾根峠に戻ります。林道の標高は1100mくらいなので、まだ紅葉が残っています。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック(笛つき) 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる) ストック ゲーター ツェルト サバイバルシート

感想

週末に、諏訪周辺で所用があったので、せっかくなので前日に山歩きをセットにしました。残念ながら天気予報があまり良くはなくて、一日中曇りみたいな感じでしたので、それほど天候に左右されなさそうな笠無・比志の塒あたりに登ってみることにしました。それほど、展望が売りの山でもなさそうということで…。前日夜は雨模様で、朝のうちもまだまだ雨が残り、登山口に向かう途中も深く霧が立ち込めていましたが、まぁそれは想定内。比較的天気が回復しそうな遅め時間の時間に計画して、ゆっくりと出発です。

登りは勿論曇り模様。風も吹いていますが、最近の天候の流れで生暖かい風という感じです。ところが途中から予想外にどんどん青空が広がり、美しい展望や紅葉を楽しむことができました。実はポイントでは展望もいい山でもあったのでした。そして、前半の登りや登山口、そしてそこに向かう林道下は紅葉しており、稜線に出ると冬枯れと、季節感も満載です。コースは全体的に踏み跡が薄いのですが、変化もあって、とても楽しいものでした。そして、山里の雰囲気や静かな山の雰囲気が良くて、短くはありますが、いろいろ詰まった充実した山行でした。

比志の塒(ひしのとや)の「塒」は難読の漢字ですが、意味を調べてみました。「塒」は「とや」以外に「ねぐら」という読み方もあって、「鳥のねぐら・巣」という意味とのことでした。一方で、「鳥屋(とや)」と書くと、もう少しストレートになって、鳥小屋という意味になるようです。比志にある鳥や動物のねぐらの山という感じでしょうか?

No 530, 2024-63
比志の塒 甲州百山(あと31)
笠無 甲斐百山(あと50、こちらはやっと半分まで来ました)

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