紅葉終わった高見山と大天狗岩⇔桃俣から
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- GPS
- 04:03
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 949m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R369の掛の交差点(信号あり)を右折。(真っすぐ行くと曽爾高原) 御杖村内に入って採石場?を過ぎて少し走ると、橋の手前の桃俣口バス停 (待合所・トイレあり)のところを右折。 桃俣川に沿って上がって行くと8〜10台程停められる駐車場に着きますが わかりにくいかもしれません。 トイレもありますが、チョット気味悪いです。 登山ポストはありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口⇒天狗山 登山口からすぐ植林の中の急登が続きます。 一旦緩やかになり、尾根の南側を巻いて左よりに曲りながら少し行くと 支尾根に乗ります。 支尾根を登って行くと左にフェンスが現われ、右側には木の間越しに 「チラッ!」と大天狗岩やその先で天狗山が見えるところがあります。 天狗山の登りにかかると、少し急になりまた尾根の南側を巻いてその 先で5回ほどジグザグするとまた尾根に乗りしばらくすると巻道分岐の 標識に出ます。ここを直登すれば天狗山で左へ進むと巻道です。 天狗山の巻道は大変狭く傾斜も急なので要注意です。 もう少ししてからの積雪期は、雪が深くなると巻道は使わず天狗山に 上がってから台高尾根分岐に向かう方が安全と思います。 天狗山⇒高見山 天狗山から台高尾根分岐まで北尾根を上がって行きます。 台高尾根分岐手前で東側の展望が開け、高見山〜三峰山への主稜線と 振り返り気味に大洞山や曽爾の山々が眺められます。 ここからしばらく登ると高見山〜三峰山主稜線と北尾根との合流点の 台高尾根分岐に出ます。 ここを右折して主稜線を高見山へ上がって行きます。 途中の崩壊地の上部を通る時、崖際に寄りすぎないよう注意です! 高見山山頂のすぐ東にある小ピーク手前あたりから痩せ尾根となり、 木々も低く吹きさらしになるので強風時や降雨時は注意が必要です。 この小ピークから高見山方向に下りるところは急でロープがあります。 天狗山⇒大天狗岩 細い尾根を下って行き、途中尾根が分かれるところが2ヶ所あります。 1ヶ所目はわからず通り過ぎることが多いと思いますが、2ヶ所目は テープがあり左寄りに下りて行きます。 そして小さなアップダウンを2回繰り返したら大天狗岩直下(南側)に 着きます。 大天狗岩の上に上がるには、通常西側を巻くルートで北側へ回り込みます。 左(西側)に行くとすぐに左側が切れ落ちたロープ場で、道幅が狭く落ち葉が 積って滑りやすいので注意が必要です。 北側へ回り込むと尾根を南へ少し折り返してピークに着きます。 ここは、北方の鎧岳、兜岳〜倶留尊山、大洞山方面の展望があります。 ピークの少し先、大天狗岩の絶壁の上からは高見山から三峰山にかけての 主稜線の展望が拡がってます。 絶壁の上は狭いので、転落しないよう注意が必要です! 大天狗岩の直登は左の巻道には行かず、そのまま正面の5mほどの岩を 登ると背丈に近い密生した笹漕ぎが3mほどあり、それを抜けると次の 岩が出てきますが、ここは左側にしっかりした巻道がありこれを登ると すぐに大天狗岩の上に出ます。 ここの直登、下の岩場は注意すれば登れると思いますが、上の岩場は普通の ハイカーにはちょっとヤバいと思うので私も巻道を登りました。 登山道は、崩壊地の崖際と東にある小ピーク、そして大天狗岩の直登 以外は危険なところはありません。 ただ、この時期は落ち葉で踏み跡がわかりにくいところがあります。 |
その他周辺情報 | 曽爾高原の方へ走れば、曽爾ファームガーデンとお亀の湯があります。 お亀の湯 通常営業時間4月1日〜11月末日 朝11時→21時【最終受付20時】 12月1日⇒3月31日は冬時間になります 朝11時→20時30分【最終受付19時30分】 定休日 水曜日 水曜日が祝日の場合は営業 翌日が休み |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
2.5万地形図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホ)
モバイルバッテリー
筆記用具
常備薬
カメラ
熊鈴
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感想
先週、明神平から桧塚奥峰とヒキウス平に行ってまずまずの紅葉を楽しめた
ので、今週はもう少し標高を落としたらまた綺麗な紅葉が見られるのでは
ないか?と思い、どこへ行くか考えました。
標高1000mまでの山になると、植林帯の山が多くなるのでやっぱ1000m
越えの方が…。ということで高見山に決定。
しかし高見山は自然林であっても、1200m越えとなると紅葉にはもう遅い
のではないか!?との心配があったが、案の定 稜線ではほぼ終わってました。
高見山の上から見ると、700m〜800くらいが最盛期のように思いました。
北尾根はまだ幾分ましでしたが、やっぱり少し遅かったようです。
大天狗岩は以前通常ルートの西側を巻いて上がり、昨年は基部を東側から
北側に回り込んで上がっているので、今回は大天狗岩の左側を直登する
ことにしました。
大天狗岩南側の直下、通常ルートである巻道の脇、鞍部から見たら正面の
5mほどの岩場を登り、背丈近い密生した笹漕ぎをしたら次の壁が現われ
ました。ここには左側に普通の登山道のような巻道がありましたが、最初は
この岩場も登るつもりでいました。
でも下の岩場よりホールドが少なく小さい感じだったので無理せず巻道を
登りました。
仮にこの上の岩場を登ったとしても上部ではまた、密生した笹漕ぎだった
ようです。
このルート、上部岩場横に巻道があることを考えると登る人がそこそこ
いるんだろうと思います。
でも、下の岩場でも落ちればちょっとしたケガでは済まないと思うので
岩場が苦手な人はやめといたほうがいいと思います。
感じでは、鷲峰山の行場巡りの平等岩右のルートの方が怖かったように
思います。
なお、東側は基部の下までは踏み跡らしきものがありますが、その先は
全く無く切れ落ちた急斜面を岩や木の幹をつかみながら進むので、こっちの
東側を回って北側に出るのは危険なのと面白味も無いのでやめといたほうが
いいです。
最後に、私はstandard会員のため写真の月間登録容量は100MBなのですが
先週の明神平から桧塚奥峰とヒキウス平のレコで写真の月間登録量が97.3%
となり、今回のレコでは最小の80万画素であっても4〜5枚程度しか登録
できないと思ったので、50%にリサイズしてようやく17枚登録することが
できました。
ほんとはもっとたくさん写真を入れたかったのですが、そんなわけで少なく
なってしまいました。
次回は11月となり、また100MBになるので、今まで通り登録していきます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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こんばんは、sukanpo さん。
私も前に周回した時、大天狗岩へは直登り出来るのかな?
って少し思ったのですが、危険そうだったので、
止めておいた記憶が有ります。
巻き道を通らず登られたみたいですね、
上部にも巻道ですか、また今度行く時が有れば、
参考にさせて頂いて、挑戦してみます〜〜
御苦労様でした。
mildpapaさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
私も今まで大天狗岩の南側から「ここ登れるのかな?」と眺めてましたが、
右側のフェースじゃなく左端(鞍部から見て正面)だと木があってホールドも
大きそうで木も生えてたりするので、「なんとか行けるやろう!?」てな
感じでした
下の岩場の下部は木や草が生えていて登りやすいのですが、3mほど上がると
小さな木が少し生えてる裸岩になります。この木を掴むと抜けてしまうのも
あるので、ホールドをしっかり確保して登った方がいいです
岩はザラザラしていてフリクションは良く効きます
ここを越えたら、密生した笹漕ぎですが「こんなとこ通れるの?」みたい
でしたが、もう下りれないので突っ込みましたが、案外スッと通れました。
このあと、右側にまた岩場がありましたが、かなり危なそうだったし、
ハッキリした巻道があったのでそっちを登るとすぐに大天狗岩の上でした。
コースに変化をつけられるのと、やっぱりこういうところは面白いので
次回はぜひ登ってみてくださいね!
このコースは僕の登った反対からのコースになるんですかね、ほんと山には色んな登り方があるんですね!まだまだ初心者なんで勉強になります
写真拝見して以前登った感動がよみがえってきました。
今度は是非ご一緒できたらな、と思っています。
yamasurfさん、こんばんは。
高見山に登られるほとんどの方が、たかすみ温泉か杉谷からですが、コースと
しては絶対に桃俣からの方がイイです
今日も一人も会わなかったですが、なんでこんないいコースなのに人が少ない
のか不思議です!?
また機会があれば、ご一緒しましょうね!
その時を楽しみにしときますよ〜
sukanpo さん こんばんわ♪
高見山の山頂・・すっかり寂しい雰囲気になっていますね
本当に季節の移り変わりは早いです
気が付けば白い霧氷たな引く高見山に足を運ぶことになりそう
今日は風が強く寒かったでしょうね〜
multifloraさん、こんばんは。
天気は申し分なかったんですが、山頂は、もう冬がそこまで来ているような
寂しげな雰囲気プラス風がビュービュー唸ってて寒かったです。
高見山では紅葉は遅いかな!?と思ってて、鎧・兜も考えたんですが、
少し前に古光山に行ったので曽爾の山はやめにしましたが、multifloraさんの
レコを拝見させていただいて、「鎧・兜に行ったら良かったのに!」って
思いました。残念!
早ければ、高見山か明神あたりで霧氷が着きはじめ、そのあとは童心に
帰って前山の「ソリ遊び〜!」ですね
また、前山でお会いできるのを期待して真っ白な世界になるのを待ってます
高見山も山頂付近の紅葉は過ぎましたか・・。
紅葉はどんどん高度が下がってきていますね。
下部の方はまだ十分きれいですね
お得意のコースでの高見山山行、お疲れさまでした
s_fujiwaraさん、こんばんは。
いつもコメント、ありがとうございます。
高見山、もう少し紅葉が残ってると思ってたのですが、
ほとんど終わってて残念でした
でも、山頂付近から北側下の方の斜面を見ると、
ヒキウス平とは、また違った錦の絨毯を敷きつめたような
紅葉でとても綺麗だったです
さて次の週末はどのあたりまで下りて来てるんでしょうか!?
これを予想して、山に出かけるのも楽しいですね
低くても自然林が多い山は…??
sukanpoさん、こんばんは。
高見山の紅葉はもう終わりなんですね。
昨年の秋に山上ヶ岳に登った時に、高見山が真っ赤だったので
紅葉を見に行きたかったんですが残念です。
桃俣からはまだ登ったことがないので、一度挑戦しようと思います。
R369から行けるんですね。
そうそう、今回は山ではなくて、R369でニアミスしていたかも
しれませんね(笑)。
mechabiさん、おはようございます。
高見山の特徴的な形、特に東西から見ると天を衝くように尖がっているので
よく目立ちますよね!
この高見山、紅葉の一番いい時期に行ったことが無いです
でも、やっぱりこの時期はヒキウス平に行ってるでしょうね
桃俣からは、表(東吉野側)から比べると人が少なくて展望もそこそこ良くて、
自然林も多く、急登は最初だけなのでおススメです。
なので、無雪期に一度行かれて、そのあと雪が積もったらこのコースを歩いて
みてください。表と違ってほんとに静かな雪山ハイキングができると
思いますよ〜
登山口に下りてきた時間が、mechabiさんたちとほぼ同じ時間だったので、
ひょっとしたらR369を前後して走ってたかもしれないですね。
猛スピードで私のクルマを追い越して行った紺(やったかな?)のクルマ
もしかして?? って、ウソウソ! そんなクルマいませんでしたよ〜
sukanpoさん、こんにちは(^O^)
高見山は樹氷登山で2回行きました!
紅葉時はまた全然違った趣きなんですね(^.^)
山は季節によって、全く違う顔を見せてくれるので
何度行っても飽きませんよね(^_^)
chasseさん、こんばんは。
高見山の樹氷はイイですよね (^_^)v
ただ、難点は霧氷バスが走りはじめるとものすごく人が多いことです。
今回、名残りの紅葉を期待して行きましたが、もうほとんど終わってたので
ちょっと残念でした
でも、人がもっと多いのかなぁ!? と思ってましたが、山頂でもお一人にしか
会わず、桃俣コースでは誰一人として出会わなかったです。
なので、紅葉時期でも案外人は少なくけっこう穴場かもしれませんね。
夏は暑く虫もハンパないくらい多いのでちょっと気持ちが向きませんが
春・秋・冬はイイですね! 特に、やっぱり冬の樹氷でしょう!!
この冬は、桃俣から行ってみてくださいね!
人が少ない分静かですが、その分 時にはラッセルで “雪山に登った感” を
味わうこともできますよ〜
季節を変え、コースを変え、何度でも楽しんでくださいね
強風と寒さのなか高見山歩きお疲れ様でした。
何時もタイムと距離拝見させて頂いています相変わらず凄いですね。
25日私も台高山脈竜口尾根を歩いていましたが天候は強風で身の危険を感じるほどでした。
debianさん、こんばんは。
木枯らし1号の冷たい風の中歩いてきましたが、天気が良かったので
風裏になる日当たりのいいところでは、ポカポカして小春日和だったです
もっとゆっくり歩けばいいんでしょうけど、体力・筋力・気力の維持には
いつも前回より負担をかけて…。 と思って歩いてるのですが、最近は思う
ように身体が動かんようになってきました
台高の竜口尾根、大蛇瑤ら眺めると正面に壁のように見えてるので歩いて
みたいと思ってます。
行く時は、debianさんのレコを参考にさせてもらいま〜す
コメント、ありがとうございました!
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