大朝日岳(古寺鉱泉から往復)【日帰り】
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
10:30着:一服清水
11:10着:三沢清水(水枯れています!)
11:35着:古寺山
12:45着:銀玉水
13:20着:大朝日岳
16:25着:古寺鉱泉
天候 | くもり時々晴れのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り:行きの逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(古寺鉱泉〜古寺山) 比較的一定の斜度の登りなので、比較的登りやすいです。 下りは落ち葉がたくさんでちょっと歩きにくいです。 (古寺山〜大朝日岳) 視界が開けて歩くのに気持ちがいいですが、風の影響をもろに受けます。 ところどころ片側切れ落ちているところがあるので、これからの季節で霜がかったり雪に覆われたりした場合には、一部危険になる可能性はある気がしました。 |
写真
感想
先週は近場の高尾山エリアでしたが、今回はちょっとした遠征。
山形県の朝日連峰に行ってきました。と言ってもスケジュールの都合で、
9時30分スタートで「日帰り」ができるところに限られてしまうため、
古寺鉱泉から大朝日岳までの往復となります。
マップタイムで行けば、9時間35分の道のり。
"秋の日はつるべ落とし"って言うし、
できれば明るいうちに帰ってきたいところ。
という事で、今回は「ちょっと早く歩こうハイキング」企画にしました。
揃ったメンバーは私の知る登山仲間の中でも屈指の俊足メンバ‐達。
Juhani、Aaron、Simon。
企画をしておきながら言うのもなんだけど、企画時にはどうなっちゃうんだろう、大丈夫かな、
常識外れていないかな、山のルール違反かな、とか色々考えちゃって、超不安に。
実際に周りの人からも、多少心配の声も上がりました。
確かに、初めての山でマップタイム以上のスピードで予定を組むっていうのは
良くないかもだけど、参加メンバーを見れば何だか安心。
(どちらかというと、暗くなるとか、マップタイムとかそういう事より、
私自身がこのメンバーについて行けるかという所が心配で、
日帰りなのにすごく軽量化に力を入れました!)
そしてお天気。
前日までの予報ではそれほど期待でき無さそうでしたが、
当日の朝はところどころ青空が広がっていて、案外いい天気。
(ここにきて日焼け止めを忘れてしまってちょっと後悔^_^;
何と他の3人も持っていないというし・・・^_^; )
まぁ、今回はお肌のケアとかは一切忘れて、山歩きを楽しむ事にしよう!
と開き直ります。(母が知ったら、またひとつ溜息が増える事でしょうw)
結局天気は1日を通してめまぐるしく回っていたので、
良いとも悪いとも言えない感じでした。
登山道は一部の本には「急」と書いてあるし、人からも大変と聞きましたが、
全体的にはなだらかな登りで歩きやすく、それほど辛い思いはしませんでした。
登山道自体も踏み跡がしっかりしていた道幅も充分。
途中に水場もあるので、少し安心。
(ただ、三沢清水は水が出ていなかったので要注意!)
多少のアップダウンはあるものの、長くは続かないため気持ち的に余裕も生まれます。
「大変」のイメージばかりが先行していたせいか、歩いていると、
「いつの間にかこんなに来ていた」という感じでした。
古寺山から先はこれから向かう先の稜線が一望できます。
山脈の中の一筋のトレイル。こういうの、大・大・大好き。
ただ一つ除けば。。。問題は風!!
この日の風速20m前後で気持ち良く歩けたと思うと、
めちゃくちゃ強風が襲ってきてよろけさせられます。
完全に気を抜くと、転ばされる可能性もあるので、ちょっと構えながら歩きます。
「もぉー、風やだぁー」とか言ってはみるものの、でも実際心の中ではちょっと楽しんでました。
冬になって雪山でこの風だったら、身の危険も感じるし厳しく辛いだけだけど、
秋の肌寒い位の気温での強風であれば、自分自身の重力が一瞬ふわっと浮くのが
自然の力ってすごいなって感心してしまいます。
冬前の束の間の楽しみっ。
他の3人は、いたって冷静(笑)
これくらいの風では大げさな反応は見せません(笑)
そして避難小屋着。
どうやらここはバイオトイレが小屋内に設置されているようです。
とりあえず荷物を置いてあとは山頂まで10分のお散歩。
私達だけで山頂独占でした(#^.^#)
風が強い分、雲の動きが早いので視界が閉ざされたり開けたりと変化に富みます。
たっぷり楽しんだらまた小屋に戻って、外でランチ。
腹ごしらえの後は下山。
帰りは小朝日岳を通ろうかという案も上がりましたが、空模様が怪しかったので、
このまま帰りも巻き道を使用します。
(我らの気象予報士、Aaronが雨雲レーダーでしきりに天気をチェックしてくれました。)
古寺山から先はひたすらの下りです。
登りの時にあまり急じゃなかったから、帰り楽かもと思っていたのですが、
この時期ならではの落ち葉の障害物。これはなかなか厄介で、
落ち葉のすぐ下には石ころや滑りやすい道、時には穴や水たまりなどの罠づくし。
その罠にかからないよう(かかったけど)、慎重に進みます。
さらには雨が少しぱらついてきて、余計に滑りやすい状況。
こういうちょっと厄介な場所では先頭がちょっと嫌なので、私は息をひそめて、
SimonとJuhaniにおまかせです(笑)
そして少し急ぎ足で下ります。
黄色い紅葉が多くなってきたなーと思う頃に、古寺鉱泉の登山口に到着。
車に戻った途端、雨粒が大粒に変わりました。
歩く時間やスピード、日の長さ、気象条件など心配事が多かったけど、
結果的に普通の登山と同じような感じで終える事が出来て、ひとまず安心安心。
この日の夜はぐっすり熟睡が出来ました!
おしまい。
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