乾徳山 〜大平牧場から
- GPS
- 04:52
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 792m
- 下り
- 787m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂近くの鎖は、力が必要なところがあります。 |
その他周辺情報 | 登山口に開放的なトイレ。紙はないようです。 |
写真
感想
先週末に続いて、好天の予報。深夜には木枯らし一番が東京で吹いたとか。相方は残念ながら膝の故障で今回不参加となってしまったが、グループに誘われて、今回は5人の少人数パーティで、山梨の200名山の乾徳山が予定された。
高校時代の友人がfacebookで乾徳山を訪れており、行きたかった山だ。リーダーの計らいで、今回は大平牧場からの少し短いルートとなった。駐車場までは舗装された狭い林道で、片方は谷底まで杉林。自分では来られそうにない道だった。
駐車場に到着すると、おばあさんがゆっくりと来て、ナンバーをチェックして駐車場代800円を徴収していった。トイレに行くと、快晴の青空を背景に乾徳山が山頂まで見えている。
枯れたワラビの大群落の牧場を過ぎる。富士山がいきなり見える。やはり、日本一の富士だ。紅葉終盤の広葉樹林に入る。林道をショートカットしながら登るが、落ち葉が多くて踏み跡が不明瞭だ。
徳和ルートと合流する。子供連れのグループと出会う。左手に富士山が見え隠れする尾根歩きとなる。時々強い風が寒い。いきなり、広い茅の原に出る。扇平という場所だ。月見石から絶景を撮影する。
再び樹林に入ると、落ち葉が減り、岩の道になっていく。名前の付いた奇岩、大岩がある。そして、いよいよ岩登りが始まる。杖をしまう。距離は長くないものの、スパッと切れ落ちたところもあり、幅50cmほどの廊下もあり、少し肝が冷える。
手強い鎖場は2か所。カミナリ岩のところと、山頂直下の垂直に近い壁だ。カミナリ岩では2本の鎖があり、好きな方を登る。層状の岩なので、足場はしっかりしていた。
さて、噂の山頂直下。足をかける隙間もない下半分の壁では、鎖に頼る必要がある。狭い山頂に着く。富士山が裾からよく見える。前山に隠されていない富士山はやはり美しい。南アルプス、金峰山など知った山々が見える。
快晴で、絶好の展望日和。
しばらく山頂を楽しんだ後、迂回路のはしごを下る。多くの人が山頂を越えて水のタル方向へ行くため、登りの人を待たせてしまった。ごめんなさい。
山頂に近い富士山を前にした広場で、お昼の宴会となる。陽だまりで富士山を見ながら食べるお昼は最高だ。と、突然の突風が吹きあげる。必死になって食べ物を抑えるが、自分の持ったコップからココアが飛び散った。
下山は快調だった。再び、扇平で最後の絶景を楽しんだ後、国師ヶ原へと下る。交差点で休憩後、大平方面へ向かう。
山頂近くで、カメラのレンズキャップを失くしたことに気づいた。諦めていたが、登山口付近で、富士山を撮った場所に落ちていた。戻ってくると思わなかった。
午後の少し物悲しい木漏れ日を楽しみながら下ると、山は紅葉の色を増していた。
乾徳山の名前を冠する、恵林寺を拝観して、帰った。
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