秋山二十六夜山〜晩秋の里山で地図読み山行〜

2024年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 5.5km
• 登り: 479m
• 下り: 544m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 0:49
• 合計: 4:22

10:03 スタート地点
11:43 11:48 明星平
12:04 12:05 分岐
12:18 13:01 二十六夜山
14:21 下尾崎バス停
14:25 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

🔳往路
東伏見++国分寺++高尾=[taxi]=局前BS

・上野原発秋山郷行きバスは8:43発1本のみ（9:25浜沢バス停着）
・上野原駅8:30集合としていたが、自宅最寄りの鉄道である西武新宿線が線路内立ち入りとかで10分遅れ。結局これが影響して高尾駅で1分差で乗れず。やむなく高尾駅から秋山・局前BSまでタクシーで駆けつける羽目に（総額17000円涙）。
なお、「局前BS」の”局”とは秋山郵便局のこと。

🔳復路　下尾崎BS=上野原++国分寺++東村山[志村けん銅像見学・反省会]++東伏見

・下尾崎BSから上野原駅BSまでのバスも14:55下尾崎通過の一本のみ。しかも11月一杯で季節の運行が終了するので注意が必要。

コース状況／危険箇所等

問題がない
頂上付近は平坦で迷う可能性あり。
特に二十六夜塔の辺りは下る場合注意。尾根の右側をトラバース気味に下ること。

その他周辺情報

上野原のバスは朝１本だけ。
下尾崎BSから上野原駅へのバスも一本だけで、かつ11／末で終了なのでくれぐれも注意。

写真

11/23 9:29

局前のBSよりスタートです。

11/23 9:37

ーダーは電車の遅れで、高尾からここまでタクシーでの優雅なご出勤。

11/23 10:04

局前バス停ということで、目の前には秋山郵便局が。意外にでかい建物。

11/23 10:05

「秋山にともるほたるの光」。わかるけど、どうしてボウリングのピン？？

11/23 10:07

新日影橋を渡り山すそを走る林道へ

11/23 10:07

この上の方に林道があるはずだが…・

11/23 10:16

林道沿いに行って今日は地図読み山行なので、四等三角点を探す…「おかしいなー」「このあたりにあるはずだが」。結局発見できませんでした。どうも廃点になっていたようです。

11/23 10:19

四等三角点「浜沢」の点の記も見ながら探しましたが…・。

11/23 10:28

林道にはこうして獣を避けるためのゲートがありますが手で開けることができます。良い子はきちんと閉めましょう。

11/23 10:31

民家の軒先といった感じのところに仏さまが。

11/23 10:31

ここから登山口となります。それにしてもイイ天気だぁ。

11/23 10:53

頻繁に地図をみて現在地を確認します。

11/23 10:57

いい色です。秋色。

11/23 11:00

おいおい、意外に急だなー。

11/23 11:12

少し傾斜は緩んだかな。

11/23 11:15

尾根を合わせるところでは現在地の確認を

11/23 11:29

露岩が二か所ほど。気を付けて

11/23 11:43

ここは明星平。右のトラバース道を行くと三日月平。尾根上を直登すれば二十六夜山へと導かれます。それにしても「明星」や「三日月」、そして「二十六夜」。「月待講」に因む地名が多いですね。

11/23 11:43

分岐を地図で確認中。当たり前か。

11/23 11:43

ということで証拠写真を。

11/23 12:05

樹の間ごしに遠くの山並みが見えます。

11/23 12:10

平坦になりました。

11/23 12:11

ということでパチリ。あれ？ひとりいない。

11/23 12:14

やがてピークへの分岐

11/23 13:01

頂上だ〜！

11/23 12:18

三等三角点「高が子」。二十六夜山と呼ばれる前は、この山は「高ヶ嶺山」と呼ばれていたらしい。その”高ヶ嶺”が”高ヶ子（たかがね）”という点名として残っているのだろう。

11/23 12:21

三角点と標柱。静かな山ですが、誰もいないと思ったら、登りでワンちゃんを連れたソロ、頂上直下で女性の二人連れ。さらに頂上におひとり。結構人気の山なんです。

11/23 12:21

頂上の向こう側（東側）はなだらかで休むのにはもってこい。

11/23 12:35

食事をしながらおしるこを作る。う〜うまそう

11/23 12:28

すぐに軟らかくなるお餅も入れました。まいうー！

11/23 12:36

おしるこ乾杯〜！

11/23 12:39

ついでに塩気も。おせんべい。

11/23 12:55

三角点たぁっち

11/23 12:56

証拠写真。あれ？ひとりいないぞ？

11/23 13:04

二十六夜の月待ちの塔を訪問。平安時代から続く月待ち講。この石碑は明治22年に建立された。無病息災と養蚕の神さまです。

11/23 13:39

紙の地形図をジックリと見ながら進みます。尾根から沢へ下るポイントはフミアトもあり、要注意ポイントです。

11/23 14:03

シカかな

11/23 14:05

麓も近い。沢を左岸から右岸にわたるところは、地形図には橋の記号がない（省略）が、実際にはしっかり橋があることを実際に確認。

11/23 14:08

これがありましたが右岸通しに赤テープもあり直進しました。

11/23 14:08

ツワモノどもが夢のあと

11/23 14:08

ここを下って

11/23 14:13

青空が迎えてくれました。

11/23 14:18

ご機嫌の里山風景

11/23 14:18

バス停までブラ歩き。

11/23 14:19

黄葉。

11/23 14:23

二十六夜山の説明。眺望が効くとあるが実際には樹林に囲まれて…。

11/23 14:24

森がきれい。

11/23 14:25

下尾崎のBSに着きました！

11/23 14:25

バス時刻表とは言っても実質一日一本。おまけに上りの14：55は11月でおしまい。地元民はやはりクルマ主体だろうか。
やがてバスがやってきました。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

iPhone 15 Pro Apple

感想

Junjapa

■山行記録
NMCの募集山行で「秋山二十六夜山～地図読み山行を兼ねて～」に行ってきました。
ご機嫌な仲間が全部で6人。
上野原駅集合としましたが、自分は最寄りの駅で電車が遅れていることを知ります。
もともとつながりが厳しかったことで、朝1本しかない上野原のバスには間に合わず、リーダーだったこともあって高尾駅からタクシーを飛ばす羽目に（泣）。
秋山の谷あいの「局前」BSまで17000円の出費となりました。

局前から上の高田林道という未舗装の林道にあがり、そこから地形図に記載のある四等三角点を訪ねました。あらかじめ「点の記」を持参して三角点のあり場所は特定できていたのですが、抜かれていたか（最近は四等三角点は国土地理院の方でも抜点（ばってん）しているケースが多いそうです）土に埋もれていたかで発見することはできませんでした。

二十六夜山は低山で標高差も600mほどですが、最初の登りは厳しい。
別荘地の中はーはー言いながら登りやがて尾根上をたどることになります。
二カ所ほど岩場があって気を付けて登ると、明星平で三日月峠への道を分けます。
振り向くと青空の下に遠くの山々が樹々を通して望めます。

やはりこういう低山は秋から冬に限るね。夏なら展望はないし暑いから大変だなどと言いながら登ります。

途中わんちゃんを連れたソロをやりすごすと、平坦になり二十六夜山の分岐から頂上へ。2人の女性ともスライドし、このような山奥の低山でも結構人が来ているんだと感心します。

頂上は三等三角点「高ヶ子」（たかがね）。以前はこの山は高ヶ嶺山（たかがね）山と呼ばれていたが、月待ち講が陰暦の一月と七月の26日に行われるようになって、いつしか二十六夜山と呼ばれるようになったとか。

頂上でお昼とし、お楽しみのお汁粉を楽しんだあとぽくぽくと下尾崎BSまで東の尾根を下りました。

歩きやすいジグザグの道を尾根から沢へ下り里に出ると秋の陽が静かに降り注ぐ下尾崎のBSとなりました。