音羽山から醍醐寺、随心院、勧修寺、毘沙門堂、翌日東山界隈の紅葉

2024年11月23日(土) ~ 2024年11月24日(日)

• GPS: 07:10
• 距離: 24.1km
• 登り: 912m
• 下り: 952m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:09

7:28 ＪＲ大津駅
8:13 8:14 鶴の里の展望ポイント2
8:44 8:46 音羽山
9:00 牛尾山
9:13 9:19 牛尾観音
9:24 9:25 桜の馬場
10:01 高塚山
11:08 女人堂
11:20 醍醐寺総門
12:23 小野駅（京都市営地下鉄）
13:40 13:41 山科駅
13:59 14:16 毘沙門堂
14:36 14:37 山科駅
14:37 ゴール地点

予報的には土日とも良くなさそうだったが愛宕山に登る予定で京都に向かうと、京都駅より北側は黒い雲に覆われていた。南側を見ると晴れているので奈良・明日香に行くには遠回り過ぎなので音羽山に登り、下山後醍醐や毘沙門堂など山科の紅葉の名所に行こうと大津駅に変更した。

しかし、音羽山が雲の下で遠く愛宕山が晴れていたのでしまったと思う。せっかくのビューポイントが映えないのでがっかりしつつも、牛尾観音、高塚山を通り、醍醐寺へ。この後は概ね晴天で映える写真も色々取ることができた。

翌日も朝から晴れ間が有ったので京都東山のいくつかの紅葉スポットを散策。

天候

晴れ時々曇りなのか曇り時々晴れなのか、場所時間によって色々

アクセス

利用交通機関：

電車

大津、山科

コース状況／危険箇所等

大津から音羽山までは歩きやすい道、山上の東海自然歩道も歩きやすい。高塚山から醍醐への登山道（下山）では一部区間石がゴロゴロで痛くて歩きにくかった。醍醐からは舗装道路・車道で、その区間の方が長い。

その他周辺情報

山中には何も無し。途中、牛尾観音に観光用トイレがあるらしいがわからなかった。醍醐寺、随心院、勧修寺、毘沙門堂は有り。幹線道路沿いの商業施設でトイレや買い物可能。

写真

11/23 7:52

大津ルートの登山道は歩きやすい。左手の木々の隙間から大津の街並みや琵琶湖が見えたりする。右は東海自然歩道の尾根や逢坂山の尾根が見えたりする。ここは、裏が白い大きな葉が道を埋めている。

11/23 7:57

大津駅では曇天でポツポツだったのが、日差しが出て来た。

11/23 7:59

このルート色付きは殆どなかったが、黄色の木。

11/23 8:13

鉄塔がある展望所に来たが、曇天になってしまった。この後山頂までずっとこんな感じ。

11/23 8:14

もう少し上流側。

11/23 8:16

ここで赤色が少々。

11/23 8:40

東海自然歩道に合流しての黄葉。

11/23 8:43

山頂到着。ここは曇天だが、京都市街より西は晴れている。今日は愛宕山に登るつもりでいたが、そうした方が天気的には正解だったろう。

11/23 8:47

定番のビューだが、曇天だと映えない。

11/23 8:48

南側の田辺とか奈良方面は雲が無い模様。高圧線はこの地域最高峰の西千頭岳に向かう。

11/23 8:50

山頂を去りすこし行くと大津側の展望有り。やはりどんより。

11/23 8:54

ここは黄色が良い。

11/23 8:56

音羽山山頂からの高圧線の中継鉄塔。なんか、山頂は晴れている。10分程度の違いなのに。

11/23 9:01

牛尾観音の方に下りて行くと日差しが良い感じ。

11/23 9:22

牛尾観音付近の紅葉。

11/23 9:25

下の駐車場（桜馬場）の紅葉。

11/23 9:26

山道に向かう橋を渡ってもう一枚。

11/23 9:31

すぐに山道に入ると「苔滑洸（こけこっこう）」の滝。

11/23 9:51

しばらく進むと黄色い葉。

11/23 10:00

高塚山分岐から高塚山へ向かう。ここは展望ベンチ。

11/23 10:01

三角点と山頂プレート。

11/23 10:03

ここから醍醐に下りる。黄色い葉。

11/23 10:22

ゴロゴロ石の区間が何か所かある。醍醐へ下る道は参道を除けば、横嶺峠からの未舗装府道の下りだが、そちらの方が石の状態は酷い。尾根の左が醍醐山。正面の尖がり山は？教えてプリーズ。

11/23 10:36

後半は道が結構分流・合流するがどれを選んでも降りられる。

11/23 10:37

愛宕山の展望。右側の急な尾根が竜ヶ岳。その左のピークが地蔵山。

11/23 10:48

長尾天満宮を抜けて醍醐寺三宝院の横まで来た。あの尾根から下りて来た。

11/23 10:52

仁王門から入山する。醍醐寺内の紅葉。

11/23 10:53

仁王門を振り返っての紅葉の様子。

11/23 10:56

国宝五重塔。

11/23 10:56

紅葉と五重塔。

11/23 10:56

少し引いて。

11/23 10:59

奥に進んで行く。

11/23 10:59

祖師堂の先辺り。

11/23 11:00

巨石を使った庭園。

11/23 11:02

赤と黄色。この横は観音堂になるが、醍醐寺は西国三十三所の十一番であり、観音様自体は山上の准胝堂だが焼失しているし、登るの大変だから下で御札が出る。

11/23 11:06

弁天堂の池。

11/23 11:07

弁天堂の橋。

11/23 11:08

無量寿苑は真緑。

11/23 11:19

三宝院の唐門。右の紅葉は真っ赤だが、カメラの色調整だと暗くて鮮やかさが消える。

11/23 11:39

暫く車道を歩き、随心院へ。この地域は小野と言い、小野妹子、小野小町、小野篁などの一族の土地。これは文塚。

11/23 11:44

小野小町の百人一首の歌碑。「花のいろは〜」
深草少将の百夜通い（ももよがよい）も有名。

11/23 11:44

紅葉は余り赤くないが、傘を使ったデコレーションが良かった。

11/23 11:49

随所に傘が飾られている。

11/23 11:49

室内の様子。多くの部屋の襖絵の間は撮影禁止だが、ここはOK。

11/23 11:54

傘の部屋。能の間と呼ばれる。

11/23 11:55

とても綺麗。これは「極彩色梅匂小町絵図」で、小野小町の生涯が4面にわたって描かれている。

11/23 11:56

本堂。本日は、ご本尊の如意輪観音の公開。釈迦三尊像や薬師如来など内陣公開。

11/23 12:06

この庭園にも傘。

11/23 12:07

小町堂。

11/23 12:07

内部をアップ。

11/23 12:18

小町化粧の井戸。この井戸の水を使い化粧をしていたと伝わる。

11/23 12:18

井戸の周りは竹林。

11/23 12:34

また歩き始め、勧修寺へ。真言宗山階派大本山。醍醐天皇による開基の門跡寺院。

11/23 12:35

庭園に向かう。

11/23 12:35

宸殿の横を進むが振り返って高塚山。

11/23 12:36

水戸黄門の灯篭。

11/23 12:39

宸殿の横から高塚山。

11/23 12:41

氷室池に面して楼閣風の観音堂。

11/23 12:44

宸殿を覆うような紅葉。

11/23 12:45

宸殿は明正天皇などの旧殿を下賜。

11/23 12:48

植え込みの花。

11/23 12:56

続いて毘沙門堂へ向かうが、結構長い。名神高速道路を越えて山科川に沿って北上する。

11/23 13:48

かなり歩いて、琵琶湖疏水を越える。

11/23 14:09

毘沙門堂到着。天台宗の門跡寺院。

11/23 14:11

本殿横から内部の紅葉の様子。

11/23 14:11

カエルがいる。

11/23 14:17

薬医門。

11/23 14:18

下の広場の紅葉。

11/23 14:19

青空に映える。

11/23 14:21

仁王門への階段を斜め横から。

11/23 14:21

もう一枚。

11/23 14:28

琵琶湖疏水に戻り、トンネル前のアオサギを見ていたら遊覧船が通る。サギは右手でかしこまっている。

11/23 14:32

諸羽神社。通称四の宮。京阪駅の名前になっている。

11/23 14:33

黄葉の様子。

11/24 8:46

翌日、東山祇園界隈の紅葉チェック。四条大橋から鴨川沿いの街路の様子。

11/24 8:54

祇園甲部。

11/24 8:56

建仁寺。

11/24 8:59

これは綺麗。

11/24 9:01

西来院門前の紅葉。

11/24 9:05

安井金毘羅の紅葉。

11/24 9:06

縁切り縁結び碑（いし）。

11/24 9:07

東山通りを渡る前に八坂の塔と紅葉のアップ。

11/24 9:10

八坂の塔。

11/24 9:12

反対側から。この時間、かなりの人ごみ。

11/24 9:14

二年坂から高台寺の様子。

11/24 9:17

高台寺から八坂の塔。

11/24 9:18

高台寺には入らず、外側から。

11/24 9:19

もう一枚。

11/24 9:24

円山公園は色付いてない。

11/24 9:26

知恩院前の黄葉。

11/24 9:28

知恩院黒門の紅葉。

11/24 9:31

青蓮院の横の公園。

11/24 9:35

岡崎に到着。疎水横の紅葉。

11/24 9:36

同じ木を京都市美術館をバックに。

11/24 9:40

南禅寺に向かう。

11/24 9:40

八千代や菊水など料亭の紅葉も素晴らしい。

11/24 9:41

菊水前の黄葉。

11/24 9:42

黄色の針葉樹ということは、カラマツ？

11/24 9:43

門に向かう。

11/24 9:46

天寿庵。

11/24 9:46

もう一枚。

11/24 9:47

三門。

11/24 9:48

ここの木は毎年色付きが良い。

11/24 9:48

別角度から。

11/24 9:51

野村美術館。

11/24 9:53

永観堂へ。

11/24 9:53

拝観はしないが外からでも綺麗。

11/24 9:55

しかし、大部分の木は緑。赤い木が増えて来ていてグラデーションを楽しむという感じ。

11/24 9:58

牧護庵あるいはその隣家の紅葉。

11/24 9:59

牧護庵の庭園。中には入れない。

11/24 10:02

金地院の入り口の紅葉。

11/24 10:03

何有荘入口。入れない。この後、蹴上駅へ。

撮影機器：

DC-FZ85D Panasonic

感想

mars_et_soleil

音羽山山頂は曇天で琵琶湖ビューも灰色で色無しの世界であったが、この山頂への登山は過去曇天は半々位だったと思う。山頂はやや寒いが、歩き続ける限りはそれほどではない。山頂でも短時間の滞在で歩き続けたので寒いこともなかった。醍醐寺に到着後は暑くも無く寒くもなく良い感じ。

醍醐時以降の紅葉は真っ赤ではないものの、真緑ということもなく、グラデーションを楽しめた。随心院は小野一族の土地の中心だったらしく、小野小町ゆかりのものが色々あった。妹子は奈良が本拠だっただろうからここにはいなかったのかな。勧修寺は名前は知っていたが行くのは初めて。毘沙門堂は紅葉の季節は久しぶり。

晴れたといは言え、曇って日差しが途切れるとこも多く、写真の出来もその光によってだいぶ差が出ている。翌日もそんな感じで、京都東山のいくつかの紅葉名所も見事な写真も暗めの写真も混交。朝から人出、特にインバウンド観光客は多かった。

紅葉は来週はOK、再来週もそれなりにと予測するがどうだろう？