乾徳山旗立岩

2024年11月24日(日) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 7.8km
• 登り: 804m
• 下り: 804m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:53

距離 7.8km 登り 804m 下り 804m

7:16 スタート地点
7:18 大平牧場駐車場
7:30 7:38 乾徳山登山口（大平高原側）
8:15 国師ヶ原
8:19 8:20 高原ヒュッテ
13:13 13:26 乾徳山
13:37 13:49 髭剃岩
14:03 扇平
14:08 14:10 月見岩
14:54 14:57 乾徳山登山口（大平高原側）
15:08 大平牧場駐車場
15:09 ゴール地点

天候

快晴。日陰は寒い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大平牧場の駐車場をお借りした（￥800／1日）全部で50台以上駐車可能か、早起きのようで地主さん早朝に出て来て先に支払い。道は舗装路だが狭くてすれ違いは難しい区間が続く。徳和の駐車場なら少しだけ遠いけど無料。

コース状況／危険箇所等

　懸垂下降を使わない下からのアプローチは歩くのは楽だったが、鹿道はあっても人の踏み跡は無く携帯を使ったので紙の地形図だけでは迷うと思う。
　取り付きも目立った残置等は無く、懸垂下降でのアプローチで岩伝いに進むのと違い岩場の全体像が分からなかったので人の記録の写真と見比べて確認。
　紙のトポを使うなら懸垂下降で、携帯で記録を確認しながらアプローチするなら下からが行きやすいか。
　岩は動くものも多いのは何処も一緒だが思ったよりは安定していた。ビレイポイントは基本岩にスリングかカム併用。
・1ピッチ目はハーケンが目立ち(腐れ浅打ちもあり)、カムが使える場所は少ない。グレード5.6とあるが、�后櫃汎韻犬覆里亡困┐謄妊轡泪襯哀譟璽匹砲靴燭里浪晋痢�。グレードより悪いとの声が多いのはその辺り関係してそう。一部記録で見たほどに悪い場所も無かったけれど5.8とあっても文句は出無さそう？。ハーケン3本との記録の場所はどこだったのだろう。。
・2ピッチ目は傾斜も緩くなりカムが使える場所も増える(フォロー)
・3ピッチ目、カムが使える場所も多く登りやすい。ボルトハンガーを過ぎて登山道直前の岩にスリングで支点構築すると登り終えてすぐロープとギアを片付けられる。
　太平牧場から乾徳山の登山道は古い山と高原の地図には記載が無く、林道と交差していたりするので下山時は無心に歩いていると徳和へ向かってしまいそうになる。

その他周辺情報

温泉や食事処はそこそこあるが早めに閉店する店が多い感じ？
めん丸で味噌ラーメンを注文、栃木発祥のチェーン店っぽい。何を食べても大概は美味しいと言う人間なので評価はGoogleマップへ

写真

11/24 7:24

気温−2℃。寒くて眠いし、少し車中でゴロゴロしてからの出発。早く太陽当たってくれ

11/24 8:01

下からのアプローチなので尾根道では無く林道へ

11/24 8:15

日向は暖かくなってきたが日陰には元気な霜柱が

11/24 8:16

高原ヒュッテは奇麗で立派。宴会目的の人も来るようだけど大切に使わせてもらおう

11/24 9:04

適当にここから尾根を登ってみた。少々急峻な場所はあるが灌木もしっかりしていて悪い場所は無い

11/24 9:19

少し右方向にずれているかと思ったらピンクテープ発見。誰かも通ったルートか

11/24 9:26

傾斜が緩くなる手前で岩場が見えた。落葉の季節は見通しが効いて有難い。緩傾斜になったので適当に岩の方向へトラバース気味に進む

11/24 9:40

またピンクテープ。懸垂下降からのアプローチと合流したか？

11/24 9:47

岩峰の見える左側へ、ピンクテープからルンゼを上がる

11/24 10:31

残置のビレイポイントでもあるかと思ってたら何も無い。少し迷って探してから、電波が入るので人の記録を見て取付を確認した。携帯を使うとバリエーションも一般登山道もあまり差が無くなる笑。一応残置ハーケンも1本見える

11/24 10:56

慎重に登ってピナクル越えてリッジを進んで、ロープがいい加減重いのでピッチを切る。35mくらいか。リッジなので向かいの岩に影が映って良い感じ

11/24 11:17

1ピッチ目の終了点から。人の記録と違う景色に見える。リッジを忠実に登ってきたんだけどなぁ

11/24 11:23

支点は岩のみ。記録で見る残置3本ってどこだったんだ

11/24 11:38

2ピッチ目を登っているところ。カムも使えて快適な岩稜帯

11/24 12:03

登ってきたところが背びれみたいで良い

11/24 12:03

登山者が見えたので乾徳山の山頂を写してたら3ピッチ目の写真を忘れてた

11/24 12:07

2ピッチ目の終了点はカムで

11/24 12:14

3ピッチ目ビレイポイントのボルトがあったのでランナーにして少し先まで進んで、登山道からの標識が見えたので支点構築

11/24 12:19

リッジを登るのは気持ち良くて楽しい。無風快晴で良かった！

11/24 12:28

3ピッチ目の終了点。この岩の裏側に「雨乞岩」の標識がある

11/24 13:04

ビレイを終えたら登山道の広い展望地なので、お店広げて片付け

11/24 13:05

登ってきた岩尾根を振り返る。短っ！
ずいぶん時間かけて登ってきたのに笑

11/24 13:08

乾徳山のピークハントへ向かう

11/24 13:12

登山道の支点は堅牢、ケミカルアンカーと12mmボルトが石に植えてある

11/24 13:18

山頂。天気が良くて暖かい。曇りや強風だったら寒さ撤退していたかも

11/24 13:40

下山中の髭剃り岩。メタボチェッカーかと思いきや意外と広い

11/24 14:05

扇平は金色の野。良く晴れた落葉の日は気持ち良い

11/24 14:08

ここから大平牧場太陽光パネル群方面へ

11/24 14:11

ここで岩山の姿とお別れ

11/24 15:08

大平の駐車場へ到着

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

共同装備

60ｍダブル(50ｍでも足りる) アルパインQD×10本以下 カム0.3<br />〜3 ボールナッツも持参したので使ってみた ハーケンはお守り スリング各自120と180あれば足りる

備考

日陰は寒かったのでダウンが活躍。歩きでは荷物だったけれど。

感想

shousuke_

この季節なので朝や日陰は寒かったけれど天気に恵まれのんびりと登って来られた。懸垂下降で下りてまた登り返して来るのもなぁと、何となく来ていなかったルートだけど、下からのアプローチで快適に乾徳山までピークハント出来て楽しかった。
携帯って便利。