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Yamareco

記録ID: 7552606
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

妙見山(津山市) 〜緩い登り参道先の傾いた社殿〜

2024年12月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:39
距離
5.5km
登り
510m
下り
508m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:30
休憩
1:10
合計
3:40
距離 5.5km 登り 510m 下り 508m
10:06
46
スタート地点
10:52
11:11
38
11:49
12:40
66
13:46
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
未舗装路に入って少し進んだ所に路肩の広くなっているところがあったので、そこに車を止めて歩き始めました。神社手前の石段の所まで車の通れる幅の未舗装道路が続いています。進入規制や注意書きの類は無かったので、オフロード車なら入れるかもしれません。ただ、雨で道が掘れていたり石や木の枝が落ちていたりするので、無理しない方が良いでしょう。
コース状況/
危険箇所等
ずっと,作業車両が入れる道が続きます。分岐には文字が薄いながら標識も立っています。危険箇所も道迷いの心配も無いでしょう。
その他周辺情報 下山後北上して、人形峠の手前で「クアガーデンこのか」に立ち寄り、温泉で温まって帰りました。大人\600でした。
南東麓からの妙見山の山容
2024年12月01日 09:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
12/1 9:48
南東麓からの妙見山の山容
未舗装部分に入って少しの所にあった路肩スペースに車を停めました。
2024年12月01日 10:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:09
未舗装部分に入って少しの所にあった路肩スペースに車を停めました。
この分岐は左を進みます。字が薄いながらも標識が立っています。
2024年12月01日 10:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:16
この分岐は左を進みます。字が薄いながらも標識が立っています。
ミヤマフユイチゴというヤツかな。道端にたくさん実をつけていました。
2024年12月01日 10:20撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:20
ミヤマフユイチゴというヤツかな。道端にたくさん実をつけていました。
これぐらい一度に口に入れると甘酸っぱくて幸せな気持ちに浸れます。
2024年12月01日 10:31撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 10:31
これぐらい一度に口に入れると甘酸っぱくて幸せな気持ちに浸れます。
日が当たると褐葉もキレイ。
2024年12月01日 10:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 10:32
日が当たると褐葉もキレイ。
車でも進めそうな道です。ハイキングにも最適。
2024年12月01日 10:33撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:33
車でも進めそうな道です。ハイキングにも最適。
ヒノキの植林
2024年12月01日 10:38撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:38
ヒノキの植林
今年は紅葉(黄葉)があまり散らずに残っているのが嬉しい。
2024年12月01日 10:43撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:43
今年は紅葉(黄葉)があまり散らずに残っているのが嬉しい。
津山盆地方面の展望。
2024年12月01日 10:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 10:47
津山盆地方面の展望。
結晶質の珪質岩 この白っぽい石をときどき見かけました。
2024年12月01日 10:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:53
結晶質の珪質岩 この白っぽい石をときどき見かけました。
獣が山に出入りしている道ですね。鹿かな、イノシシかな。
2024年12月01日 10:54撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:54
獣が山に出入りしている道ですね。鹿かな、イノシシかな。
落ち葉の積もるゆるい傾斜の道です。
2024年12月01日 10:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:55
落ち葉の積もるゆるい傾斜の道です。
最近よく出会うコシアブラの落ち葉。
2024年12月01日 10:56撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:56
最近よく出会うコシアブラの落ち葉。
「小田城跡」の文字がうっすらと読めます。
2024年12月01日 10:58撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:58
「小田城跡」の文字がうっすらと読めます。
小田城跡への道も歩き易く整備されています。
2024年12月01日 10:59撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 10:59
小田城跡への道も歩き易く整備されています。
ここが山城跡のようです。
2024年12月01日 11:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 11:02
ここが山城跡のようです。
展望はありませんね。
2024年12月01日 11:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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展望はありませんね。
もとの道へ戻ります。
2024年12月01日 11:17撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:17
もとの道へ戻ります。
この分岐も右に進みます。
2024年12月01日 11:19撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:19
この分岐も右に進みます。
落葉していないコシアブラ
2024年12月01日 11:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:22
落葉していないコシアブラ
緩い傾斜がずっと続きます。
2024年12月01日 11:24撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:24
緩い傾斜がずっと続きます。
車の入れる道はここまでのようです。
2024年12月01日 11:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:29
車の入れる道はここまでのようです。
裏山に修行の断崖があるそうですが、よくわかりませんでした。
2024年12月01日 11:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:29
裏山に修行の断崖があるそうですが、よくわかりませんでした。
三等三角点「高山」
北緯 35°06′01″.0698
東経 133°52′15″.2637
標高(m) 567.27
2024年12月01日 11:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:34
三等三角点「高山」
北緯 35°06′01″.0698
東経 133°52′15″.2637
標高(m) 567.27
うららかな日差し。
2024年12月01日 11:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:42
うららかな日差し。
ここから道が狭くなりますが更にまっすぐ進みます。
2024年12月01日 11:42撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:42
ここから道が狭くなりますが更にまっすぐ進みます。
鳥居と石段、この先に社があるようです。
2024年12月01日 11:44撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:44
鳥居と石段、この先に社があるようです。
古い石段、でも草は無く、手入れはされているようです。
2024年12月01日 11:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:46
古い石段、でも草は無く、手入れはされているようです。
二つ目の鳥居
2024年12月01日 11:49撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:49
二つ目の鳥居
社殿が見えてきました。
2024年12月01日 11:50撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:50
社殿が見えてきました。
二組の狛犬、一つは狐のようで、稲荷神社と一緒になっているようです。
2024年12月01日 11:51撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:51
二組の狛犬、一つは狐のようで、稲荷神社と一緒になっているようです。
社殿が傾いて今にも倒壊しそうです。
2024年12月01日 11:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 11:53
社殿が傾いて今にも倒壊しそうです。
向かって左側の建屋は完全につぶれていました。
2024年12月01日 11:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:52
向かって左側の建屋は完全につぶれていました。
オオモミジかな。日差しが差すともっと鮮やかなのでしょう。
2024年12月01日 11:52撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 11:52
オオモミジかな。日差しが差すともっと鮮やかなのでしょう。
いつものようにお昼はコンビニのおむすび、今日はミートボールと一緒に。
2024年12月01日 12:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 12:03
いつものようにお昼はコンビニのおむすび、今日はミートボールと一緒に。
社殿裏から泉山を望むことができました。
2024年12月01日 12:22撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 12:22
社殿裏から泉山を望むことができました。
陽が差さず寒くなってきたので帰路につきます。
2024年12月01日 12:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 12:39
陽が差さず寒くなってきたので帰路につきます。
参道終点広場まで下りてきたところで陽が差してきました。登山あるある。
2024年12月01日 12:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 12:47
参道終点広場まで下りてきたところで陽が差してきました。登山あるある。
クヌギかな、光が当たって黄色がきれい。
2024年12月01日 12:48撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 12:48
クヌギかな、光が当たって黄色がきれい。
歩き易いですが、調子に乗って膝を傷めないように、ペースに注意。
2024年12月01日 12:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 12:55
歩き易いですが、調子に乗って膝を傷めないように、ペースに注意。
上りと反対方向から見るので、同じ木でも印象が新たになります。
2024年12月01日 13:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:02
上りと反対方向から見るので、同じ木でも印象が新たになります。
イロハモミジ?
2024年12月01日 13:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:07
イロハモミジ?
ウリカエデ?
2024年12月01日 13:13撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:13
ウリカエデ?
こういうグラデーションが好き。
2024年12月01日 13:21撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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12/1 13:21
こういうグラデーションが好き。
黄色いモミジ、この後赤くなるのかな。
2024年12月01日 13:23撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:23
黄色いモミジ、この後赤くなるのかな。
来た道を引き返します。
2024年12月01日 13:38撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:38
来た道を引き返します。
帰ってきました。
2024年12月01日 13:45撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
12/1 13:45
帰ってきました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(キャップ) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(棒ラーメン+カット野菜) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL) 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) ドローン(MavicMini) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー

感想

 今年の紅葉はハズレだと思っていた。11月中旬になっても山があまり色付かず、時折きれいな紅葉になった樹を見かけるものの、その数は少なく紅葉の名所でもまばらな色付きしか見ることができなかった。多くの樹がきれいに色付くことなく落葉してしまっているようだった。ところが、11月の終わりごろから印象が変わってきた。標高の低い山の落葉樹があまり落葉せず徐々に色付き始め、広葉樹の多い山の側面が全体的に褐色になっている。赤や黄色の鮮やかな色はあまり見られず、曇っていると全体的にくすんだ色合いなのだが、光が当たるとその角度によってはオレンジ色に染まった山腹がなかなか美しい。紅葉(褐葉)のしかたにはこういうパターンもあるんだなと、認識を新たにした。
 前週、岡山県の北の方の山が冠雪していて、中国山地の100m級の山はもう歩けそうにないと感じたので、今回は津山辺りの低山を探してみた。前週にハイキングした男山の山頂展望台から西方に見えた「妙見山」が標高差的にも歩行距離的にも手頃で歩きやすそうだったのでそこに行ってみることにした。山頂には社殿があるらしいので資材を運搬したり、参拝に来る人が無理なく歩けるような道がついているだろうことが期待できる。
 登山者用の駐車場が無さそうな情報だったので、どこに車を止めようかと少し心配したのだが、舗装道路が終わって少し進んだところで左側の路肩が広くなっていて車を置くことができる場所があったので、そこに車を駐めた。そこで山作業をしているらしい2人組の男性に出会い、妙見山まで行くことを伝えると、「道から山頂までが荒れていて、草刈りがしてなければヤブコギしなければならないかもしれない」と教えられた。ヤブコギの準備はしてきていないが、荒れた山道は何度か歩いた経験があるので何とかなるだろう。
 山頂へ向かう道は、林道というのか参道というのか、舗装はしていないものの車が通れる幅があり、傾斜は緩やか、カーブは少ない。鹿除けのバリケードも無く、何ならそのまま軽四駆で上ってこられそうな道だった。しかし、今回の山行の目的はピークハントではなく週に一度の健康のためのアクティビティなので、凸凹で小石の転がる道を無理に走って車を傷める必要はない。のんびり歩いていくことにした。さすがに道の真ん中に木が生えているようなことは無かったが、枯れ枝が落ちていたり雨で溝が掘れている所はあった。途中で山城(小田城)跡と、三角点のあるピーク(檜山)に立ち寄って石段のある鳥居の前まで上がってきた。
 上る前に「草が茂って荒れているかも」と忠告されていたが、実際来てみると石段には草は無く、石が少しずれていて歩き難い所は若干あるものの、特に難なく頂に向かうことができた。二つの石鳥居をくぐって頂に着くと、瓦葺の社殿と、その前に狛犬、駒狐(?)が置かれている。なかなか本格的な神社だったようだ。しかし、今、その社殿は傾いており、向かって左側にあったらしい建物は完全に倒壊していた。そして、「地震のためか社殿が傾いています。気を付けてご参拝ください。」という張り紙が貼り付けられている。確かに、この本殿(拝殿)もいつ倒壊してもおかしくない状況だ。賽銭箱も壊れていたが、気持ちなので、壊れた賽銭箱に100円を投げ込んで手を合わせてきた。
 狛犬の横で昼食をとって空模様を眺めた。上りの途中では日差しもあったのだが、昼になって雲がかかり、なかなか晴れる様子も無い。試しにドローンも起動してみたが、雲の影響なのか社殿周りの社叢の影響なのかなかなかGPSを捉えない。少し上空に飛ばして何とかGPSは捉えたものの、少し離れると電波が弱くなってあまり動かすことができなかった。だんだん寒くなってきたので、あまり無理せずに下山することにした。それなのに、石段を下りて参道終点の広場までやってきたところで日差しが差し、黄葉を明るく照らし始めた、ああ、山歩きあるある。
 復路は往路と同じルートを寄り道をせずに下ったので、1時間ほどで戻って来ることができた。概ね曇りで緩やかな下りなので、ジャンパーは着たままでちょうどよかった。道の途中で時折目にする赤や黄色の紅葉を楽しみながら歩いた。もう12月、そろそろこの紅葉も散って静かな冬の山になる。冬は山を歩く頻度も減ると思うが、山と空の様子を伺いながら、雪の無い低山で歩けるところを探そうと思う。

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