千ヶ峰とJR加古川線完乗
- GPS
- 03:49
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り。気温低め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
宝塚-篠山口 7:51-8:36 JR丹波路快速 篠山口-谷川 8:37-8:54 JR福知山線 谷川-西脇市 9:00-9:29 JR加古川線 1340円 西脇市駅-門村 10:40-11:31 ウイング神姫・杉原紙の里行き 950円 帰り) 丹治-西脇市駅 15:26-16:22 ウイング神姫・西脇市駅行き 980円 西脇市-粟生 16:45-17:05 JR加古川線 240円 粟生-新開地 17:10-18:16 神鉄粟生線 820円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 登路の三谷コースは岩座神コースとの合流地点手前と頂上直下がかなりの急登。 降路の分県登山ガイドにある、林道西ノ山線をショートカットする旧道の上部はかなり荒れている。というか植林帯の中で枝打ちされた落枝で道が埋まっている。下部はやめたので判りません。 三谷登山口に登山ポストと救急箱。 |
その他周辺情報 | 西脇市駅、両バス停とも近くにコンビニはおろか自販機もありません。三谷登山口の駐車場と、市原登山口と丹治バス停の間にトイレはあります。使っていないので様子は判りません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
今週も兵庫県の山に行ってきました。この日は珍しく土曜日。最近平日が忙しく、ずっと狙っている鈴鹿に行けなかった時の代案計画を立てられなかったり、早起きできなかったりしましたが、今回の千ヶ峰は公共交通でのアクセスが悪いので朝寝できるのです。(そんな理由) そしてたまには山行の疲れのまま熟睡して日曜を迎えたい。
西脇市駅発のバスには私1人、途中で乗ってきましたが延べ5人でした。少し遅れて11時頃に最寄りの門村バス停に到着。田んぼと民家の間を抜けて、長い舗装路歩きの後三谷登山口に到着。駐車場があって15台くらい車が停まっていました。全員が千ヶ峰に来ているわけではないようで、ちょうど車から荷物を下ろしている人は服装的に登山ではなさそうでした。キャンプかな。
登りで4人すれ違い、2人追い越し。昼前なのでもう下山してくる人が結構いますね。追い越した2人組はかなりペースが速く、岩ゴロゴロのルートをスイスイ登って行くので背中が見えてから全然近づかなかったのですが、じゃあなんで追いついたんだろと思いつつ少しあとを歩くうち、休憩されたので先に行きました。頂上に結構留まっていたのですが追いついて来られませんでしたね。筋持久力が弱点なのかしら。故障とかじゃなきゃいいですが。
頂上には先客が10人。360°ビューが素晴らしいです。どの方角にも山が幾重にも折り重なってすごく山深い地に来たかのようです。実際には普通に人家もある郊外のバス停から2時間足らずなのですが。山座同定アプリPeakFinderが大活躍でした。ピークが福井県に属する青葉山まで見えたのは驚きでしたね。いっぽう南側笠形山の向こうには輝く瀬戸内海も見えました。
ところで先客のうち7人グループは標柱に荷物を置いて、周りで大声で騒いだりして、明確なノーマナー (ポイ捨てとか) とまではいかないもののどこか傍若無人、という印象を与えて雰囲気を損なっていたのですが、幸い先に下山してくれたので (それも私と逆方向に)、標柱だの頂上の様子だのといった写真はそのあと撮りました。雲が出てきたので先に景色を堪能しておいてよかったです。怪我の功名。禍福はあざなえる縄の如し。
下山は市原峠の方へ。基本急登だった三谷ルートと違ってこちらは頂上直下がちょっと急な以外は穏やかな尾根道です。ただところどころちょっと泥濘んでましたね。最近降雨はなかったと思うのですが。市原峠までで3人と1匹 (犬) とすれ違い、3人を追い越しました。
市原峠には駐車スペースがあります。4台ほど停まっていましたね。市原からここまでの道路はしっかりしたアスファルト舗装ですが林道西ノ山線というもので、関係者以外の車両通行禁止と入口には書かれてましたが。この林道はかなり折り返して遠回りをするので、分県登山ガイドにあるショートカットを使うつもりだったのですが、予想外に荒れていたので、少し降りたところで合流した作業道を通って林道に復帰しそのまま林道で下山しました。ちらっと見ただけですが全然道らしいのが見当たりませんでしたし、予習していない沢ルートを下るのは怖いなと。
遠回りになるぶん多少速足で歩いたのですが、レコを見るとCT0.4~0.5になってますね。滅多に出ない数字なのですが計算方法の仕様が変わったりしたのでしょうか。そんなに急いだつもりはないけど。狙っていたバスまで30分あまりありましたが、もう下界もじっとしていると寒いですね。バス停の前にある小学校では子供が元気に遊んでいましたが。暇つぶしに小学校に隣接して建っている茅葺屋根の小屋(杉原谷小学校特別教室「春蘭の家」というものらしいです。西脇名物の紙漉き体験ができるとか)を眺めていると小学生が挨拶をくれました。不審者だと思われたのでなければいいけど。
帰りのバスも乗客は私含めて延べ5人。かつてあったJR鍛冶屋線を代替している路線なので結構需要があるんでしょうかね。その鍛冶屋駅跡もバスの車窓から間近に見られました。行きは記憶に残っていないのですが寝ていたのか座席の位置のせいか。帰りは右側に坐るといいですよ。西脇市駅で降りたのは私ともう1人。座席の下の金具にザックのストラップが噛んでしまい、運転手さんに座面を上げてもらって取り外せました。ありがとうございます。焦りましたが、終点でよかった。帰りは列車の本数が少ない谷川駅廻りを避け、粟生駅で神鉄に乗り換えて帰りました。これで1駅分だけ残っていた未乗区間を埋めて加古川線完乗です。満足しました。
千ヶ峰は、頂上の展望に優れ、三谷ルートでは渓谷美が堪能でき、秋ならススキや紅葉もあり、加えて岩のステップを軽快に登っていくアスレチック的な楽しさもあり、全面的にいい山でした。大変おススメです。始めと終わりの舗装路歩きがやや長いのが玉に瑕ですかね。公共交通のアクセスが悪いので長く楽しめないというのも残念。笠形山からの稜線歩きは仙人ハイクと呼ばれかつてはウォーキングイベントがあったようなのですが。笠形山は分県登山ガイドの山でもあるので、やってみたいのですが私の脚力では難しそう。ただそんなわけで市原峠や三谷登山口からは舗装路歩きなので、日暮れまでにそこまで辿り着ければ安全上の問題は少ないことが判りました。問題はバスの時間ですね。縦走するかどうかはともかくまた来たくなるいい山でした。
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