武尊山で冬の前触れ感じました
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
天候 | 8時頃からミゾレ混じりの強風でした。頂上では視界は10m程度。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
武尊神社から先の駐車場へも車で行けます(私は手前で留めましたが、歩いてみるとそれほどの悪路でもなく乗用車でも可能と感じました、3台ほど留めて有りました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
武尊山の尾根に出る前に鎖場が有りますが危険ではないです(それでも慎重に) |
写真
感想
本年最後の挨拶に武尊山へ向いました。
他のルートはほぼ踏破、ここが最後の未踏ルートでした。(既に駐車場には3台、先に2台有り)
武尊神社を仰ぎ見ながら歩き始めると、林道は途中から作業路へ変わり、剣ヶ峰山との分岐を左に。最初は寒くて羽織っていたフリースもこの辺りで脱ぎます(でも肌着は夏用)唐松林を登っていくうちに道は徐々に左に巻いていき、木の根も太く絡まりながら邪魔をし始めます。ジグザグな道を上り詰めるとやっと尾根筋に出。上ノ原分岐の標識を右に進んですぐ、左下方、沢の傍ににかもぼこ型の避難小屋が見えます(道が有るかと思って下ってしまいました)。
この辺りから登山道は木の根と格闘しながらの我慢の登りとなります。一旦尾根筋に取り付いた地点から下って登り返すと、前面に直立の岩場が見えてきます。この頃雲は厚く山を覆ってきて暗い上に、霧がミゾレになり風も出てきました。
まず一箇所を抜け、続いて一枚岩のような岸壁、次は二つの大岩の間を上り抜け。
登りきった所で、上の岩場を降りてくる登山者一名と遭遇。(頂上で一時間程、天気の回復を待ったが、どんどん荒れてくるので下ってきたとの事・・・参ったな〜、でもここまで来たしね〜)
気を取り直して岩場を上がると、急に上の世界に出た感じがしました。登山道は暫く東に向うと武尊山頂からの尾根筋にたどり着きます。ハイマツの下の道は風を遮ってくれましたが、頭が出たとたんに細かい雪(氷?)がバシバシ顔に当たって痛いほど(薮の中でウィンドブレーカーを上に着ながら、顔も隠しました、今日から毛糸の帽子を被ってきたのは正解だったな〜と自画自賛)。山頂までの尾根歩きは、天気が良ければ東に剣ヶ峰山からの稜線がきれいに見える最高のポジションなのですが、それでも今日はちょっぴり冬山の雰囲気を体感できる充実感はありました(帰ったら温泉と熱燗欲しい気分も)
視界も悪い中でいきなり頂上へ出ました、さすがに人はいませんね(私の先に大阪から来たという人が登って行きましたが、既に剣が峰山方向へ下ったようです)
時間はまだ早いので、風さえなかったら暫く居てもよかったのですが、止みそうも無いので私も撤退。
ガレバの道を剣ヶ峰山ルートへを下り、今年の春には山桜がきれいに咲いていた場所を過ぎ、両サイド真っ白な稜線を進みます(男女ペアと遭遇)。まだこの頃でも陽が射してきたら何処かでお湯を沸かせて休憩したいという気持ちもありましたが、結局そんな具合にはなりませんでした。
剣ヶ峰山分岐はそのまま下り(このコンディションですから)ガレバの道が次第に木の根になり(この辺りで男女ペア遭遇)泥濘で滑ってかなり苦戦。
標高も下がって1700m位から風も止んで、時々モミジの紅葉を楽しむ余裕も出てきました、上を見るとまだ荒れていますが・・・。
お握り片手に、渡渉点を5つぐらい渡って下っていくうちに、手小屋沢分岐を過ぎ、武尊神社で参拝(登る前にしておけば良かったかな?)
駐車場では奥さんの下山を待っているという新潟から来たシニアの方と立話(会津駒、越後三山等、色々聞く事ができました、御気をつけて・・・)
せっかくなので裏見の滝を見学(モミジもきれいだし、マイナスイオン最高値もすごい・・・)
快晴の山頂を思いながら登りましたが、ちょっぴりひやりの冬体験が出来、これはこれで満足でした・・・やっぱりどんな天気でも山は良いね。
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