コヤシロ山〜要害山
- GPS
- 03:08
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 555m
- 下り
- 564m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新井バス停→JR中央本線上野原駅OUT |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
エマージェンシーシート
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
24/12/12(木) 山梨/コヤシロ山〜要害山
3週間ぶりの山歩きは富士を眺める縦走、お気に入りのコースだ。
ところが中央線快速に10分以上の遅れが、おかげでその先の中央本線やバスへの接続が間一髪という、何とも波乱の幕開け、心臓によくないよ。
登山口の尾続(おずく)バス停では思いの外大勢の登山者が下車。
先に賑やかな高齢女性のペアが、次に中年女性のペアが出発し、間を空けてこちらも出発。
残りの10人ほどの混成高齢集団はストレッチをしてからの出発のようだ。
民家の脇から登山道が始まる。道端の木の葉が霜に白く凍えている。
つづら折りの登りで中年女性ペアに道を譲られ、その先で立ち止まり着衣調整中の高齢女性ペアを追い抜く。
標高差で200mほど上がると傾斜が緩やかになり、やがて尾続山(おずくやま)の広い山頂に到着。
富士が見える、あれっ!頭が雲に隠れている。
この先の富士はどうなることやら・・。
その先は歩きやすい尾根道が続き、まもなく実成山(みなしやま)。
ここも山頂広い。
富士は、姿はわかるが立ちはだかる木々の向こう。
道の先が開けてきたな思ってからのひと登りでコヤシロ山、本日の最高点。
お〜、雲の取れた富士がすくっと立っている。
雪の量もだいぶ増えている。きれいですねえ!
誰もいない山頂で小さなクリームパンと保温ボトルのホットコーヒーで休憩。
まもなく中年女性ペア、ちょっと遅れて高齢女性ペアがやってくる。
途端に賑やかになる山頂。
西に向かって歩いてきた道はここから南に向かう。
まず落ち葉と砂礫で滑りやすい急坂を下り、続いてロープの張られた急登を上がると小さな祠のあるピークに着く。
「風の神様」という狭いピーク、中央道の談合坂SAの向こうに富士。
目の錯覚か富士がちょっと右に傾いて見える。
ここから道は左に、東に向かう。
痩せ尾根を10分弱、小さなピークに上がる。
振り返るとよじれた木の間に富士がすっぽりと納まっている。
確かここは「風の神様(ダマシ)」。ニセの風の神様といった意か、前は標識があったはずだが今はない。
右手には富士、左手には尾続山からコヤシロ山と続く歩いてきた稜線が見える。
大倉・登下(とっけ)分岐を過ぎて、小さい登りを四つほど上がると要害山山頂に出る。
戦国時代ここには大きな砦があったという、ふ〜ん。
誰もいない広々とした山頂、白い花をつけるサザンカの木。
そして大展望! 上野原の市街地から丹沢の峰々、道志山塊の山々、富士山はもちろん右端に三ツ峠山。
ベンチに腰掛け、クリームパンを食しながら眼前の雄大な風景に浸る。
やがて中年女性ペアが山頂に上がってくる。そろそろ下山とするか。
落ち葉の海となった山道をガサガサ言わせながら下る。左手上に山ノ神社が現れると山道が終わり、舗装された林道に変わる。
軒先にぶら下がる大根、典型的な里山の風景。
そんな中を縫うように進み、鶴川に架かる鏡渡橋のたもとで県道に出る。
県道を右に取って鏡渡橋を渡っていると、片手にペットボトルだけの高齢女性が音もなく追いついてくる。
「要害山、行ってきたんかい?」と問うので「ええ、尾続のバス停からぐるっと回ってきました」と返す。
何でも高血圧で医者にウォーキング、それも坂道のウォーキングを勧められ、家事をやり終えた後に毎日要害山の途中まで歩いていると言う。
「この辺りの里山、いいところですね」と掛けると「そう、何より空気がうまい!・・でも生活するには不便な所だ」と。
橋を渡りきった先で自宅は右だと言う女性に別れの挨拶、「お元気で」。
さらに県道上がっていき、途中振り返って要害山をパシャリ。
ここからの要害山の姿はまさに〇っぱい山。それ以外を思いつかないのは、自分だけの妄想?
妄想を振り払い登り坂を進み、まもなくゴールの新井バス停に到着。
一本早いバスに乗れそうだ!
総括:富士を贅沢に眺めるプチ縦走。里山の風情も出会いも妄想も、心に残る山歩き。
水分摂取量は、水約0.2Lと保温ボトルのホットコーヒー0.15Lで計0.35L。
いつもの店の一人反省会で、黒ホッピー0.24Lと中(焼酎)二つ。
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