【竜ヶ岳】富士山と本栖湖と紅葉真っ盛りの本栖湖の森
- GPS
- 05:50
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 658m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
○トイレはキャンプ場内に男女別に一か所あるが、 キャンプ場の営業は11月末までとのこと。 ※R139号線から本栖湖へ入ると左手にある駐車場のトイレの利用が懸命 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○特に危険個所は無し ○石仏の見晴らしから先の登山道は細く、熊笹の背丈も伸びきって、 熊笹の中を掻き分けながら首だけ出して歩くよう ※子供くらいの背丈には難儀 ○本栖湖への下山コースは、この時期木々の葉も落ちて透け、 本栖湖の眺望が素晴らしい、また森全体が紅葉真っ盛りで、 とても美しく、ついつい見惚れて立ち止る回数が増える ○スポーツセンター手前の周遊歩道分岐で右折する周遊歩道は、 あまり人通りが無く、落ち葉で踏み跡が不鮮明な箇所が多々あり、 ピンクリボンを注意深く確認のこと、また少々荒れている箇所あり |
その他周辺情報 | ○富士緑の休暇村 http://www.kyukamura.jp/spa |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
笛
筆記具
保険証
昼食
ティッシュ
帽子
タオル(2)
携帯電話
iPhone
雨具
防寒着
ストック
時計
非常食
ファーストエイドキット
ライター(1)
カメラ(1)
水(ハイドロ1.5L)
ペットボトル飲料500ml(1)
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感想
大きな富士山を近くで見たくて数日前より山行計画、
石割山、三つ峠といろいろと迷ったが、
本栖湖近くの竜ヶ岳に行ってみることにした。
本栖湖は想い出深い地である。
30年ほど前には、ウィンドサーフィンの特訓に
毎週のように週末キャンプで通っていた。
12〜3年前までは、毎年の夏休みに3泊ほど
富士山を正面にした浩庵荘キャンプ場で、
クロスカントリ―タイプの四駆で湖畔の水辺での
ファミリーオートキャンプ、当時飼っていた
ラブラドールも一緒に水泳の特訓を行ったり、
夜はゴムボードを裏返しにしてベッド替わりして、
何時間も星空を眺めていたりしてアウトドアを満喫していた。
今回の本栖湖はそれ以来の久々の訪問である、
また、この季節の来訪は初めてであった。
それも、当時は思いもよらぬ、山行、山登りである。
朝8時少し回ったころに「本栖湖キャンプ場」に到着。
土曜日とは言え、この時期、駐車場も空き空きである。
身支度をし、キャン場内を突きって、竜ヶ岳登山口へ向かう。
この時期、この地を訪れるのは初めてあるが、
本栖湖の森は紅葉真っ盛り、朝のうちは雲も多く、
曇天の空にでも色トリドリの木々の葉の色付きが美しい。
登山道は、ジグザクの登りが続き高度を稼ぐ、
出だしは結構ハードである。
肝心の富士山は、分厚い雲の中、
「雨降りにならいだけ、善しとするか」と言い聞かせ、登る。
無風のため、汗も掻いてきた。
木々の間から見えている紺碧の本栖湖も無風のため、鏡のよう。
こんな本栖湖を見るのは珍しく思えた。
ウィンドサーフィンをしていたころは、
本栖湖は常に強風で白波が立っていたような感じであった。
途中のベンチで、上着をザックに仕舞い、長袖シャツで歩く。
紅葉の木々のアーチの尾根道を気持ち良く歩く。
石仏の見晴らしの東屋が見えてくると、少し風が出てきた。
木々の葉も落ちているので、この辺りは風の抜け道なのかも知れない。
熊笹のさざなみ中に山頂方面がグッと近付いてきた。
熊笹の中の登山道をジグザクに登り、高度を上げる。
陽も登り、空はいつの間にか青空になっていた。
しかし、富士山の周りは分厚い雲が湧いていた。
それでも、しばらくすると、風の流れで雲が動き、
雲の中から漸く、富士山の頭が見え始めた。
頂上には未だ雲が薄く残っている。
この角度の富士山は未だ冠雪している様子は無いようだ。
熊笹は人の背丈ほど伸びている箇所があり、
熊笹をストックで掻き分けるように歩かなければならい道が続く。
背の低い人はかなり難儀するであろう。
竜ヶ岳山頂に着くころには、富士山は大きな容姿を全体で表し、
竜ヶ岳山頂からは遮るものは富士山の中腹に掛る一筋の雲の帯のみで、
雄大さに圧倒される眺望となった。
竜ヶ岳山頂は、平らな草原で、360度の眺望がある良い場所である。
適当な間隔で3か所にベンチがあり、富士山を目の前にしての
ランチタイムは最高である。
ポカポカ陽気で、草原で寝転んで昼寝をしている人もいる。
空気が澄んでいれば、駿河湾や八ヶ岳方面の眺望もあるらしい。
想像以上に良いところである、長時間、滞在したくなる場所である。
下山は、富士山と別れて、本栖湖に向かって降りることにする。
ジグザクのやや急こう配のコースであるが、
この時期、木々の葉が落ち、透けているところからの
本栖湖が美しく見えている。
また、紅葉真っ盛りで、とても美しい。
思わず足を止めて、カメラを手にすることも度重なり、
時間を掛けてゆっくりしたペースとなった。
本栖湖の森の紅葉がこれほど鮮やかで美しいとは知らなかった。
とても良いタイミングで訪れたような気がする。
これを機に、またチョクチョク、本栖湖を訪れることにしよう。
今度は、大きな真っ白な富士山を見に来ることにしよう。
兎に角、今回は、とても良い山行であった。
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