鍋割山〜鍋焼きうどんを求めて〜(西山林道往復)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,106m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
天候 | 晴れ 後 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
非常によく整備されていて問題なし! |
その他周辺情報 | 湯花楽秦野店 webの割引券で930円→830円 |
写真
装備
備考 | 5時出発 |
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感想
今回の一番の目的は、Hちゃんの山ガールデビュー。春先から行きたいと言っていたのだけれど、なかなか忙しく秋も深まったこの時期になってしまいました。初なのでどこか歩きやすい山を探していたところ、我々には未開の地、丹沢に目が向きました。
丹沢は、東京に近くて人が多そうだし、ヤマビルもいるって言うし、・・・って敬遠してたんです。でも人が多いということは、それだけ歩きやすいってことだし、この時期ならヤマビルもいないし、・・・って思ってたら、鍋割山には山頂で鍋焼きうどんが食べられるってことで、鍋割山に決定!
で、初参戦のHちゃんですが、事前にレクチャーしたシューズ、ザック、レインウェアをきちんと揃え、鍋割山の情報も調べと、なかなか積極的です。出発前に一応荷物チェックをしたところ、ザックの中からいろいろと出てきました(写真参照)。
飲み水は2リットル持ってきたので、1リットルに削減。日焼け止め、虫除けも、出発前に使ってOK。消毒液は水で代用。と、ずいぶん軽量化に成功しました。薬類が多いのは、さすが元看護師。次回からは保健係に任命したいと思います
出発して、鍋割山への標識、里山の雑木林、鹿の防護柵、国定公園の石碑、林道の紅葉、何を見ても「いいですねぇ」と、Hちゃんのテンションは上がりっぱなし。まだまだ、山登りというところまで言ってないのにね。いつでもポジティブな考え方に圧倒されました
林道終点を過ぎ、山道に入ると、さすがに歩みがおぼつかなくなります。沢沿いの濡れた石が多いところで、ちょっと歩きにくかったかな。後沢乗越からの尾根歩きもなかなかの急坂で、Hちゃんの言葉数も少なくなります。「緊急時には番号を通報してください」の看板の番号を励みに頂上を目指しますが、番号が等間隔でないので、長いと予想すれば短く、短いと予想すれば長く、一喜一憂しながら進みます。一番のショックは、10番が頂上だと思って登っていたのに、頂上手前で10番が現れたこと。さすがのHちゃんもがっくりと肩を落としてしまいました。それでも、T氏の「鍋焼きうどんまであと少しだ」の声で、俄然元気を取り戻し、山頂までたどり着くことができました
山頂には、びっくりするほどたくさんの人、人、人・・・お目当ての鍋焼きうどんを注文しに小屋に入りたいのですが、人だらけで入るのにも一苦労。何とか注文して、25分待ちで鍋焼きうどんをゲットすることができました。たっぷりかいた汗が引き、ちょっと涼しく感じていたころだったので、アツアツの鍋焼きうどんには大満足でした。
山頂でたっぷり時間を取ったので、下山はもと来た道を戻ることにします。歩き始めると、どうもHちゃんの歩き方が気になります。ぴょこぴょこといった感じで下るんです。よく見るとかかとを着かずに、つま先で歩いてます。歩き方をレクチャーすると、すぐに意識して歩くことができ、「ほんとだー、歩きやすいー」と自分でもびっくりしていました。我々は当たり前のようにやっていたことも、初めての人には新鮮なことなんですね。すぐにマスターしてくれたおかげで、安全にすばやく下山することができました。下山中の頭の中は、半分以上が温泉で占められていたんですねどね
Hちゃんも立派な山ガールになってことですし、次回もさらに楽しみになってきました
なぜ山に登るのか?
そこに山があるから。
この意味は、山頂があるから私達はそれを目指す、ということでしょう。
山をただフラフラするだけでも、それなりに楽しいのでしょうが、やはり目標があってこそ、と思います。
今回の山行で私達3人を動かした目標、それは鍋焼きうどん。
苦しい登りを支えてくれた合言葉は、「鍋焼き」「鍋焼き」の掛け声でした。
本当においしかった。
山頂での目標がなくなった下山時、私達を動かした次の合言葉は「温泉」「温泉」でした。
目標は自分達でつくるものですね。
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