雲取山 石尾根縦走路 往復40kmを日帰りピストン
- GPS
- 10:56
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 3,107m
- 下り
- 3,119m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:56
天候 | 晴れのち曇り、夕方から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般ルートで良く踏まれている為、特に危険箇所はありません。奥多摩からの最初の部分がやや判り難いので暗い時間のスタートでは注意が必要です。また、アップしたルートはGPSログなので雲取山頂避難小屋に居る間のログが乱れています。 |
写真
感想
前の週末にテン泊で石尾根から雲取山に登り鴨沢に下山しました。登りの石尾根はガスで展望は無かったのですが、晴れていれば気持ち良さそうな尾根で快適に走れそうな斜度の部分が多く、これなら日帰りも出来そうに思いました。
そして今週末、紅葉シーズンの土日休みなのでどこか低山で1泊でもと思っていたのですが、生憎日曜の天気が微妙…これは土曜の日帰りだなという事で先週の石尾根の事を思い出し、石尾根ピストンの雲取山にチャレンジしてみることにしました。
昭文社の地図によるとコースタイムは15時間35分。今年5月に歩いた奥武蔵最強ルートの20時間25分には及ばないものの、日の短いこの季節なのでトレラン装備で走れる所は走ってタイムを短縮し、明るい時間の下山を目指す計画としました。
午前5時過ぎ、奥多摩からヘッデン装備でスタート。先週来ているけど夜明け前の景色なのでちょっと新鮮です。氷川大橋を渡りタイムズマート横の細い路地を抜け車道を進みます。羽黒三田神社の表参道を通り、再び車道を進むと右側に登山道があります。歩き初めは半袖+長袖+ソフトシェルでしたが、車道歩きの途中で半袖になりました。
三ノ木戸山分岐
スタートから1時間26分、4.906km。
ここまで来る途中で明るくなり、ここでヘッデンを仕舞いました。標高も上がり気温が下がりましたが、運動量とのバランスが取れているのでこの後も半袖で行きます。
六ッ石山分岐
スタートから2時間01分、6.612km。
朝は雲が多目でしたが次第に青空が広がってきました。先週来た時はガスで展望が無かったので気分が盛り上がります。折角なので六ッ石山を往復、六ッ石山頂は広くて気持ちの良いピークでした。
城山
スタートから2時間39分、9.058km。
名前のついたピークですが、意識せずに通過してしまいました。有ったのかどうか不明ですが山名板も気付きませんでした。
水根山
スタートから2時間57分、10.142km。
ここで最初の休憩を取りました。夏に良く来る水根沢ですが、沢登りでは山頂に来ないので新鮮味が有ります。
鷹ノ巣山
スタートから3時間24分、11.256km。
ここから雲取山へ続く石尾根の展望が気持ち良いですが、同時にまだまだ遠いなぁとも思わされる眺めです。この先、鷹ノ巣小屋でトイレを借りました。日陰名栗峰への尾根道は青空とあいまって開放的で好印象です。
日陰名栗峰
スタートから4時間00分、13.350km。
ここから眺める七ッ石山、雲取山も美しいです。天気が崩れる前兆でしょうか、雲取山頂には雲が掛かって来た様子です。
高丸山
スタートから4時間18分、14.383km。
高丸山へは急な登りで体力を奪われます。山頂の山名板は左端が欠けて落ちていたので、はめて元に戻しました。この先でおサルさんに遭遇しました。
七ッ石山
スタートから4時間55分、16.839km。
ここで2回目の休憩。七ッ石山から見る雲取山頂には厚い雲が掛かっており、天気予報通り午後には曇りになる様子です。この先は鴨沢からの登山者で今までよりも賑やかな印象です。
奥多摩小屋
スタートから5時間24分、18.805km。
先週テン泊したテン場です。テントが3張りありました。
小雲取山
スタートから5時間46分、19.801km。
この先雲取山へ向かう途中、降り部分で走っていたら左脛の筋に違和感を感じました。
雲取山
スタートから5時間59分、20.671km。
ガスで周りの景色は見えません。雲取山頂避難小屋で3回目の休憩、左脛の筋を念入りに脚を良く揉み解します。止まっていると汗冷えで寒いので長袖とソフトシェルを着ました。
小雲取山
スタートから6時間30分、21.830km。
違和感を感じた左脛ですが、休憩後は問題無い様子でホッとしました。
奥多摩小屋
スタートから6時間43分、22.836km。
動いていると暑くなってきたのでソフトシェルを脱ぎました。
七ッ石山
スタートから7時間08分、24.757km。
七ッ石山への登りは地味に体力を使います。この先、高丸山を巻こうかとも思いましたが、体力的にはまだ行けそうに思えたので尾根通しで行きます。
高丸山
スタートから7時間49分、27.158km。
行きの急登の印象から帰りも覚悟していたせいか、行きに比べて思ったよりもあっさりと山頂へ。山頂からの降りはそれなりの急な降りです。雲取山からの降りから雲は多かったのですが、この辺りでガスにつかまりました。
日陰名栗峰
スタートから8時間12分、28.195km。
ガスガスです。この先、鷹ノ巣山避難小屋のベンチで4回目の休憩を取りました。避難小屋も真っ白なガスの中でした。
鷹ノ巣山
スタートから8時間53分、30.325km。
ガスガス…。
水根山
スタートから9時間02分、31.330km。
ガスのせいも有り、ピークに気付かずにスルーしてしまいました。
城山
スタートから9時間17分、32.426km。
ガス…。
将門馬場
スタートから9時間31分、33.318km。
元々の予定にこのピークは含まれていませんでしたが、ガスの中、踏み跡を追っていたら偶然ここを通過するルートに乗りました。3人パーティの方々に奥多摩までのルート状況を尋ねられました。
六ッ石山分岐
スタートから9時間49分、34.552km。
この先でトレイルランの人に会いましたが、全く付いて行けず脚力の差を思い知らされます。高度が下がるにつれて徐々にガスが薄くなってきました。
三ノ木戸山分岐
スタートから10時間03分、36.193km。
この先の杉林はかなり暗く、根っ子と粘土質の登山道が歩き難く足元注意です。特に疲れが出ているタイミングなのでルートの中で一番嫌らしく感じました。
奥多摩
スタートから10時間56分、41.054km。
車道部分は走りたい所ですが既に降りの筋肉も底をついています。小走り程度でヨタヨタと到着です。どうにか明るい内に下山できました。スーパー小川で買ったコーラを飲みながら氷川駐車場へ向かいました。16時半に駐車場を出た時には雨になっており、下山が遅ければ降られる所でラッキーでした。
今回、水はハイドレに2.9リットル入れ、0.6リットル残ったので2.3リットルの消費。
行動食はエネルギーゼリー2個、ブラックサンダーミニバー4個、魚肉ソーセージ1本、マヨネーズ6g入り2個、羊羹40g入り3個、塩羊羹18g入り2個の消費でした。
カシミール3DによるGPSログの計測は沿面距離41.054km、累積標高差6432.3mでした。
自分なりに追い込んだペースだったことも有りキツかったですが、抑えたペースでならまた行きたいと思える山行でした。走るのが好きな人は高丸山や日陰名栗峰は巻いた方がランを楽しめると思います。尾根歩きが気持ち良く、奥武蔵最強ルートよりも爽快感が有り楽しめるルートでした。
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