畦ヶ丸 終盤を迎えた西丹沢の紅葉
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,483m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:55
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません 加入道避難小屋は建て替え工事中(完成は来年の3月末の予定) |
写真
感想
2週間ぶりに西丹沢です。
前回は西丹沢自然教室から檜洞丸に登ったので、今回は畦ヶ丸。
檜洞丸だけでは物足りなかったkenboさんは、「出来れば大室山まで行って、犬越路経由で下山したい」と意気込んでいました。
西丹沢自然教室〜畦ヶ丸
西丹沢自然教室から橋を渡り、沢を何度か渡渉しながら最初は平行移動です。
本棚沢出合からは結構急斜面を登ります。
しばらく黙々と登ると、やがて傾斜が緩くなり稜線へ。
その後緩やかなアップダウンを繰り返しながら歩いていくと、「避難小屋まで200m」の看板があり、階段を登って畦ヶ丸山頂へ到着。
山頂からの眺めはあまりよくありません。残念・・・
山頂から少し下ると避難小屋があります。ここでトイレを借りました。
畦ヶ丸〜加入道山
白石峠までが意外と遠く、登ったらその分下るというアップダウンが続きます。
けれど比較的歩きやすい道なのと、天気が良くぽかぽか陽気なのとで割りと楽しく歩くことができました。
白石峠まで着けば、あとは加入道山までは15分ほどの登りで到着です。
ここもあまり景色が良くなくちょっとガッカリ。
加入道山の避難小屋は工事中だったので、しばらく先に行った所でお昼ご飯にしました。
加入道山〜大室山
一度大きく下ってから、また登り返します。
ここのごく普通の平らな道で、足がもつれて思いっきり頭から転んでしまいました・・・
前を行くkenboさんが慌てて駆け寄ってくれましたが、本当に何でもない、むしろ歩きやすい道だったので突然転んでしまったことにしばらく頭が「???」状態でした。
前回のkenboさんの滑落といい、西丹沢には魔物が住んでいるのか・・・?
いやいや、単に私の不注意です。反省!
落ち葉でフカフカな地面だったので、頭から突っ込んだ割には怪我もなく済んだのが幸いでした。
しばらく行くと、工事関係者の方達が階段工事をしていらっしゃいました。
たいしたことのない登りのはずが、お昼ご飯を食べたときに暖かいカフェオレを飲んだせいか、身体が熱くて真夏のような汗をかいてしまいました。
先週の飛竜山では寒くて、このカフェオレで生き返ったのになぁ。
ちょっと今日は暖か過ぎたようです。
いくつかの偽ピークを越えて大室山に到着すると、山頂でのんびりと鍋をしているグループがいました。
私たちは先程昼食を終えているので、記念撮影をしてそそくさと下山します。
大室山〜犬越路
ここからは下りになります。
少々滑りやすい道をひたすら下り、犬越路避難小屋に到着。
kenboさんが「ここの避難小屋はキレイだから泊まりたい」と言っていましたが、本当にキレイでトイレもあってたしかに泊まりたくなりました。
ちょうどこの日はペンキの塗替え工事もやっていました。
さすが丹沢、避難小屋の整備も行き届いていますね〜
ここからは今日歩いた道や前回登った檜洞丸も見えて、今日一番の景色の良さでした。
もう少しのんびりしたい所ですが、雲が湧いてきてしまったのと暗くなる前に下りたいので、名残惜しいですが下山します。
犬越路〜用木沢出合
涸れた沢を下っていくので、石がゴロゴロしていて少し下りにくい道でした。
それでも、前回の石棚山経由の道よりは歩きやすかったので助かりました。
用木沢出合まで下ったら車道に合流。
そこからオートキャンプ場の横を通って、西丹沢自然教室まで戻りました。
西丹沢の紅葉は自然教室のあたりがピーク、そこから上はもう終わってしまっている感じでした。
今回は天気予報があまり良くなかったので心配でしたが、予想に反して良い天気で、ポカポカ陽気の中晩秋の山歩きを楽しむことが出来ました。
帰りの温泉は、中川温泉「信玄館」
「ぶなの湯」のすぐ近くですが、空いていてお風呂も広くてキレイでした。
露天風呂から川の景色が見えるのも良いですね。
日帰り入浴の時間が短いのと、料金が少し高いですがオススメです♪
お風呂から上がると雨が降っていて、「山行中降らなくて本当に良かったなぁ。」と思いながら帰路に着きました。
このコースは意外とアップダウンがあるので、体力維持のトレーニングにちょうど良いかな?
前々回の西丹沢自然教室スタートでは檜洞丸を選択したので、今回は畦ヶ丸にしてみました。2週間経過しているので、だいぶ寒くなっているかな?それなりの防寒対策をして臨みました。
西丹沢自然教室から畦ヶ丸の左回り周回は、白石峠から下ってくるのが一般的なルートのようですが、最近すっかりM気づいたkazuruさんが「檜洞丸は物足りなかった…」と仰るので、檜洞丸まで行ってツツジ新道で下山を考えました。でも、今の時期では、明るいうちのスタート・ゴールは難しそう。そこで、その先の大室山まで行って犬越路経由で下山を計画。とりあえず白石峠まで行って、時間・体力・天候等で判断することにしました。
2週間前は、早く到着しても寒くて仮眠することができなかったので、今回は明るくなる頃ギリギリに到着しようと計画。自宅で仮眠してから少し遅めに出発したものの、5:20に到着してしまいました。明るくなるまで20分程度仮眠することにしましたが、予めエアコンで車内を暖めておいたので、短時間なら十分でした。
東名高速を下りてからしばらくは風が強く、星は雲で隠れてしまって見えず、今日の山行が思いやられました。しかし、明るくなる頃にはピタッと止み、きれいな星空が広がっていて、天気は期待できそう。準備をして出発です。
西丹沢自然教室からすぐの橋を渡り、堰堤の脇を通過したり渡渉を繰り返しながらほぼ平行移動に近い状態で進みます。沢沿いは平らな場所が多く、大雨が降ったらタダでは済まされないだろうし、そもそもキャンプ禁止なのでしょうが、思わずテント泊したくなりそうな雰囲気。実際に焚き火の跡?がチラホラと…。
本棚沢出合から傾斜が増してきます。西丹沢の他の道と同様に、涸れた沢を登ります。だんだん暑くなってきて、汗が滲んできました。2週間経ったからもっと寒いと思ったのに…。あの時は木枯らし1号のせいで寒かったのかな?
善六ノタワを過ぎると傾斜が緩くなるものの、小刻みなアップダウンを繰り返して畦ヶ丸山頂に到着。檜洞丸と同様に、なんとも寂しい山頂でした。時間が早いしお腹は空いていないので、少し先にある避難小屋でトイレを借りて先に進むことにします。避難小屋内部は薪ストーブ、少量の薪、ライター、布団が置いてありました。寒い時には助かりますね。
白石峠までもアップダウンが繰り返されます。それでも、比較的歩きやすい道のため、うんざりすることなく白石峠に到着しました。ここから先は、私は1度歩いたことがある道なので安心です。少し登って加入道山に到着。
事前情報通り、避難小屋は建て替え中でした。ここの避難小屋はトイレがなかったから、新しい避難小屋にはトイレがあるといいな。
山頂は工事関係者の事務所や資材でほぼ埋め尽くされていて、ベンチは既に使用されている方がいらしたので、少し先に進んで倒木をベンチ代わりにして昼食にしました。
昼食後、大室山に向かいます。天気予報通り、徐々に雲が出てきてしましました。1度グッと下ってから登り返します。大室山まではほぼ平行移動だと記憶していたので、記憶力の無さに情けなくなりましたが、それでも苦労するほどのことではなく、順調に下っていると…。後ろからザザッっという音とともに、「うわっ!」とkazuruさんの声が!
後ろを振り向くと、kazuruさんが前のめりで豪快に転倒していました。どうやら地面で頭を擦ったらしく帽子が汚れていたので、慌てて駆けつけて手を貸しました。幸い、タンコブ程度で済みそうで、ひと安心。
気を取り直して進みます。この西丹沢山稜も階段設置の工事中で、その脇を迂回するところの一部が滑りやすくなっている以外は得意に問題なく、大室山に到着。缶ビールを飲みながら鍋パーティーをしていたグループに2回挨拶をしても返事がなく、写真撮影をお願いできません。とっとと下山するかな…と思っていたら、間もなく到着しそうな3人組が見えたので、この方たちの到着を待って写真を撮り合いました。
犬越路経由で下山します。用木沢出合まで結構下るけれど、石棚山稜ほど歩きにくい記憶はなかったな…。ぐんぐん下って犬越路避難小屋に到着。ペンキの塗り替え工事中で、ペンキ塗り立て部分に足跡を残さないよう、気を付けてトイレを借りました。
その後、用木沢出合まで下って車道に合流し、西丹沢自然教室を目指します。途中のオートキャンプ場は明日の天気が雨予報であるにもかかわらずどこも賑わっていて、BBQやらで楽しそう。山でのテント泊しか経験したことがないので、いつかはキャンプをしてみたいな…と考えつつゴールしたのでした。
紅葉は終盤を迎えていて、来週にはほとんの葉が落ちてしまっていることでしょう。それでも、標高が低い場所はかろうじて紅葉を楽しむことができるかもしれません。
本当は檜洞丸まで行きたかったけれど、日が短い今の季節ではやはり無理。来年の春の花粉症シーズンが終わってから、ヒルが出る前に歩いてみよう。
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