栗柄峠〜西ヶ嶽〜御嶽〜大タワ〜篠山口駅
- GPS
- 05:58
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 713m
- 下り
- 787m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:58
飲料消費500mLあまり。
天候 | 週末は日本海側で大雪 晴れ1割弱、曇り1割強、残りは雪または雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)JR福知山線・篠山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
西ヶ嶽登山口から尾根までは階段でよく整備されているもののやや荒れ気味。御嶽までの尾根は岩がちの急登。ここもかと思って岩を直登したら捲き道があったりして。雪でルートが判りにくかった。御嶽から東、大タワまでは幅広の尾根になり歩きやすいが雪は深い。篠山口駅に向かって南西に走る県道299号は歩道がなく交通量は多いので脇道に避けた方が良かったかも。 |
その他周辺情報 | バス終点に草山温泉。丹波篠山市の中心部は城下町で見どころたくさん。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
土曜は歯科医を受診していたので今週末は日曜の山行です。奥歯が痛むし鏡で見ると黒くなっているしでどう見ても虫歯と思い、ずっと同じように磨いてるのにな〜これでしばらく土曜は山行けないか、と思いつつ診せると別に虫歯ではなく詰め物が着色しているだけ、とのことだったので一安心。じゃあこの痛いのは何だ?という疑問はあるものの、日曜はウキウキで山に行けました。心なし痛みも治まってきましたし。
この週末日本海側は大雪とのことで、最近兵庫県の山を攻めているものの、七種山や雪彦山のような難度高めの山で雪は怖いし、但馬地方の山も雪でダメだろうなと考えて、多紀連山の三嶽くらいならまあ大丈夫だろうと決めました。未踏の山も残り少なくなってきて2座まとめて登れそうなのはここ御嶽と小金ヶ嶽で最後です。ところが思ったより積雪と降雪が厳しくて1座だけで撤退したというのがこの日の結果。そういえばここは日本海側と太平洋側の境目でした。ちなみに三嶽と書いたり御嶽と書いたりしていますが、分県登山ガイドによると西ヶ嶽、御嶽、小金ヶ嶽を併せて三嶽と呼ぶそうです。
篠山口駅からウイング神姫のバスに乗り栗柄バス停で下車。栗柄口の方が近いのですが次回多紀連山の西側を歩くときは長丁場になりそうなので、軌跡繋ぎのために今回長めに歩いておくのです。ただバス停を下りたとたん雪化粧した山が目に入り見通しが甘かったことを知りました。登り始めてしばらくすると積雪が目立つように。尾根は雪と岩がミックスされた急登でなかなか大変でした。いっそもっと深ければ持ってきた軽アイゼンを出したのですが。雪混じりの風もやや強めで撤退を考えつつ先に進みました。
御嶽頂上までは誰にも会いませんでしたし、御嶽から大タワも同じく無人でしたが、ピストンした新しいトレースがついていました。積雪はやや深めになりましたがかえって歩きやすくトレースもついているので安心して歩けました。大タワには雪遊びに来ているらしいご家族がいて一言挨拶を交わしました。他にもう1台駐車場に車が停まっていたので小金ヶ嶽ピストンでしょうか。私はアスレチック施設の四阿でパンを食べつつ休憩。降雪はいっこう弱まりませんし、小金ヶ嶽はここまでよりも難しいという話を記憶していたのでここで撤退に決定。県道301号を下ることにしました。まあ1座はハントできたので良しとしましょう。
軌跡繋ぎのために今日は出来れば篠山口駅まで約10kmを歩くつもりだったのですが、この撤退のおかげでますます舗装路区間が長くなり、今日は2/3以上が舗装路になってしまいました。途中で通り抜けた市街地は城跡を中心とする城下町でなかなか風情がありました。観光客も多く、先月訪れた出石のようです。先々週の西脇市といい、鉄道駅が市の中心じゃない町も多いですね。車がないと少し不便でしょうが雰囲気がいいです。しかし途中撤退した鬱屈を晴らすのにお土産物屋で色々買い物してしまいました。駅までの3軒と駅構内の観光案内所1軒、計4か所でそれぞれ。思わぬ散財でしたが、次回は駅までバスに乗るつもりなのでこんなに色々寄るのは今回限り。
今日は反省のある山行でした。軽アイゼンや防寒着は持って行ったものの、グローブはインナーだけで心細かったですし、耳の隠れる帽子も必要でした。気象情報を甘く見ていました。昨シーズンまでに何度か初心者向けの雪山にも行っていたのですが、急な岩場の多い山で雪が積もるとこんなに厄介になるんだなというのも勉強に。
ただまあそれはそれとして、今シーズン初の雪山は楽しかったです。今日歩いた御嶽より東の尾根や、栗柄峠、それに北側の鼓峠はちょうど中央分水界に当たり、何の印があるわけでもありませんが「おお、今日本海側と太平洋側の境目を歩いてる」という感動が。最近、高橋雅紀『分水嶺の謎 峠は海から生まれた』という本を読んで気になっていたのです。近畿から中国地方までの中央分水界を地形図で丹念に追っていく本で、私とは活動エリアが重なっているので興味ぶかく読めました。そのうち暇があったら日記にするかもしれません。
小金ヶ嶽を残してしまったので再訪せねばなりません。クリンソウが人気らしいので折角ならその季節でしょうか。そうすると西側の三尾山はヒカゲツツジの季節に。今日は平野部でも雨が降っていたので篠山の城下町はお土産を買うだけで通り過ぎましたが観光もできたらいいですね。今日は出発は遅く長く歩いた割には帰宅してもまだ外が明るかったりして、丹波篠山の意外な近さを実感しました。また気軽に来たいと思います。収穫のある一日でした。
○参考にしたレコ
平実檸檬 (noir34) さん https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7491554.html
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