鍋割山〜ユーシン〜大石山ピストン、通行止めの登山道の調査
- GPS
- 11:33
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,602m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
- 山行
- 9:26
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 11:33
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県民の森の駐車場が利用できません。最初はこちらに駐車する予定でしたが閉まっていました。路駐も考えたのですが道が狭いので諦めて大倉に移動しました。後で調べると以下の様に、令和6年7月1日〜令和9年3月31日の予定で、一般車両の通行及び駐車はできないそうです。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/03shinrin/seibi/kenminnomori/omotetanzawakenminnomori_202406.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道は特に問題は有りませんが、沢下りと廃道を2ヶ所歩いている所を以下に書きます。 <茅ノ木棚沢?の川下り> 鍋割山から雨山峠に向かう途中の、茅ノ木棚沢ノ頭を越えた先のコルで、下れそうな沢が見えたので地図で確認して下っています。地図上は滝が無く等高線もそんなに急峻では有りませんが、写真8〜12の様に短い区間に小滝が沢山有りました。上の方は水が流れていないのでまだましですが、下るにしたがって水が流れ始めます。トレッキングシューズでは、濡れた岩や苔の生えた岩では滑るので小滝の下降は大変でした。トラバースでチェーンスパイクを履いてしのぎましたが、この時期に沢装備無しでこの沢を下るのは止めておいた方が良いと思います。 <同角尾根を大石山までピストン> らくルートでは通行止めになっていますが、歩く人が少ないせいか落ち葉が多くて少し歩き難い以外は、特別な装備が無くてもトレッキングシューズで歩けます。 <雨山橋〜雨山峠> らくルートでは通行止めになっています。入口にも通行止めの看板が有りますが、特にロープやゲートは無いのでそのまま入れます。登山地図に実線で掲載されていた時に比べると、少し荒れた所が所々に有ります。写真24の様に巻き道の橋が完全に壊れた所は1ヶ所のみです。ここは一旦河原に下って沢沿いに少し登り、写真の右奥に見えている梯子を登って登山道に戻ります。 |
その他周辺情報 | 鍋割山荘は10時半からの営業と書かれており行きは開いていませんでした。帰りの時間でも既に営業終了して片付けているところでした。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル600mlx3
総菜パン8個
熊鈴
笛
手袋
帽子
チェーンスパイク
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感想
先週は始発バスを利用して、塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜西丹沢ビジターセンターと縦走しましたが、今週はこれに鍋割山を加えた丹沢の人気トップ5の縦走を計画しました。ところが表丹沢県民の森駐車場がゲートが閉まっていて入れませんでした。もう一つのゲート前の駐車スペースも、ゲートがそのスペースの前に移動していて使えません。新しいゲートの前に止めたのですが、チェックすると駐車禁止の看板が有りました。悩んだ末に大倉の近くのタイムズの駐車場に移動しました。計画では4時30分出発で鍋割山に6時42分着で日の出を見る予定でしたが、8時24分着と2時間近い遅れとなりました。
元々きつい計画だったので、この時点で計画は断念して同角ノ頭ピストン位かな〜と思ったのですが、出だしから足の疲労感が強くて先週よりペースが遅く、さらに手前の大石山での撤退となりました。今年最後の山行がこの様な結果に終わったのでとっても残念です。ただ計画を貫徹できた先週よりも、今週の方が途中でぶらっと沢下りしたり、通行禁止でバリルート化した所を歩いたりで面白かったです。大倉〜鍋割山間では登山者に会いましたが、それ以降は登山者に全く会わない静かな山行でした(ユーシンの林道で犬の散歩に来ていた二人組の女性には会いましたが)。
ところで後半の鍋割山への登り返しで、ふと「海に眠るダイヤモンド」が思い出されました。https://www.tbs.co.jp/umininemuru_diamond_tbs/about/
日曜劇場で一番好きだったのは「JIN-仁」でしたが、これはそれに匹敵するほど大好きなドラマでした。中心になる3組の恋愛もさることながら、端島に住んでいた人々の歴史を考えさせられました。ただ最終回の鉄平が兄の残した妻と子供や、自分の恋人の朝子を守る為に一人での逃亡生活を選んだ半生で、友人から朝子のその後の写真を見るのを躊躇ったシーンが有りました。鉄平が朝子に会ってないのは確かでしょう。でも無断で会社を去った後の逃亡生活で、廃坑になった端島の人々の為に再就職に適した所を探して友人に託していました。厳しい逃亡生活の中でさえ、そんな他人の事を思いやる鉄平が、朝子の為に何もしなかったとは思えないのです。
そこで鉄平の逃亡生活の半生で、朝子に危害が及ばない様に会わずに、でも彼女の幸せの為にやったかもしれない事が色々と思い浮かんできたわけです。鉄平のその後の半生を考えると、ヴィクトル・ユーゴーの本にでてくる主人公を思い浮かべます。「レ・ミゼラブル」もそうですが、「海の勇者」の主人公の報われない恋ですね。。。
茅ノ木棚沢を下ったんですね。自分もこの沢を下ったことはあります。確か稜線からの下りはじめと、沢中で3回ほどロープを出して降りた滝があったと記憶してます。ロープを出さないで降りたんでしょうかね。県民の森の駐車場はしばらくは駄目の様ですね。
良いお年をお迎えください。
あの沢を下った事が有るのですか。やっぱり自分より丹沢を歩いていますね。さすがです。ロープは無くて、3回程チェーンスパイクを出して少し巻いて降りました。その分時間はかかりましたが楽しめました。
県民の森駐車場が暫く使えないと、鍋割山のアプローチが遠くなりますね。
では来年も宜しくお願いいたします。良いお年をお迎え下さい。
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