山北つぶらの公園)〜大野山<周回>
- GPS
- 04:34
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 695m
- 下り
- 708m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:34
11月末に放映された「下山メシ」で登山シーンはわずかですが、楽しそうに登っている姿を見て「ちゃんと登ろう」、できれば好みの周回コースでと思って皆さんの記録を見ていると「ピストン」と「谷峨駅〜山北駅」がほとんどで周回プランが無い・・・それでもヤマレコ計画で描いてみると公園を基点に周回が可能であることが分かり時間もそれほどでも無いので、周回計画を立ててツレと一緒に年末山行とするつもりでしたが、直前でツレに仕事が入り単独で行くことに。。。
単独で正解でした。問題は最後の最後の登山口から公園までの登り返し、単調な舗装路をひたすら登る30分、ツレがいたらキレられていたかもしれません。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
解放08:30〜17:00(開錠は7時半過ぎ頃?、トイレも夜間施錠) ※駐車場入り口分岐の左手を入った先に臨時駐車場(無料、20台、無舗装) 臨時駐車場は24時間利用可 開錠された職員の方曰く「17時以降も利用可能として普段から利用可」 東京から東名高速の工事渋滞を避けるために5時に道の駅「山北」に入り、2時間仮眠後、7:20に公園駐車場入り口に到着。7:34に開錠していただき入場。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープ、鎖など必要な急坂など危険個所は無い。岩場も無し。 下山に使った地蔵岩コースは、多少崩れた跡もありましたが、迂回案内など含め整備されているので問題無し。 大野山登山口に降り立ち、都夫良野入口BS(標高190m)から公園駐車場(標高400m)までの2.3Kmの登りが今回の行程で一番汗をかいた。 |
その他周辺情報 | 登りのコース上から山頂含む各所で堂々とした富士山が眺められます。 イヌクビリの先、山地(やまち)にある「薫る野牧場」の牛達の姿に癒されます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
フリース
厚手ズボン
靴下
グローブ(二重)
毛糸帽子
ネックゲータ
トレランシューズ
ザック
行動食770Kcal
飲料(スポドリ500ml・お湯500ml)
熊鈴
笛
計画書(compassも登録済)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
スマホ
時計地図
タオル
ストック
カメラ
防寒着(ライトダウン)
雨具上
チェーンアイゼン
レジャーシート
ファーストエイドキット
ツェルト
固形燃料
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
ココヘリ
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共同装備 |
在宅者用アプリ(いまココ)
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感想
年末最後の土曜日の早朝、早ければ帰省の動きも始まろうかという時間、通常の土曜日でも東名集中工事で5時を過ぎると渋滞が始まるというので、自宅を早めに出て道の駅「山北」で仮眠。直接「山北つぶらの公園」に行かなかったのは駐車場の開錠が8時半となっていたからですが、他の方の「7時半頃に係員がいらして開錠し入れてもらえた」というヤマレコ記録を見て、7時20分に到着。やはり、7:34に入場出来ました。ヤマレコユーザーさまさまです。
待っている間に歩いて見てきた奥の空き地について聞いてみると、「満車の場合や駐車場が17時に閉まるので、臨時駐車場として使ってもらっているので、時間を気にしないで停めて良い」とのことでした。
ちなみに、「駐車場には入れるけど、トイレの鍵は別の職員が開けるのでまだ使えないよ」とのこと、停め放題の駐車場でウロウロしている間に係員の方が来てシャッターを開けていました。
予定より70分前倒しでスタート。臨時駐車場を見に行った際に登山道の入口も確認していたので迷いも無く、足取り軽く進みます。気温は零度前後で、私にしてはスタート時間も遅いので陽射しもあり汗もかくことなく気持ちの良い気候とコンディションの中・・・
一生に一度見ることが出来るかどうか・・・「送電鉄塔の建築現場!!」テンション上がりまくりです。
そして間もなく「大野山登山口」に到着。「熊出没注意」「ヤマビル注意」のツインスター揃い踏みでしたが、 この時期、どちらも居ないだろう と熊鈴も鳴らさずにスタスタ進みます(山中で出会った登山者の約半数が熊鈴鳴らしていました)。
2つのフェンスを開閉しながら進みますが、立ち止まる度に雄姿を現す富士山と周辺の山々、景色の良いルートです。2つ目のフェンスを越えた先はカヤトの世界。
そして登りでも下りでも見かけたスカイツリーと同じ高さの標高634mに飾られている木彫りの動物など楽しみながら標高を稼ぎます。
過去にどこかの山で見かけた電波反射板も再び目にすることが出来ました。山頂部周辺はアンテナだらけでしたが、そういったことを差し引いてもオツリが来る位変化に富んだコースです。
ここまでいつものように1枚脱ぐことも無く、汗もかかずに登ってこれました(ウールキャップとネックウォーマーは外しました)。山頂部は開けていて寒い・・・しかし、温かいコーヒーを飲む前にもう一カ所行くところがあります。「それは〜♪、さ〜んかくてん〜(^^♪」
事前に皆さんの記録を見ると「藪漕ぎで〜」「幻の〜」といったものが多かったですが、ヤマレコの計画書作成時に三角点までのルートが立ち寄り地として引かれていたので、少し遠回りでも最悪その通りに行けば良いと思っていましたが、山頂手前を右手に続く柵に沿って歩いているとヤマレコ地図では柵の向こう、そう遠くないところに三角点が有るように見えます。柵の途中から無理矢理入るのは気が引けたので、山頂部に到着してから、それらしき方向を見るとトイレの脇の粗い柵を少しかがんで潜れば疎林に入れそうです。笹のような植生もありましたが冬だからか、藪漕ぎと言うほどの密度も無い。それでも私は、スマホで地図を見ながら彷徨って発見しましたが、位置が分かってしまえばさほど難しくも無い場所にありました(トイレ脇からの行き方は写真とコメントをご覧ください)。ちなみに、ヤマレコ計画が示すルートで向かおうとすると確かに藪漕ぎになりそうです。但し、そのルートが本当の「山頂ポイント」に向かっているという記述もありましたので、私は「真の山頂」を逃しているかもしれません。
山頂部に戻って、寒いのでダウンを着込んで、東屋でポットのお湯を注いでインスタントコーヒーを飲みます。ゆったりと飲もうと思っていましたが、風がありインスタントの粉が飛ばされそうです。慌ててお湯を注いで・・・といった行為の中で二重手袋を2枚とも外してしまい。スマホで家族に写真を送ったりしていたら、手袋を着けようとしたら左小指の感覚が有りませ〜ん。じきに感覚が戻りましたが、横着してはいけませんね。何のための2重手袋なのか・・・反省/
山頂から5分程で駐車場がありました。私がズルしようと思っていた当初計画のスタート地点です。トイレもありましたが、我慢できるのなら山頂部のトイレがお勧めです。
イヌクビリから地蔵岩コースで下ります。薫る野牧場脇の階段を一気に下りますが、登りに利用すると体力削られるかもしれません。途中に634ポイントがあります。
地蔵岩を過ぎたら舗装路を下って行きます。2か所分り難いところがありましたので写真を貼っておきました。1か所目は何を勘違いしたのか下らずに登ってしまったので普通は間違えないと思います(ルート記録もはっきりと寄り道して、丹沢姉妹を上から見下ろしています)。2か所目は案内を見逃して民家に突入するところでした。
山北駅・山北駅・・・と降りてきて、大野山登山口で標高も下がって暑くなってきたのでフリースを脱ぎます。その横を通る皆さんは山北駅へと下って行きましたが、私は都夫良野入口BSから(今朝、車で登った)「山北つぶらの公園 2.3Km」を30分かけて、ひたすら登りました。
駐車場に着いたらストックを車に収め、汗をかいた背中を冷やさないようにザックは背負ったまま、休む間もなく公園内の「さくら山」「つつじ山」へと向かいます。公園の中を飛び回る子供(幼稚園〜小学校低学年?)と若い親御さんたちに不釣り合いな格好で好奇の目で見られながらスタスタと進みますが、元気の良い女の子にサッと抜かれるなど面目丸つぶれです(笑)。
「さくら山」では山頂標識、「つつじ山」では水準点を記録に収めて計画達成となりました。
先月うちの裏の道を熊が歩いていました。
またお越し下さい。
「くま散歩」してましたか・・・
近年は冬眠しない熊も居るそうなので、思い込みで油断しないようにします。ありがとうございます。
今年も宜しくお願いします。
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