2025年、山初めは天狗岳(極寒だよ)
- GPS
- 11:04
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 924m
- 下り
- 926m
コースタイム
- 山行
- 2:31
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:32
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 3:30
- 合計
- 8:16
天候 | 12/31 雪 1/1 晴れ 日中の気温は渋の湯で−5℃、黒百合平−10℃、稜線は風が強く体感で−20℃位でした。 過去にも1〜2月の厳冬期に登っていますが、今シーズンは特に気温が低いです。 防寒対策は万全に! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子7:29 → 9:07茅野 茅野駅9:25 → 10:17渋の湯 片道1,800円 【帰り】1/1 渋の湯14:55 → 15:45茅野駅 茅野16:20 → 18:11八王子 |
コース状況/ 危険箇所等 |
□すべて雪道です。渋の湯から黒百合平までは樹林帯のためチェーンスパイクで大丈夫。黒百合平から上部は岩場や森林限界のため、重アイゼンが良いです。 この日は降雪直後だったので、ピッケルは使わずストックで対処できました。 |
その他周辺情報 | 黒百合ヒュッテ https://www.kuroyurihyutte.com/index.html 渋御殿湯 Tel:(0266)67-2733 https://www.gotenyu.com/ |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
ベースレイヤー上(M.W.ジップ)
ベースレイヤー上(L.W.半袖)
ミドルレイヤー上(サーマラップJK)
ストリームJK
ベースレイヤー下(M.W.タイツ)
ベースレイヤー下(EXP.タイツ)
ミドルレイヤー下(兼寝巻:トレアクタイツ)
ミドルレイヤー(ロッシュパンツFW)
アルパインパンツ
EXP靴下
ALP靴下
ALPグローブ
インナーグローブ(予備×2)
アルパイン用ゲイター
ニットキャップ
バラクラバ
着替え(アンダー・ソックス)
アルパインブーツ
予備靴ひも
ザック(100L)
サブザック
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ(250U)×2
バーナー×2
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
リップクリーム
ロールペーパー
保険証
スマホ
スマホバッテリー
時計
アルパインゴーグル
サングラス
てぬぐい
ヘルメット
アイゼン
ピッケル
ストック(スノーバケット)
スノーシュー×2
ワカン
ナイフ
カメラ
三脚
テント本体(ステラ3型)
テントポール
グラウンドシート
スノーペグ×2
スノーアンカー×4
スノーソー
ショベル×2
プローブ
ビーコン(MAMMUT)
ビーコン(オルトボックス)
テント内敷物
シュラフ♯1
シュラフ♯2+サーマルシーツ
シュラフカバー(防水)×2
エアマット×2
サーマレストマット
|
---|
感想
2024年〜2025年の年跨ぎは、息子と山で迎えることにしました。
ふたりで山へ行けるのも、最近は学校の長い休みの時くらいとなり、回数自体は随分少なくなりました。それでもいざ、彼と行くとなれば準備も実行もスムースに進みました。学校、部活、最近は塾と色々と忙しいみたいですが、山が良い息抜きになっているのかな?と勝手に思ってます(^-^)
さて、過去に何度か登っている冬の天狗岳ですが、1月に私がガイドの積雪期講習を控えており、雪山で色々と慣れておきたい事柄もあったので、慣れている黒百合平でテント泊をすることにしました。
しかし、初日(大晦日)は午後から降雪となり、テント設営と水作りだけでもなかなか骨が折れ、時間があればやろうとしていたビーコン訓練や、ツェルト設営までは手が回りませんでした…
ちょっと甘く見ていたかなと、そこは反省。
そんなこんなで、2024年のラストはいつも通りのテント泊で終わりました。
明けて新年、1月1日。
この日は朝から晴天予報なので、山の上で初日の出を迎えようと、朝早くから行動開始でした。
予報ではマイナス15度程と承知はしていましたが、いざ稜線に近づくと想像以上に西風が冷たく、体感はマイナス20度も下回りそうな、厳しい山の洗礼を受けることになりました。
なんとか東天狗岳で初日の出を迎え、大好きな冬の西天狗岳も踏むことが出来ました。
息子も一年ぶりでしたがアイゼン歩行は問題なし。今回はピッケルの出番はなく、ストックで快適に登り降り出来ていました。
やはり陸上部は足が強いですね、感心…
それでも黒百合平に降りてきてから、改めて山上で受けた寒さを振り返り、装備をひとつ間違えていたら、手や顔が凍傷になっていたかもな、という反省もありました。
※実際に下山後の黒百合ヒュッテでは、手が凍傷になったと思われる登山者がおり、小屋スタッフから下山後に医療機関にすぐ行くよう促されていた模様です…
山は優しくも厳しい大自然。
高揚感があれば緊張感もあり、不安があるからその先に喜びがある。
やっぱり山には教わることがまだまだ沢山あるなと感じ、記憶に残る年越し山行となりました。
一枚目の写真…重装備の登山者…セキヒロさん?顔が違うけど…と思ったらコータ君ではありませんか!
凛々しい青年になってびっくりです😊
神々しい風景のオンパレード
厳しい寒さ(体感気温-20度🥶💦)ですがそれに耐える価値がありますね。
樹氷も素晴らしい✨
今年もよろしくお願いいたします!
出発日の朝、八王子でソバを食べてたのですが、相席した方に「これから親子で山ですか?」と訪ねられ、これまで紆余曲折、親子で登山をしてきたことを話していると、その方の目に涙。
思わず私ももらい泣きしてしまいました(笑)
息子と山を続けてこられて良かったなぁと感じたひとコマでした。
この先、息子と泊まりで山に行けるのは、年にせいぜい2、3回でしょうか。
回数は減りましたが、その分中身を濃いものにしたいですね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する