剣山 (見ノ越より往復)
- GPS
- 02:51
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 612m
- 下り
- 598m
コースタイム
天候 | 晴れ 無風、微風 山頂付近は風が冷たい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは非常に明瞭で、危険な箇所や間違えやすいところは見られない。往復リフトを使えば相当軽装だったり、行動開始が遅くても問題ないが、そのあたりは自己責任で。おそらく多くの登山者はリフトを使うと思うが、歩いても大した時間はかからない。 |
写真
感想
これまで四国は仕事でも旅行でも足を踏み入れたことがなく、当然山も全く登ったことがなかった。11月も後半で既にシーズンオフとも思われたが出掛けてきた。
四国遠征初日。登山口までのレンタカーでのドライブ中に体の異変に気付く。どうも熱っぽい。恐らく37度台前半くらいと思われる程度。クルマの運転や登山に大きく差し障るほどではないが、調子が良くない状態での登山になった。登山口までの道路はクネクネの細い道が延々続き、車酔いに弱い人であればこの区間がもっとも大変と思われた。この道は小さいクルマのほうが楽かも知れない。駐車場には11時過ぎに到着。今日は3時間程度の短時間行動なのでこの時間からの行動開始でも問題はないだろうが、何より体調が良くない。微熱状態で準備をして行動開始。駐車場を出てすぐに忘れ物に気付き一度戻る。登山口は神社の石段になっていて始めから急登。これを登り切ると神社があり、その先から本格的な登山道が始まる。体調が良くないのでリフトを使うことも考えたが、時間にして往復で1時間程度のようなので、体を動かし一汗かいて体が軽くなることに期待して歩くことに。始めのうちはリフトと付かず離れずでリフトのアナウンスなども聞こえるがじきに離れて意外に急な樹林帯を登る。ペースは悪くないような気がしたが、体調万全だったらもっと快適に歩けただろう。一汗かいて体が軽くなるかと思ったが結局そんなことは全くなく、微熱と頭痛のままでリフトの山頂駅に到着。このあたりからは山頂付近が見渡せた。ベンチに腰掛けて休憩する。景色も天気も良いが、如何せん体調が良くない。しかしこの山にこられるのは多分もう二度とないので、ゆっくりでも確実に歩いて山頂に達するつもり。リフト駅からはいくつかのルートがあるようだが、往復で同じ道のピストンは面白味に欠けるので登りは尾根道を選択。風もなく暖かく、アンダー一枚でも歩けるくらい。とても11月末とは思えない陽気。山頂付近に近付くとなにやら人の声。何かを読み上げているようで、テープからスピーカを通しているのかと思ったが、神社の神主さん?が読み上げているようだった。神社の隣にはヒュッテがありまだここは営業していたが、平日のためか、人気はなかった。ここから少し登ると景色が一気に広がりなだらかな山容が見えるようになる。熱のある中歩いてきた甲斐があった。平日とは言え、百名山だしリフトを使えばあっと言う間にあがってこれるから散歩している一はそこそこ見られた。山頂からは付近の山々が見られ、縦走すればより良く周辺の山を知ることができるのだろうが、埼玉からでは何より移動が大変である。それよりも今日は微熱のためか、魅力的な縦走路を見ても登高の意欲が湧かなかった。山登りは体調万全で来なければ、と改めて思う。
最高点付近にはベンチがありここでしばし休憩するが、風が冷たくて持参した防寒着を着てしのぐ。が、まだ寒い。汗をかいて体を冷やした訳ではないが、体調は改善していなかった。防寒着を着たまま山頂付近を散策して下りに取り掛かる。下り始めてもしばらくは寒気を感じたので防寒着は着たまま。でもさすがにしばらくすると樹林帯に入り風も抜けなくなるので暑く感じるようになり元のアンダー一枚のなる。下りは大剣神社方向を目指してさらにその近くにある水場も見てみたが、この日は枯れているようだった。その先はトラバース気味に歩いて再びリフト駅に到着。登りと同じくここで小休止して樹林帯の下りにかかる。時刻も14時近くなのでさすがに登りの登山者はいないかと思ったが数名見掛ける。難しいコースではないので、暗くなってもヘッドライトがあれば問題ないだろう。むしろ月が出ていて明るければ、夜の山頂も悪くないだろうが、この時期は防寒対策必須である。出発から3時間かからずに駐車場に戻る。この駐車場は立体になっていて、シーズン中の週末などは混雑が予想されるが、この日は自分含めて2台のみと閑散としていた。ほぼオフシーズンの平日のためだろうか。
普段のペースならもっと早く歩けたと思うが、今日はこれが精一杯。天気が良かったのが幸いした。この後クネクネの山道を下りつつ数時間移動して明日の石鎚山に備えるが、体調のことを心配しながらのドライブとなった。こういった大事な時にちょうど熱を出してしまう自分の体が恨めしい。
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