三方倉山と戸神山:初冬の二口・秋保の個性的な山々
- GPS
- 06:03
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 978m
- 下り
- 956m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:34
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白沢峠:仙台石配水所のゲート前に4〜5台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はない。三方倉山山頂直下は急登。 |
写真
感想
22日は連休中最も天気が良さそうである。この先、忙しそうなので行ける時に行っておこうかと、今日も近くの山に行ってみることにする。三方倉山はブナの原生林が魅力的だし、先日オボコンベから見えて行ってみたくなった。戸神山は展望の良い里山だそうで、個性的な近傍の2つの山を組み合わせてみた。
22日朝は良い天気である。二口に向かうと、大東岳登山口の駐車場にも既に2〜3台の車がある。今日は少し高い山でも安定した天気のようだ。ちょっと心が動いたが、大東岳は少し覚悟がいるので、予定通りその先の二口キャンプ場駐車場に向かう。整備された駐車場で、トイレも有る。さて、駐車場からも見える対岸への橋に降りていく。コンクリートの橋を渡り、下流に向かって右岸の河原の岩の上を行く。二口渓谷はきれいな所である。少しで右に自然歩道への登り口がある。少し階段を登ると右遊歩道、左三方倉山ブナ平コースの分岐をブナ平コースに入る。枝沢を渡り、この沢に沿って急登となる。数分で小さな水道施設有り。更に登って行くが、時々沢方面への踏み跡がある。水源管理の道なので、注意。登山コースにはピンクリボンがある。だんだん尾根上になってきて、樹間から大東岳、磐司岩が見える。右には三方倉山が大きく見える。道は徐々に急になってくるが、標高650m当りになると一旦平坦になって、三方倉山を左に回りこんでいく。この辺りからブナの巨木帯となり、落葉を踏みながら気持ちの良い歩きとなる。登り始めから70分程で、最後の急登となる。最初は樹林帯のジグザグの登りである。途中、巨大な倒木があり、ルートがちょっとだけ判りにくい。倒木の根元を回り、その後下り気味がルートである。次に岩が見えてくる。有名な柱状節理の断面で、石垣の様に見える。その左を通過し、谷筋の急な登りとなる。岩や木の根をつかみながら登る場面もある。次いで尾根上になるが、急登は続く。山頂に近づくと傾斜は緩くなり、シロヤシオコース分岐そして三方倉山山頂に到着する。
三方倉山山頂の三角点周辺は狭いが、西側に杉に囲まれてはいるが、良い休憩場所がある。山頂周辺を歩き回ると少し木が邪魔になるが、大東岳、雁戸山、熊野岳などがよく見える。今日は、雪も無くて何処でも行けそうな天気だ。あちこち賑わっているかな。下りはシロヤシオコースに向かう。急な一辺倒な下りではあるが、ジグザグに切ってあり、登りに使う場合にも登りやすいかもしれない。でもブナ平コースの方が、変化があってよいとは思う。樹間から見える大東岳が徐々に高くなって、スギの植林帯に入ると自然歩道は近い。自然歩道は割りと高い所を通っている。登りで通った分岐点に達し、階段を下って河原に下り、駐車場に戻る。今日、出会った方は3名だった。三方倉山は標高や距離で想像していたよりもきついが、登路の様々な変化や深山の雰囲気で、よい山だった。
次は帰り道に登山口がある戸神山に行ってみよう。国道457号線で秋保から愛子に向かい、白沢峠が登山口である。仙台市の給水施設のゲート前に駐車するが、ゲートの出入りの邪魔にならないように停めると4〜5台。今日はバス1台と乗用車2台が既に停まっていたので少し苦労した。ゲート脇を通って、舗装道路を行くと直ぐに給水施設があるが、その右を回って(案内あり)登山道に入る。落ち葉が積もった幅広い道を行くと、徐々に道は細くなる。この辺りから右の崖や歩いている道が白いのが目立つようになる。岩や土壌が白いようだ、だから白沢というのかな。しばらくで、開けた場所に出るが、表コースと裏コースの分岐である。裏コースを奥まで行って女戸神山から行くことにする。男戸神山を回りこんで鞍部への分岐に出るが、女戸神山経由、男戸神山という標識に従って直進する。その先で女戸神への道標に従って曲がり、冬枯れの尾根状の登りで、女戸神山山頂に着く。あまり展望は良くない。尾根を鞍部に向かって下るが、男戸神山が大きく見える。鞍部からは「熊落ち坂」の急登であるが、長くはない。男戸神山山頂からは仙台市街の眺望がよい。上空は早くも曇ってきたようだ。やや高い山にも雲が架かってきたようで、残念だった。鞍部まで戻って表コースを下る。落葉が積もって道が判別しにくいがテープを追って下る。植林のスギ林に入ると道ははっきりするが、伐採で乱雑になっている。一時、林道に出るが矢印に従って、山道に入ると男戸神山からの稜線となり、そこを下っていく。分岐点に出て、そこからは往路と同じ道を下る。戸神山で出会った方は一人だけだった。
コメント
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最初は良い天気でしたが、夕方はかなりガスってしまいましたね。ちょうど、午前中にドライブして雁戸山や仙台神室、大東岳を見ていましたが、少し霞んでいたモノの快晴という印象で、晩秋最後の登山日和と思ったのですが、いやはや。それにしても、2日続けては素晴らしいですね。
私もこの先忙しく、しばらく冬眠することになりそうです(笑) 冬が続いているうちに目覚めることができればと、なんとか3月くらいにはカムバックを狙います(ヽ゜ω゜)ノ
珍しく連休ということになったし、天候が良かったのでつい連登になりました。今回の山は、高い山は雪という場合の通常の初冬の山選びですけど。それにしても、今のところ、今年は暖かくて、雪を踏まずに12月ということになりました。無雪期用トレッキングシューズも手入れをして、来年まで冬眠です。
冬も天候を見ながら、隙あらばという位は考えていますよ。
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