万葉集を尋ねて名欲山（向原・木原山・向岳）

2025年01月05日(日) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 25.9km
• 登り: 870m
• 下り: 868m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:52

距離 25.9km 登り 870m 下り 868m

8:04 スタート地点
8:08 竹田市久住総合運動公園
8:22 8:23 久住神社
9:30 9:31 向原
9:56 笹川バス停
10:42 木原山登山口
10:52 11:00 木原山
11:10 11:11 木原山登山口
11:51 東向
12:45 12:46 向岳
13:38 13:52 四ッ口峠
14:40 14:45 久住ポケットパーク
15:04 小倉峠
15:17 境橋
15:20 久住のツクシボダイジュ
15:56 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

竹田市久住総合運動公園に駐車。
20台くらい。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はないが、2カ所薮ゾーン。
とくに向岳への尾根は薮4

写真

1/5 8:07

総合運動場からスタート。
とても寒い。

1/5 8:12

豊後街道を歩いて久住宿へ。

1/5 8:13

案内板あり。

1/5 8:22

久住神社へ立ち寄りました。

1/5 8:35

現在の久住宿。
町並みの原型は残っています。

1/5 8:48

さびさびのサンバー。

1/5 8:50

稲わら干し。
大分ではこの形が多いです。

1/5 8:56

竹田市街に通じる道。
ここも古い道なのでお地蔵様が多かった。

1/5 9:04

ここから向原方向へ。

1/5 9:06

目をつけていたここから入山。

1/5 9:09

最初はよかったが徐々に薮に。

1/5 9:14

ようやく道になってきた。

1/5 9:17

急に極太の林道となった。

1/5 9:23

そのまま上へ。

1/5 9:28

一座目「向原」
曲輪のような構造もあるし、もしかしたら城山かも？

1/5 9:40

帰りはそのまま林道で。

1/5 9:43

林道出口。
ここから入れば一瞬です。

1/5 9:51

しばらくは舗装道。

1/5 9:55

笹川集落着。
廃屋が多い。

1/5 9:56

立派な小滝がありました。

1/5 10:05

老人コミュニティー施設・・・。
使う人がいなくなったのでしょうね。

1/5 10:06

立派な石橋発見。
近くに同じく石橋の水道橋も。

1/5 10:13

徐々に高度が上がる。

1/5 10:17

鉢山集落着。

1/5 10:19

集落の中心に立派なご神木がありました。

1/5 10:23

遠くには大船山と黒岳。

1/5 10:29

名欲山への看板発見。

1/5 10:30

正面が名欲山。
奥に祖母山が見える。

1/5 10:37

こっちは阿蘇山。

1/5 10:41

ここが名欲山の登山口。

1/5 10:45

ダートなのでジムニーとかなら上まで行けるかも。

1/5 10:47

山頂が見えた。

1/5 10:49

最後だけは薮っぽい。
障害にはならない程度。

1/5 10:52

二座目「名欲山」
木原山、鉢山とも言います。最も古い名称が名欲山。

1/5 10:52

遠くには祖母山。

1/5 10:53

阿蘇山。

1/5 10:54

正面に九重山。
ここから百名山が3座臨める。

1/5 11:32

少し歩いて八山集落。
ここも限界集落です。

1/5 11:37

集落には人の気配があったので、少し離れた場所から入山。

1/5 11:42

薮を登っていく。
とげとげも多いので気をつけて。

1/5 11:46

ツチグリ。
突っついたら煙を出す。

1/5 11:50

三座目？「東向（四等三角点）」
東とはどこから見ての東なのでしょうか。

1/5 11:55

ここから向岳へ。

1/5 11:57

最初の方は歩きやすかった。

1/5 12:04

ここから300m程度が薮4程度。
足下も不安定でとても骨が折れた。

1/5 12:09

林道も併走していたけど、途中で消えた。

1/5 12:24

なんとか薮を通過。

1/5 12:32

順調な道に変わりました。

1/5 12:34

前衛峰。

1/5 12:39

そしてルート分岐。

1/5 12:41

四座目「向岳」

1/5 12:50

帰りは赤テープに従う。

1/5 12:54

途中で伐採が行われ、かつてのコースは消滅していました。

1/5 13:01

なんとか林道まで降りてきた。

1/5 13:08

登山口着。

1/5 13:23

ここから赤線をつなげに東へ。

1/5 13:25

これで前回歩いた道に合流した。

1/5 13:34

久しぶりの山神社。

1/5 13:40

ゆっくりできそうなところが無かったので、ここでお昼休憩。

1/5 14:03

豊後街道に復帰。

1/5 14:06

セドリックとクラウン。
1970年代の代物。

1/5 14:34

凝灰岩の採石場かなぁ。

1/5 14:39

久住ポケットパーク。

1/5 14:48

謎の階段の先は何もありませんでした。

1/5 15:04

小倉峠。
豊後街道自体はここでは無くすこし南側を通る。

1/5 15:14

豊後街道の登り口。
今は産廃施設で通行できないのだとか。

1/5 15:16

ここから豊後街道に復帰。

1/5 15:18

境橋。

1/5 15:21

奥から峠を一つ越える。

1/5 15:25

道並みが残っている。
情報通り。

1/5 15:29

奥は倒竹で通行困難になっていました。
なんとか抜ける。

1/5 15:42

この橋だけアーチの石橋になっていなかった。

1/5 15:43

豊後街道は直進。

1/5 15:45

こっちもなかなかの荒れ具合。

1/5 15:49

道は運動公園で途切れる。
左に曲がるとテニスコートに出られます。

1/5 15:53

16時前になんとか帰ってこられました。

撮影機器：

ILCE-9 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも 針金 テーピングテープ 細引（設営用） ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ マグライト 予備電池 ポータブル充電機 GPS 筆記用具 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ストック ビーコン サバイバルシート ツェルト ペグ8本

感想

らる

万葉集より

「明日よりは　我れは戀ひむな　名欲山　岩踏み平し　君が越え去なば」
「命をし　ま幸くもがも　名欲山　岩踏み平し　またまたも来む」

＊名欲山は現在の木原山（鉢山）

　二年前に作った大分横断ロングトレイルのルート。このルートは亀ヶ岳から南山までの尾根道の状態が悪く最後の方は竹田市内を通り荻岳方向に進むようにしていた。ただ諦めた、尾根筋ルートもずっと気になっていたので、地道に伸ばし今回の企画で向原まで繋がる。

　豊後街道（肥後街道）とも領域としてかぶっているので、久住宿までは豊後街道を探索。登った三座としては向原は林道を使えば簡単に山頂まで行け、木原山は問題なし。ただ、八山集落から東向、向岳のルートは畜産施設を通らないように尾根を迂回したものの、弱めの薮4に阻まれ、なかなか進めなかった。向岳以降は豊後街道まで歩きつつ、運動公園に帰る。至る所に豊後街道の看板があり道迷いの心配はあまりありません。

　境川から久住運動公園の区間は、先行者のブログでかなり迷走したとの記述があったので気構えたけど、しっかり道を見定めると間違いなく一発で通れました。豊後街道を歩く企画をされる際はGPSを参考にしてください。

　ここから先は浸食を受けた阿蘇外輪山の区間なので、尾根筋をたどれなくなります。南山を絡めつつ産山に抜ける道を選定中です。

大分県主要山岳丘陵一覧 (677/1077)
No.969 向岳（竹田・直入）
No.970 木原山（竹田・直入）
No.971 向原（竹田・直入）

体力　　　★★★☆☆
傾斜　　　★★☆☆☆
不明瞭度　★★☆☆☆
危険度　　★☆☆☆☆
薮指数　　★★★★☆
岩指数　　★☆☆☆☆
天気　　　A

コメント

ゆみちゃん

こんばんは
長距離とヤブコギ、お疲れ様でした。
手元の資料では向原に山城はありませんでした。向原は17番から取付きますが、向岳の53番あたりは2022年から随分とヤブになったみたいですね。そこまでひどくないですか？

らる

ゆみちゃんさん
向原は林道使えば一瞬です。向岳のとりつきは典型的な植林から数年後の若木＋ススキの薮で距離自体は短いですがそれなりです。もっと木が生長して日光が当たらなくなれば薮は消滅すると思うのですが。