記録ID: 7673301
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山
金剛山、妙見谷〜坊領道〜村役場前/日没間際の下山
2025年01月05日(日) [日帰り]
大阪府
奈良県
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 710m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス 千早赤阪村役場〜富田林駅前:4市町村コミバス 近鉄電車とJRを乗り継いで帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●妙見ノ滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見ノ滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見ノ滝は、左岸に巻き道あり。妙見ノ滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。 ●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。 ●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。 ●標高920mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。ここに目印のトラロープが張られていたが、今は切れて地面に落ちてしまっている。間違って、この谷を直進してはいけない。過去、ここで滑落死した人がいる。 ●右手を注意深く見ていると、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。 ●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険があるので注意を要する。 ●冬季は、滝が凍結する可能性があり、水しぶきが飛び散る周囲の岩も氷が張りつき、アイゼンが必要。滝を巻くルートの要所に、古い残置ロープやワイヤーがあるが、これも氷って、岩に張り付いてしまうことがある。氷ったロープを岩から引き剥がしたり、適当な手掛かりがない時に、ピッケルが活躍するかもしれない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
毛帽子
毛糸手袋
予備手袋
ネックウォーマー
レインウェア
折り畳み傘
靴
ゲイター
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
アイゼン
ピッケル
カメラ
|
---|
感想
今日も、妙見谷の滝は、凍結していなかった。雪もほとんどない、静かな冬の日、ゆっくりと谷を溯る。妙見谷を歩き始めて5か月、人に出会ったのはたった1回だけだった。いつ歩いても、誰もいない静かな谷・・ここは、私にとって、気持ちのやすらぐ山歩きのできる貴重な場所だ。
この日は、もう少し長い山歩きがしたくて、20数年ぶりに坊領ルートから下山してみた。しかし、行けども行けども、暗い植林の尾根が続く。
上赤坂城跡へ・・という道標が現れてから、いくら歩いても、城跡に到着しない。こんなに長かっただろうか・・ふと不安になる。日没まで1時間を切って、気持ちが焦る。ヘッドライトはあるが、過去1度しか歩いたことのない、こんな暗い植林の山道で日没を迎えれば、踏み跡も分からず、確実に道を見失う。
午後4:13、日没50分前、ようやく記憶にある上赤坂城跡に着いた。夕暮れ迫る雑木の城山を見上げて、安堵感がこみあげて来た。しかし、まだ山道は続く。林道に出るまで安心はできない。森を抜けて、ようやく明るい舗装林道に出たのが午後4:31、日没30分前だった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:41人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する