伯耆大山 〜晩秋の空を楽しむ西日本遠征第2弾〜
- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 972m
- 下り
- 974m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:50
天候 | ガス→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキーシーズンでないので無料 トイレあり ◆登山口…夏山登山口 大山寺橋から西に1分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆夏山登山道 6合目まで樹林帯。7合目あたりから大山北壁が見える。 8合目からの木道は夜露により滑る。特に下りは要注意。 頂上直下の避難小屋は広く、トイレもある。 弥山から剣ヶ峰への縦走は禁止。 |
その他周辺情報 | ◆前日の宿泊地…FBI DAISEN https://www.fbi-camping.com/daisen/ 少々お高めのキャンプ場。11月末まで営業。 |
写真
感想
本州にある日本百名山のなかで、栃木から最も遠い山は鳥取県の伯耆大山だ。関東からの場合は飛行機で米子鬼太郎空港まで飛ぶのが普通かもしれないが、いくつかの山を登る計画の我々はマイカーでの移動。座り続けたことで臀部から太腿の血流が悪くなりそうだ。前日の伊吹山を下山してから大山山麓のキャンプ場まで移動してテントを張り、2日ぶりに足を伸ばして寝ることができた。
大山寺橋の駐車場から夏山登山道を登る。キャンプ場で見られた星空はガスに隠れてしまった。日の出前で、しかもガスに覆われた登山道は展望がほとんどない。6合目もガスの中だが、上空が明るくなってきたので晴れる予感がした。予感は的中し、7合目からは見事な雲海を眺められた。8合目からは植生のため、ダイセンキャラボク周辺が木道で整備されているが、この木道が曲者で、夜露でものすごく滑る。クランポンなしで歩いた雲取山の凍結した登山道を思い出した。
伯耆大山の最高峰は剣ヶ峰の1729mだが現在は通行禁止。滑りやすい木道も山頂台地周辺は乾いていて安心して歩ける。山頂は弥山(みせん)。避難小屋から望む弥山は後光が差していて神々しい。
7時27分、伯耆大山に登頂。中国山地には属していない独立峰は『伯耆富士』と呼ばれる。雲海に囲まれた伯耆大山には『孤高』の文字がふさわしい。
弥山からの下りは頂上台地を周回する。ダイセンキャラボク群落の木道は日陰なので滑る。梵字ヶ池近くで珈琲を淹れる。晴れた山で飲む珈琲は美味さ2割増し。西に広がる伯耆町の雲海を楽しんでから下山。5合目で行者谷に下り、元谷から大山北壁を眺める。槍平から見上げる滝谷のように感じられた。樹林帯に入り、大神山神社奥宮あたりまで下りてくると、大山はガスに覆われてしまった。早い時間に登って良かった。
【下山後の鳥取観光】
大山からおよそ80km。途中の「青山剛昌ふるさと館」「鳥取砂丘コナン空港」をスルーし、鳥取砂丘へ。ラクダに乗ったり砂丘を歩いたり、山ばかり登っている我々が珍しく普通の観光を楽しんた。
それにしても空港の名前に「コナン」「鬼太郎」とは、鳥取県恐るべし(栃木県に空港はありません)。
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