城山〜剣尾山〜横尾山 (能勢町)
- GPS
- 04:49
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 833m
- 下り
- 846m
コースタイム
天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『能勢』の当日の気温 朝の最低気温 2.9℃ (07:15) 日中の最高気温 8.9℃ (14:56) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※7〜8台程度は止められるスペースです。以前はバリケードがありましたが今はありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
城山エリアは地形図上破線道もない状態ですが、一部に遊歩道が整備されています。剣尾山エリアは遊歩道、あるいはよく踏まれた登山道となっており、安心して歩けるエリアです。 途中は車道、あるいは林道となっており、特に心配なく歩ける状況でした。 ■駐車地点〜城山〜白木谷林道 西側より城山山頂へは地形図上の破線道もなく、山頂南西側の尾根筋を目指して登りました。西林寺の東側にある破線道は古い道筋となっており、尾根より山頂付近にも最近踏まれた様子はないもの古い道の痕跡?があり、それを頼りに歩いています。 境界杭以外にも杭のようなものが散見され、一部に切り開かれた痕跡も見られました。頻繁に歩かれているような踏み跡もなく、城跡の調査でしょうか? 一部は急斜面となっていますが歩くのに困難な藪ではなく直登も可能ですが、前回下った時に苦労した経験から、下りはお奨めできません。 山頂より東側、白木谷林道に掛けては木製階段等、遊歩道レベルの整備がされています。以前に歩かれた方の記録より2005年前後に整備されたものと推測できますが、整備後は積極的に利用される事もなく放置されているようです。 ■白木谷林道〜剣尾山 白木谷林道は大半が未舗装。城山下山地点に車止めのようなものが設置されており、車は通りぬけ出来ないようですが、歩く限り支障はありません。剣尾山へは古い案内図に『町石道』と記されていたコース、地形図上にも実線、波線で記されたルートを辿る予定でしたが、結果的に一つ西側の谷筋を登っていました。 実線部分は舗装された林道となっており、概ね地形図上のラインと符合しますが、破線道部分はかなり不明瞭。登った道筋は炭焼きの際に利用されていたもののようですが、稜線付近では踏み跡も消え直登しています。 始めて歩いたルートに付き、単なる見落としの可能性もありますが、目印等は見掛けませんでした。山中の路面はガレ気味、踏み跡を辿るのは難しそうです。 ■剣尾山〜横尾山〜駐車地点 南側より剣尾山山頂へ至るルートは遊歩道として整備された歩きやすい道が続きます。横尾山を経て能勢温泉側へ下るルートもよく踏まれた山道ですが、一部に岩場や急坂区間があります。 能勢温泉側は『21世紀の森』として整備されたエリア、『山頂広場』に繋がります。その先は道標等の設置された遊歩道です。今回は『しかの道』を利用し、駐車地点に近い『さわがに広場』に下りましたが、その区間は急坂区間とされいます。山歩きに慣れた方なら問題ありません。 【過去の主な記録】 ■剣尾山〜城山 (能勢町) 2015年01月28日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-581638.html ■横尾山〜剣尾山〜行者山 2014年12月27日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-565167.html ■横尾山〜剣尾山・土ヶ畑ルート(能勢・亀岡)2014年05月28日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-455755.html |
写真
感想
剣尾山の南側にある城山。今年初めに訪れた際に西側への下山で苦労した事を踏まえ、落葉期を待って登りに挑戦しました。
この山は歩く山としてはかなりマイナーですが、山辺城、あるいは鷹爪城などと呼ばれる中世の山城跡として、その類が好きな方には結構知られた存在のようです。なんとなく人工的な地形も見掛けましたが、詳しくないのでよく解りませんでした。
登山道の類はないものの、定石通り?登りで稜線を辿る限りは特に登り難い山ではなく、一部に人が歩いた痕跡、伐採跡もあるようでした。手入れが行き届いている山ではありませんが、落葉期に歩く限りでは藪山っぽくない歩きやすい山です。城跡を探索するのを目的に歩いてみるのも楽しそうな山です。
現状の地理院地図には破線道もなく、歩かれた情報の少ない山ですが、後から調べると、城跡を目的として訪れられる方の記録が結構あるようで、山域を知るには参考になりそうです。
今回は城山のルート探索が上手くいきましたが。。
剣尾山へのルートとして、古い案内図で見かけた『町石道』を辿る計画は、見事に失敗!地形図上にある実線、破線道を辿るだけと特に情報収集もせずに歩いたのも敗因でしょうか。。
思いの外、舗装された林道区間も長く、古道の雰囲気を楽しめるような雰囲気でもありませんでした。もっとも、外れた後の山側の道筋を辿ると印象も変わったかもしれませんが?
ちなみに間違えたルート、稜線の登山道へは少々強引に直登する必要はあるものの、以前は炭焼きの作業に使われていた道筋のようです。この山域の炭焼窯跡は、ガレ気味の山肌にみられる大振りの石が積まれており、保存状態のいいものが数多く残っています。興味のある方なら、それなりに見応えがあるものと思われます☆
■ランチのうどん、美味しかったものの。。
少し前より使い始めたアルコールストーブにて、液体スープのうどんを作ってみました。格安のうどんにですが、卵を割った状態でケースに入れて持ち運びするネットで見掛けたアイデアを実践、熱々をおいしくいただけました。
使い慣れてはきたものの、寒空の中、しかも風の強い山頂での用具の準備や片付け等々、特に今回は使用した鍋をティッシュで軽く拭き取る等の手間も重なった都合、身支度を整えて出発する頃には、すっかり冷え切っておりました。
寒い季節の熱々ランチは魅力的ですが、現実は厳しいようで。。
風当たりの強い山頂を避ける、あるいは火力の強いガスを利用する等、色々考える必要がありそうですが、その分、楽しみが増えたような気もします♪
コメント
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お疲れ様です
私も秋に登った剣見山…そうかぁ、城山っちゅうところからも、登れるんですねーと、感心しきり
今度一度トライしてみたいと思います
ありがとーございました
しかし、卵…ホンマにナイスですね
それも、いただこうかと (笑)
1033さんコメントありがとうございます。
城山方面含めて歩けそうな道が多いものの、メインルートがあまりにもメジャー過ぎるのか?破線道はあまり歩かれない山域のようです。
道を間違えた分際で言うのもなんですが、メイン以外は踏み跡が薄く、稜線を外れると結構迷いやすいとの印象ですので、慎重にお楽しみください
卵。。何方かのブログか何かで拝見したアイデアですが、確かに理に適ってました
容器は、アウトドア専門店に並ぶ密閉性の高い?高価なものではなく、ホームセンターで購入したものですが十分なようです。白身の水っぽい部分がメレンゲ状態でしたが、他は特に問題ありませんでした。
割れば2個、割らなくても1個入る容器なので、ティッシュでも詰めて割らずに持って行こうかとも考えましたが、手が汚れずゴミが出ないこと、容器も水分のある袋等のゴミを詰めて持ち帰るには好都合でした
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