大峰山 白泰尾根の尻尾と秩父往還

2025年01月31日(金) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,108m
• 下り: 1,108m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:54

距離 18.5km 登り 1,108m 下り 1,108m

8:07 秩父湖バス停
9:12 9:24 大黒山
10:55 11:01 大峰／大峰山
12:01 12:06 十二天
13:36 白泰山線登山道入口
14:06 14:08 大滝 両面神社
14:40 14:42 栃本関所跡
14:50 14:51 栃本公衆トイレ
15:52 荒川ふれあいログハウス
16:01 秩父湖バス停
16:01 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二瀬ダムの駐車場を利用。40台くらいは停められそうです。

コース状況／危険箇所等

全体的に標識はしっかりしていて、分かりづらい所は少ないです。何カ所かのポイントは写真で説明しておきました。
この日の時点で、雪はほぼありませんでした。

その他周辺情報

二瀬ダムから車で数分下流に走った所に「三十槌の氷柱」があります。
帰りに寄ってきたので、写真を載せておきました。
公開時間は、朝8時30分から平日は19時、土日は20時までです。

写真

1/31 8:08

二瀬ダムを望む駐車場に車を停めて出発です。平日なので5台くらいしか停まっていません。

1/31 8:11

大きな擁壁に取り付けられた歩道を登って行きます。

1/31 8:16

登りきった所に小さな展望台があって、そこからの二瀬ダムです。

1/31 8:29

大黒山への登りは、舗装道路を歩いたり、横断したりしながら登って行きます。
要所には標識が設置されているので、見落とさなければ問題無いです。

1/31 9:04

痛々しい鎖場です。
この先ザレ気味の斜面に落ち葉が積もり、歩きづらいです。

1/31 9:14

大黒山に到着しました。展望は枯木越しになります。

1/31 9:15

私は三角点ハンターではありませんが、今日は1日で四つの三角点を巡れる、お得なコースになっています。
一つ目の大黒山三等三角点です。

1/31 9:23

下に大滝げんきプラザが見えます。

1/31 9:26

降りて行くと、このような注意書きがあります。
よく分かりませんが、敷地の縁のあたりを歩いて行きます。

1/31 9:38

大滝げんきプラザの正門内側の右手に、大峰山（栃本広場）へ向かう登山道があります。
ここからは尾根上に沿って歩いて行きます。

1/31 9:46

北側の奥秩父もみじ湖です。
こんな感じの展望が続いて行きます。

1/31 9:50

滝沢ダムもチラリと見えました。
冬季限定の展望です。

1/31 10:08

車道と接する鞍部に高床の四阿があります。その足元に・・

1/31 10:09

二つ目、廿六木向山四等三角点です。
尾根上ですが、鞍部に設置されているのは珍しいと思います。

1/31 10:47

栃本広場に入ります。尾根上を歩く分には、ただの自然林です。

1/31 10:51

程なく大峰山の山頂です。
三つ目は、栃本三等三角点です。

1/31 10:49

この付近にだけヤドリギが目立ちます。

1/31 11:18

栃本広場を貫けて、舗装道路に出た所が山の神峠です。左に行くと栃本の集落ですが、横断して直進します。東電の巡視路でもあります。

1/31 11:34

少し北側が開けました。両神山から続く尾根です。

1/31 11:56

丸太の段々が足にこたえるようになってきました。

1/31 12:01

本日最後の三角点は十二天三等三角点です。

1/31 12:02

展望は相変わらずの梢越しですが、両神山が見えてきました。

1/31 12:22

赤岩岳付近の稜線だと思います。

1/31 12:32

3mくらいですが今日唯一の雪道です、サクっと踏み込むかと思いきや、下はしっかり凍っていました。

1/31 12:34

今日一番の両神山ビューポイントです。

1/31 12:44

白泰山への登山道に合流しました。ベンチがひとつあって、ここでお昼にします。

1/31 12:49

普段は持ち歩かないのですが、温かいものが食べたいので、30年前のコンロ一式を持ってきました。

1/31 13:17

ここの標高は1310m位です。北斜面にはわずかに雪が残っています。

1/31 13:18

赤線がつながった所で、古道信州往還を下って行きます。

1/31 13:21

広葉樹林に入ると和名倉山が見えてきました。

1/31 13:35

白泰山へ登った時に駐車した、林道の終点に出ました。栃本へは横断して更に山道を下ります。

1/31 13:55

甲武信ヶ岳、三宝山などの埼玉の屋根が望めます。

1/31 14:02

壊れそうな四阿があります。この先、山の作業道に出ますが、鉄塔の右側の細い道を通行してゆきます。

1/31 14:13

舗装道路に出た所が栃本登山口になります。登山ポストもあります。

1/31 14:21

和名倉山が大きく見えます。でも頂上は見えていないと思います。

1/31 14:23

舗装道路を真直ぐ下っても良いのですが、畑の作業道のような所に入って行きます。多分こちらが旧道だと思います。

1/31 14:26

夏は草ぼうぼうになりそうですが、しっかりとした道です。

1/31 14:29

下ってくると二十三夜講の石塔などがあります。

1/31 14:31

更に数m下ると旧国道に出ます。レトロな郵便ポストと、石標が立っています。

1/31 14:31

建立は大正11年と、さほど古くはありませんが、「左ハ川又ヲ経テ甲州・・」「右ハ信州道」と書かれています。
ここが甲州道と信州道の分岐だった事がうかがえます。

1/31 14:31

趣のある栃本宿の町並みです。

1/31 14:32

栃本のバス停です。1月中は平日の運行を休止していると書かれていました。

1/31 14:35

こちらは二十二夜講（女人講）の石塔です。

1/31 14:36

秩父往還は日本の道百選にも選ばれています。

1/31 14:40

栃本関跡には。江戸時代の終わり頃に建て替えられた建物が残っています。（二階部分は後の増築）

1/31 14:43

ここにも大正時代の道標がありました。
「左ハ信州甲州ニ至ル」「右ハ秩父方面及三峯山ニ至ル」とあります。

1/31 15:13

廃校になった上中尾小学校です。軒下に大きなスズメバチの巣が3っも下がっていました。

1/31 15:18

薪がきれいに積み重ねてあります。

1/31 15:19

昔、神社があった場所だそうで、力石のようです。

1/31 15:21

琴平神社です。大きな岩の上に社があります。

1/31 15:34

横道に入って白岩山を撮りました。

1/31 15:35

後ろのお宅の蝋梅が、甘い香りを漂わせています。

1/31 15:40

栃本関所の補佐をする、麻生加番所跡です。趣きのある建物ですが、番所では無く、江戸末期に建て替えられた名主兼番頭の家だそうです。

1/31 15:46

秩父湖が見えてきました。奥は白岩山です。

1/31 15:53

二瀬ダムまできました。あと少しです。

1/31 15:59

無事下山しました。駐車場は相変わらず空いています。

1/31 16:20

帰り道に三十槌の氷柱に寄ってみました。
これは天然の氷柱です。雨や雪が少ないためか、あまり大きくは育っていません。

1/31 16:22

一方こちらは人工的な氷柱です。

1/31 17:23

午後5時からライトアップが始まりますが、まだ明るいので20分過ぎに駐車場から撮影しました。

1/31 17:24

何とも面妖な光景です。
入場券￥300、駐車場代￥500になります。

1/31 17:45

とっぷり暮れてこんな感じです。
気温は3℃、寒いしそろそろ帰りましょう。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

usubasumire

　十文字峠から続く白泰尾根の先端を、大黒山まで歩いて赤線を引張ることと、山間の古道、信州秩父往還を歩くことを目的に出かけて来きました。

　人気のある山でもないし、この季節だし、平日だし、出会ったハイカーは一人も無く、静かな山歩きを楽しみました。