怪しいマイナールートで登る 風巻ノ頭と袖平山

2025年02月19日(水) [日帰り]

• GPS: 07:23
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,301m
• 下り: 1,400m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:43
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:23

距離 16.2km 登り 1,301m 下り 1,400m

8:19 スタート地点
8:50 社宮司沢
8:56 9:27 エビラ沢橋
10:01 10:02 二ノ尾山
11:11 風巻ノ頭
12:25 12:33 袖平山
12:40 萩ノ丸
12:46 姫次
12:50 東海自然歩道 最高標高地点
13:06 13:07 八丁坂ノ頭
13:18 青根分岐
13:27 13:28 大平分岐
13:45 平丸分岐
14:01 鳥屋分岐
14:16 焼山
15:10 標高540mのベンチ
15:35 焼山登山口
15:42 焼山登山口バス停

天候

晴れ、風やや強し

コース状況／危険箇所等

風巻ノ頭北西尾根(仮称)
丹沢の詳細地図にも記載のないルートです。
道標、ロープ、鎖、木段などありません。
踏み跡はあったりなかったりです。
最初と最後が激坂になります。
特に取り付きから最初の30分は猛烈な
急登になります。
ホールド少なく、土がもろく、落ち葉もあり
とても滑りやすいです。
傾斜が80度くらいあるので、
滑落の危険があります。
ロープ、チェーンスパイク、ピッケルが
あれば良いと思います。
下りでの使用や雨の後などは特に危険です。

尾根に乗ってもかなりの急登が続きます。
山頂直下の急登はなんとか登れるので
危険はありません。
分岐はほとんどなく、道迷いはないです。


風巻ノ頭から袖平山まで
東海自然歩道になっています。
ロープ、鎖、木段があります。
簡単な岩場や急坂がありますが、
特に難しくはありません。


袖平山から姫次まで
特に問題ありません。
蛭ヶ岳、檜洞、大室山、富士山などの
展望が抜群です。


姫次から下山道
丹沢らしく良く整備されています。
途中、ロープが連続する箇所が
ありますが、慎重にいけば大丈夫です。

写真

2/19 8:56

取り付き口にある
エビラ沢の滝F1です。

2/19 8:57

橋を渡って滝の横にある
ガードレールの間から
入っていきます。

2/19 9:05

最初は激烈な急登になります。
写真は取り付きから20mくらい
登ったところから撮りました。

2/19 9:05

こんな感じの傾斜です。
ホールドが少なく、
根っこの丈夫そうなものを
慎重に選んで腕力で登りました。

2/19 9:05

30分くらい格闘しています。
岩ももろく足場が滑って
3回ほど根っこを掴んだまま、
万歳状態になってしまいました。
さすがにこの時は
滑落の危険を感じました。

2/19 9:32

ようやく少しだけ
ましなところに出ました。

2/19 9:32

風巻の頭の北西尾根に乗りました。
岩がゴロゴロしています。
踏み跡はほとんどありません。

2/19 10:28

810mピークです。

2/19 10:49

山頂直下も激坂です。
踏み跡がないため、
適当に登っています。

2/19 10:49

こんな感じの傾斜です。
四つん這いで登ります。

2/19 11:11

風巻ノ頭の山頂に着きました。
取り付きからほぼ2時間です。
富士山が樹の間から見えました。

2/19 11:12

これはこれから登る
袖平山です。
まだ標高差400mあります。

2/19 11:13

山頂からは東海自然歩道に
なります。うそみたいに
歩きやすくなります。
下から登る場合は
右手の神ノ川方面からが
多いようです。

2/19 11:13

立派な東屋がありました。
ベンチも多数あります。
ここで初めて休憩とりました。

2/19 11:29

このあたりほとんど自然木です。
袖平山への道もかなりの
急登がありました。

2/19 11:31

斜めのトラバース道には
鎖が設置されていました。

2/19 11:37

遠くに富士山も見えます。

2/19 11:37

少しアップで
今日は風がやや強く吹いて
その分視界も良好でした♪

2/19 11:47

これは檜洞丸です。

2/19 11:47

その横に富士山

2/19 12:21

もうすぐ袖平山です。
視界がぐんと開けてきます。

2/19 12:22

富士山の右が大室山、
左が檜洞丸です。
なかなか良い構図ですね♪

2/19 12:25

山頂に着きました。
袖平山の山頂標識は
登山道のベンチのところから
70mくらい上方に
歩いたところにあります。

2/19 12:26

自撮りです。
今日も元気です😀

2/19 12:26

本当は少し疲れています😓

2/19 12:30

ど～んと蛭ヶ岳
北側斜面はまだ残雪あります。

2/19 12:30

こっちは檜洞丸

2/19 12:46

姫次に着きました。

2/19 12:46

姫次は半年ぶりですが、
ずいぶん綺麗になりました。
ここからは人気のコースです。

2/19 13:03

八丁坂の分岐です。
今日は時間があるので
焼山登山口まで歩きます。

2/19 13:18

青根の下山口も通過します。
時間がない時は
ここから降ります。

2/19 13:21

黍柄山避難小屋です。
登山道から少し下にあります。

2/19 14:16

焼山の山頂に着きました。
ここまでは概ね緩やかな
下りでした。
ここからはどんどん下って
いきます。

2/19 14:16

山頂には展望台がありますが、
残念ながら登れません。

2/19 14:51

下りの注意箇所です。
滑りやすい急坂が続きます。
ロープがかなり長く設置
されています。助かります。

2/19 14:55

まだまだ続きます。

2/19 15:29

焼山登山口への最後の
分岐です。あと少し！

2/19 15:32

ここに下山しました。
林道に出ます。

2/19 15:44

30分前にバス停に着きました。
今日は誰もいません。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます😊

撮影機器：

iPhone 16 Apple

感想

パセリ

このところ隔日で山に入っています。
特に今の時期はヒルの心配がないので
主に丹沢のマイナールートを選んでいます。

今日のコースはみんなの足跡が
かなり明確だったので計画しました。
エビラ沢の右岸尾根は下部で崩壊しており
通行ができません。ちょうど工事中でした。

風巻ノ頭は日陰沢橋から登るのが
一般的ですが、神ノ川林道が通行止めです。
それでも他にないのでかなり使われて
いるようです。

今回のコースは事前に最新の情報あれば
回避していたかもしれません。
実際に危険を感じましたし、
滑落してもおかしくない状況でした。

バリエーションルートと危険なコースは
イコールではないことを実感しました。

その上で、
今日も静かな山行が楽しめました。
特に展望の素晴らしさは格別です。