唐松岳
- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,973m
- 下り
- 1,973m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方駅→ゴンドラリフトアダム→兎平→アルペングラッドリフト→グラードクワットリフト→八方池山荘(約22分)。 リフトは往復利用のため、事前に八方のローソンで割引往復チケットを購入。 この時期のゴンドラ始発は平日8:00、土日祝日は7:30から営業のようですので、事前に確認すると良いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
××年振りに歩きましたが、アノ頃に比べると鎖場や木橋がずいぶんと老朽化していて、年月の流れを感じました(^^; 特に木橋は、近年の崖崩れによるものなのかちょっと心もとない状態で、久しぶりに渡るのには少々勇気が要りました。 八方池山荘からの木道も老朽化している箇所がありましたが、こちらはところどころで工事の準備をしてあるのが見受けられました。 観光のピークを過ぎたら徐々に整備されていく様子です。 |
写真
感想
軽登山リハビリ第2弾。
いよいよ本来の目標である北アルプスへ。
マイカー利用、長野自動車道の松本ICから観光しながら白馬村へ。
別荘地にあるペンションに4泊し、天気の良い日を選んで日帰り登山としました。
今回の目的はふたつ。
1) 丹沢表尾根に続き、ビギナー向けの唐松岳で軽登山の勘を取り戻す。
2) 2600m以上の高度に今の自分が耐えられるか確認。
特に2)は、もともと高山病になりやすい体質なうえ、ここ数年自律神経の病気にかかっていたので、気圧の変化にどう対処していったら良いかを探りたかったのです。
また、同行者は丹沢や南アルプスの経験は豊富ですが、北アルプスは初めてのため慣れてもらうという目的も。
唐松岳登頂が目的ではありましたが、様子を見ながら丸山ケルンまで行ければよいかな?くらいの気持ちで登山を開始。
木道ではなく尾根道を選んだため、急激な登りに早々に息が上がり15分ごとに座って休む超スローペース。
それでも、無理は禁物とマイペースで登り続けます。
具合が悪くなったり無理があるようだったら、丸山ケルンまで行って引き返すつもりでした。
最悪、八方池までってこともありうるかも。。。。
そんな心配をよそに、タイムスケジュールよりも順調に丸山に到着。
体力もまだ余裕があり、気圧の変化にも影響されていなかったので、山頂まで足を伸ばすことにしました。
丸山を過ぎるとやはり少々頭痛がしはじめ、やや高山病気味になってきたため、薬を服用。
ペースを落としてゆっくり登ることで徐々に高度に体を慣らしていきました。
途中何度も休憩し、たくさんの登山者に追い越されましたが、焦りは禁物。
下りのゴンドラの最終時間だけを念頭に入れ、それ以外のタイムスケジュールはあくまで自分の体調に合わせていくことに。
慎重に登った甲斐あって、のんびり登山の予測タイムより少し早めに唐松岳頂上山荘に到着。
新館が出来てだいぶ様子は変わっていましたが、昔と印象の変わらない佇まいに懐かしさと感動がこみ上げてきました。
さっそくザックをデポして唐松山頂を目指すことに。
こころなしか、山頂までの道のりが昔よりも短く感じられたのは、自分があの頃よりも気持ちに余裕が持てるようになったからかしら。。。。などと思いつつ、××年振りに唐松の頂に立つことが出来ました。
過去数回の唐松登山は、すべて天候に恵まれず眺望のない行程だったのですが、今回初めての快晴登山ができ、八方池でも、尾根道でも、そして山頂でも、「こんなに素晴らしい景色だったのか」と心の底から感動することしきり。
初めて目にする八方尾根・唐松の景色の美しさと、長い年月を経て再び達成することが出来た登山に感無量でした。
充分に感動を味わったあとは、ゆっくりと山頂を下り昼食を。。。。と思ったのですが、山頂付近はとても気温が低く、富山側から吹き上げる風も強くて火を使うのは大変そう。
風の無い八方尾根側でお昼を摂ることにして、下山を開始。
丸山に着く前に空腹で力尽きてしまったため、途中の登山者の邪魔にならない場所で手早く食事の支度をし、おなかに収めました。
食後は恒例のティータイム♪
自然のなかでいただく紅茶は、紅茶好きの自分にとってはどんな高級なティールームにも勝る至上の美味しさです。
食事を済ませると、元気が出たのかものすごい良いテンポで下山できました(笑)
サクサクと登山道を下り、木道もすいていたため、予定より早めに八方池山荘に到着。
途中、リフトの乗り継ぎの兎平で美味しいきのこ汁を堪能し、最終より早いゴンドラで八方駅に下りる事ができました(^^)
無事に日帰りで唐松岳登山ができたことは、予想以上に大きな収穫となり、来年の軽登山本格復帰にむけての自信になりました。
仕事の都合で年2、3回しか北アルプスまで出かけての登山が出来ないため、普段のウォーキングでトレーニングしつつ、来年も気を引き締めてまた登山を楽しみたいと思います(^^)
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