記録ID: 782552
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アルパインクライミング
甲斐駒・北岳
冬季 甲斐駒ケ岳 黄蓮谷 右俣
2015年12月20日(日) ~
2015年12月21日(月)
yakousei
その他2人
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 2,943m
- 下り
- 2,940m
コースタイム
天候 | 20日晴れ 21日山は雪、下界は雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道の黒戸尾根は積雪期でも鎖や梯子有で特に問題なく進める。 5合目から黄蓮谷への下降ルートは岩小屋付近やや注意 黄蓮谷でのロープの出番はパーティーの技量、結氷状態、コース取り、積雪量により異なるが、坊主ノ滝、インゼル上部、奥ノ滝の3カ所と感じた。 200mのナメ奥千丈の滝は結氷状態、コース取りによってはロープの出番は無いと思われる。(今回出番無し) 奥ノ滝より上から山頂直下までは降雪直後雪崩注意。 |
その他周辺情報 | 尾白ノ湯の八ヶ岳が気に入りました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
撮影機器:
感想
憧れのルート黄蓮谷右俣
今回も頼れるリーダーI氏を先頭に納得の行く登攀が出来た。
アイス2回目のyakouseiでしたが、互いに信頼し足並みが揃った御蔭で2015年のファイナルに相応しい山行になった。
当初20〜22日の余裕ある日程で臨む予定が天候の関係で20早朝に出発し一日で黄蓮谷を一気に完登すると言う強行スケジュールに。
皆直前までお仕事し2時間の仮眠でスタートした。
■■冬季標高差キャリアハイの2931m(一日として累計標高差)■■
今年は暖冬で氷の状態が気になる所でしたが、結果的には坊主ノ滝以外はまずまずとの事でした。
ビバークは必至と覚悟と決意の行動、少しの緊張と不安との戦いが終始付き纏うタイトな山行でしたがその分今までに無い達成感、良い経験が出来た。
ただ他の2人は意外とクールと言うかアッサリ感が漂っていたが・・・。
高難度とは言えないルートですが、天候、体力気力、トレース、氷の状態と言った要素も大事ですが、何よりもパートナーとの信頼関係が有ったからこそ無事完登出来たと言えるでしょう。
*12月19日5組ほど、20日は合計3組ほど黄蓮谷に入っていました。
I氏R氏に感謝すると共に山の神に改めて感謝したい。
2015年も良い山を登れた事、無傷で無事終える事が出来、山に携った全ての方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
2016年も山屋にとって良い山を登ってそして無傷で帰る事を心より祈っております。
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