記録ID: 78329
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰
小又山 神室最高峰を目指して
2010年09月18日(土) [日帰り]
kiyoshi
その他1人
- GPS
- 07:24
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
8:15 登山開始
9:03 二合目
10:34 六合目 越途
11:57 小又山頂
12:57 山頂出発
13:43 越途
15:30 下山口
9:03 二合目
10:34 六合目 越途
11:57 小又山頂
12:57 山頂出発
13:43 越途
15:30 下山口
天候 | 晴れ&曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*神室連峰は、山形県北部新庄市の東に位置し、東側がすっぱりと切れ落ちた東西非対称の山稜が25キロにわたって連なる連峰です。盟主は神室山ですが、連峰の最高峰は中央部にある小又山で、ピラミダルな姿が一際目を引きます。神室山、小又山、火打岳が主な山と言えるでしょう。 *小又山の登山道は、西の又口がメイン。今日登った根の先口は比較的新しく作られた登山道で、県別ガイドに記載はありません。昭文社の地図にはあります。 *本日は完全貸切でした(笑)登山口に車なし。山中でも山頂でも誰ひとり会いませんでした。 *登山道の様子 <根の先口〜越途> ・急な登りです。ロープも多数。両側が切れ落ちた尾根を登るので(灌木はあります)、気をつけて行ってください。 1合目まで達する途中で小さな岩場がありますが、ここが一番の危険個所かも。下りは要注意です。 ・思いのほかアップダウンがあります。雰囲気は、朝日の日暮沢から清太岩山の登りと似ています。 神室らしい容赦ない直登で、登りだと結構潔い感じ。 <越途〜小又山> ・いったん大きく下ります。下り始めてすぐのブナの森は、一見の価値あり。本当にきれいでした。 紅葉の頃は格別でしょうね。広い道でびっくりしますよ。 ・登りにかかると、左右に稜線が見え隠れします。アップダウンを繰り返しながら、 9合目あたりまで来ると、木の背が低くなり頂上が見えてきます。遠くに見えますが大丈夫。 草付きの急斜面を登りきったら頂上です。 *感動的なほどきれいな道です。全て土と木の根だけ。土もポールがずぶずぶと刺さるような腐葉土みたいな感じ。人がほとんど通らない道ですから、この状態でも崩れていません。このコースに関する限り、道の整備は完全ですね。 *登山ポストあり。私の前の方は、6月に書かれたもの…^^; まあ自己責任で。 *トイレはないので、途中のキャンプ場で。最上町の交差点の角のコンビニでも。 *風呂は最上温泉りんどうがありますが、今日は中山平温泉の花淵荘に。500円で、今日は一人で独占。いつも空いています。露天もあってなかなかいい感じ。旅館は古いけどね。 *クマの気配ありました。数日前の落し物が急斜面の階段状の道の真ん中に。危うく踏むところだった(笑)2合目付近と、越途を過ぎたブナ林の中、すぐ隣でガサガサ〜っと!思わず声あげちゃいましたよ^^; クマ怖い人は一人では行かないほうがいいと思います。 |
写真
撮影機器:
感想
*天気予報は微妙でしたので、福島方面か迷いましたが、登りたいのはこちら。でやってきました。最初は曇っていたのですが、小又山頂に着く頃には晴れました。来てよかった〜!と子供みたいに喜んで…下山して車に乗ったらすぐにポツポツと雨が。すぐにザーッと豪雨でびっくりです。助かりました。
*これくらい山が深いと、休日でも誰もいないということがあるんですね。下山口に釣りらしき車と川遊びの車がありました。
*三連休と秋分の日と、東北は天気が悪そうです。残念。
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コメント
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ついに小又山行かれましたね。おめでとうございます。
大又沢から越戸は急坂ですね。以前下山に歩きましたが大変でした。もっとも、神室は全部大変ですけど。
今度は縦走でしょうか。
小屋も出来るし(水場が無いのが辛いけど)、神室の楽しみが増えましたね。
はい、小又山ようやくたどり着きました。急坂で、下山はちょっと緊張する場面もありました。久しぶりに太もも筋肉痛です。
神室は特別ですね。惹きつけてやまないものがあります…縦走はなかなか大変ですが、10月に行けたらと思っていました。
明日は二口歩きたいのですが、朝の天気予報を見てからになります。
神室山塊を塗りつぶしているのかと…
昨年、小又山からアレッ左が越途コースだなって見ていました。私らはよっちゃん新道を下りましたが、ここはいいね。
今度は十里長峰から周回がいいんではなかろうかな。
相互の登山口は近いしね。
よっちゃん新道降りたかったのですが、まだまだ素人なので、今回はピストンにしました。っていいますか、実は周回も狙ってたが全然時間足りませんでした。7時前に出発しないと無理でしたね^^; 神室はいいですね。歩きがいがあります。下りが特に足にきますね^^;
昔のお話ですけど、残雪期に越途から小又山に向かっているときに、後ろでガサッと音がして振り向くと、熊がこちらを向いて立って威嚇してきましたよ。
脱兎のごとく走って逃げましたが、追いかけてこなくて助かりました。
神室ではイヌワシも見たし、本当に原生の自然が残っている連峰ですね。
お話の件、実は歩きながら相棒さんに語っておりました(笑)クマが立ちあがって、SONEさんが四つん這いになって崖を駆け上ったというところ、受けてましたよ^^ イヌワシは是非一度見てみたいものですが、なかなか上にまで目がいきません。
去年は小又に2時間半で登頂されてましたね〜考えられないです。急斜面で止まらないで歩けるかどうかなんですけどね。なかなかです。
前神室と神室山を苦労して登ったのですが、やはり最高峰の小又山を登りたいですね。
その後、高松岳を泥湯から河原毛へ下りて一周しました。でも楽では無いですね。その程度の実力なんですが、どのコースを登れば良いのか見当が付かないのです。
気象条件、実力、コースの難易度を考えるとなかなか実行できないで居ます。アドバイスをお願いしたいのですが。
小又山はわずか2mの違いとは言え、神室連峰の最高峰ですので登ってみたいお気持ちよくわかります。私もそうでしたので。神室山と火打岳の中間部ですので、両方よく見渡せます。
コースですが、縦走路から行く道を除くと、二つありいずれも山形県の最上町側となります。一関からなら、古川ICで降りて、早朝なら1.5時間位で最上町にいけますよ。ただそこから登山口までは未舗装林道を含めて30〜40分は走ります。
上記のコースは、小又〜神室の周回をする方も使うコースです。急登は2合目まで、かなり急です。ただよほどのことがなければ滑落はしませんのでゆっくり行かれるといいと思います。このコース徒渉はないので、秋田側からのコースよりよほど安全です。
もう一本は西ノ又コース、これ秋田側と同じ名前なので紛らわしいです。これは最初に徒渉がありますが、沢といより川ですので、秋田側の徒渉点と比べると危険はないです。もちろんn増水してたら渡れません。
どちらも残雪は遅くまで残るので、6月下旬以降が適期と思います。11月のはじめくらいまで。紅葉は10月2週くらいではないでしょうか。稜線部は。11月なら山麓の紅葉が見事です。
いずれのコースも3時間半〜4時間くらいかかり、標高差も秋田側と同じくらいですので、疲労度はそれなりに。とにかく急なので、ゆっくり行ってくださいね。
山頂展望は抜群です。神室の一番奥深いところですので、歩く人もまれですね。私は小又までの登山道で人にあったことがないです。
高松岳の泥湯周回よりはちょっと辛いかもしれません。
9月10月の予報を見ると、秋の移動性高気圧が東北をすっぽり覆う時が必ずあります。そこが狙い目。素晴らしい展望が楽しめますよ。
どうぞ気をつけていってくださいね
*山と高原地図だと、「早池峰、栗駒」に載っています。注意箇所も書いてあります。
西の又コースは水嵩があるときはやはり無理ですね。もう一つ上、北側ですか?そこは徒渉点が無いようですね。
神室山の西の又コースでは結構心細かったのですが、それよりは幾らかマシでしょうか?7/1は午後から急に大雨。極端に言うと、最初の徒渉点は死ぬ思いでした。少しオーバーですが。帰りに西の又コースを選びました。当分あの思いはしたくないですね。
自分の足なら多分5時間、帰りは3時間でしょうか?最悪は9時間。これ以上だと無理ですが。紅葉シーズンの楽しみに取っておきます。
チョット心配なのが未舗装の道路です。軽乗用車で行けそうですか?神室山ではパノラマルートの入り口までいけず、そのまま暫くバックしました。結局、車は鳥居のことろへ置きました。
最上町から東法田のほうに入っていきます。日本一の大アカマツとか看板のある方です。奥に奥に進みまして、最後は超細い舗装道路(まるで生活道路)を通り抜けると、まもなく渓流公園です。大きな堰堤が見えその脇がキャンプ場で最後のトイレ。そこからダートです。やがて三叉路になり、左に行くと西ノ又口、右を行くと根の先口です。西ノ又は私は通ったことがないので林道は不明ですが、昨秋にkamadamさんが普通車で通られていますよ。11月末の記録。右の根の先口は、とても長くまっすぐな林道です。林道としては立派な道。軽でも行けます。凸凹はほとんどなし。ただし、右が沢で結構崖ですので、要注意。スピードを出さず行ってください。最終的にその沢を右に渡る橋のところが登山口。そこに2台止められますが、もし止められなかったら、橋を渡って少し行くと空き地がありますよ。
5時間はかからないと思います。帰りに越途の登りカエシがありちょっと辛いかも。かかっても合計8時間というところでしょうか。あと、クマ鈴は鳴らしながら行ってくださいね。
渓流公園の左が西の又口、右が根の先口ですね。天気が落ち着いて水が少ないようであれば、西の又ですかね。
天気が心配、雨や水が多そうであれば、根の先口ですね。道の心配なさそうなのが、根の先口。引き返すようであれば、根の先口。
一関でも栗駒の直ぐ近くですので、花山を通って、荒雄山近く経由もしくは鳴子経由ですね。花立峠ですか?ここも通ってみたい気もします。
後は最上町に着けば、説明の通りと言うことですが、心配なのが時間ですね。8時間を覚悟するとどうしても7時には登山口に着いていたいですね。一般道で2時間でいけるか?ですね。4時起きになりそうですね。遠くまで行くので、天気の安定してるときですね。
その前に栗駒の表掛けコースを何とかしたいです。行った人が居るようです
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