兎藪から金ヶ岳


- GPS
- 03:23
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:23
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金ヶ岳までは登山道ではない。 取り立てて危険な個所は無し。 野生動物(イノシシ、クマ)への対応を考えておいた方が良い。 |
写真
感想
茅ヶ岳(金ヶ岳)の北方にある兎藪と呼ばれる三角点ピークへ登ってきました。登山道は無いため、11月から5月ころまでが適期。今回金ヶ岳の西方にある1339mピーク経由で下山する予定が、時間切れでキャンピカキャンプ場側へ一般コースを下山しています。
[兎藪まで]
机を周回するような林道に入ると、ガサゴソ動く物体が。身構えるが、なんとボルダラー(ボルダリングを楽しむ人)でした。横浜ナンバー2台が駐車してあったので、ずいぶん遠いところからわざわざここまでご苦労様です。このあたりはボルダーが散在しているのは知っていましたが、わざわざ首都圏から来るほどの所ではないと思っていましたので、驚いてしまいました。
机へ上がるには、林道を半周して北側から回り込んだ方が斜面は楽ですが、林道歩きが面倒なので、岩尾根が突出した地点から這い上がります。机の上は見た通り平坦で、歩きやすいところを適当に進みます。どこを登っても間違いなく兎藪には辿りつけるので、伐採木や藪を避けて要領良く。
[金ヶ岳まで]
兎藪から南下し、やせ気味の尾根を辿ります。地形図で1500mが記されている辺りで、右下の沢斜面に動物の存在。木々で良く見えないが、こちらに気づいたようで移動している様子が音で判断できます。鹿でないことは分かったので、イノシシか熊かと。こちらも少しずつ尾根を上がっていきますが、距離が縮まらず(感覚で50m程ではないかと)。どうも相手も上へ向かっている。数十mこんなやり取りをした後、イノシシが叫び始めました。刺激させてしまったみたい。やせ尾根の反対側北斜面に入り込み、極力刺激しないように上りますが、かなり斜面がやばくなってきて仕方なくもう一度尾根上へ。次第に音が小さくなっているので、祈るようにそっとそっと金ヶ岳から西へ延びる尾根へ到達。熊でなくて良かったが、イノシシも怖いし参りました。
[ゲートまで]
金ヶ岳山頂に着いてほっと一息。陽が南アルプスの稜線に沈みそうです。今日はおとなしく一般道を下山。林道ゲートまで長らく歩くこととなりました。
[一言]
この山域は、冬場でも熊の目撃があるので鈴持参で注意していましたが、今回はイノシシでした。昨日もイノシシに遭遇しましたが、今日は移動する方向が一緒で参りました。鹿だと離れる方向へ逃げていくのですが、人の存在に関わりなくイノシシは自分の進むべき方向を決めている気がしました。イノシシが声を出し始めたときは、さすがに命の危険を感じました。
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