登り納めはやっぱり、くじゅう(あるいは、からっぽになる、ということ)


- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 7:54
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
★三俣山南峰から坊がつるへ直登ルートの下りについて このルート、雨天時に通ろうという人はいないと思います(笑)。 そう、あの悪名高き黒土で滑りまくりますものね。 ところが冬は晴天であっても、霜柱や残雪が陽に当たり溶け出すと、恐怖のズルズル黒土になってしまいます。朝露がでる季節もやっかいですな…。 |
その他周辺情報 | ★法華院温泉では「ボイラー不調により湯温が上がらない場合があるので、その時は入浴しないように」と張り紙がありました(笑)。 ボイラーで加熱していたんだ〜、知らなかった。普段でも低めの湯温の法華院、個人的にはもう少し温度を上げて頂きたいw。 ★熱めの湯がお好きな方にオススメなのは「筌ノ口温泉」。 40℃を超え、酸化鉄の赤みを帯びた湯にはしびれます。 |
写真
感想
朝一の仕事を終え、お休みを頂いた。
今日は天気が良いので、登り納めをしておきたかった。
一年の終わりに、もう一度「からっぽ」になっておきたかった。
行き先はやっぱり、くじゅう。
初めてくじゅうを登ったのは9歳の時。
山の道具も楽しみ方も、歳を経て変わってきた。
今の僕にとって、山旅はアタマをカラッポにする大事な時間。
氾濫する情報と、刻々と変化する環境。
今の僕の生活は、膨大なインプットに晒されている。
計画の立案と、日々共有すべき事由に決断。
アウトプットすべき事柄の何と多いことか。
常にスループットを監視し、全体最適のための実践を繰り返す。
それは事業家としてやらねばならない事であるし、そんな日々は嫌いじゃないし、充実感もある。けれど、時折立ち止まってみることも必要。そんな時には山がいい。
僕は山に行くと、あたまがからっぽになって、こころがいっぱいになる。
からっぽにしなきゃ、大事なことが入ってこない。
山を登る理由が人それぞれあるように、登り方だってそれぞれだ。
ピークを踏まなくても、登攀しなくても、レコに上げて悪い訳がない。
UL志向でも、重いザックを担ごうとも、速かろうが遅かろうが、それは全てその人の登り方なので他人がとやかく言うことではない。正しいか間違っているかで論じるべきではなく、もし論じたければ「好み」で論じればいい。僕らはいつも山に遊ばせて頂いているだけなのだから。遊ばせてもらっているからには、山に迷惑をかけないようにしたいなぁ。
「山と山は出会わないが、人と人は出会う」という諺がある。
でも別の見方をすれば、「山と山は離れないが、人と人は離れる」とも言えるんじゃないかな。出逢うのも離れるのも人生、だからこそ大事なのは「いま、ここ」だと思うわけです。どんな歩き方であろうと、どんな山であろうと、今を歩いていることが、いきていることが幸せなんだ。
あれ?なんか日記みたいな内容になってしまった。
ま、いっか。酔ってるし。
年末だし。
あ〜、やっぱ山はいいなぁ。
あたまがからっぽになって、
こころが一杯になる。
さあ来年はどの山をのぼろ。
感想読んで共感しています。
いつも思うのが、
全ては自分が成す循環の中にあり、
その中で事が膨らんだり縮んだり生まれたり無くなったりするから、
粗雑思考では無く「いま、ここ」を大事にしなきゃと心掛けています。
今年一年、昨年にも増しお付き合い頂きまてありがとうございました。
さあ来年はどの山をのぼる?
今年もお付き合い頂き、ありがとうございました!
来年の登りはじめとなる「ヤス誕生祭」には参加できず、
ほんまスイマセン
おつかれさまでした。
いつもながらに読み物として完成された感想、さすがです。
山へ行く理由、出会いやら別れやら…いろんな思いで読ませていただきました。
今年は山以外の場所でほんとにお世話になりました。
来年はお山でもご一緒できる機会があるといいですね(^-^)
あ、春の蔵開きではバッチリ働かせていただきますので(^_−)−☆
今年は山以外の場所(=酒、飲んでる時)でしか会えませんでしたね〜。
雪がある内に、坊がつる雪上テン泊宴会をしましょうよ〜
あ、春の蔵開きはよろしくお願い致しま〜す
山あり谷ありの日々を繰り返しですが うふっ 年越しに「渓」あり! 元気注入
また、春!(#^_^#)お世話になりたいでーす。
良いお年をお迎え下さいね〜
お〜っと!年越し酒に若竹屋とは
ありがとうございます!
春の蔵開きもよろしくお願い致しますね〜
カズさんも良いお年を
「すれ違い」からのぞかせてもらいました。
中身のある、いい文章ですね。人の山登りを否定してはいけない。
なんか私もやってないようでやっちゃうんです。
「トレランってちゃんと山の空気とか楽しんでんのかな」とか。
「せっかく来たのにどこにも登らないで宴会してかえるの?」とか。
多分同じものを好きだから、同じ方向を向いててほしいって無理強いしてしまうんでしょうね。
もっと山のように広い心で、山と一体になりたい!なんていったらなんか宗教っぽいですが(笑)
コメありがとうございます!
いや〜、僕もやっちゃうんです。
だからこの文は自戒です(笑)。
これからもお互いに良き山を楽しみましょう
年末のくじゅう山行、お楽しみさまでした〜
「いま、ここ」っていう響きは好きですね〜
⇒あ、でも自分は刹那主義者ではないです!
「いま」があるから結果としての過去があるし、「いま」があるから目指していく未来がありますもんね
⇒あ、酔ってませんよww
しかし、相変わらずの文才
エッセイとか書けそうですね〜!!
そんな話は来ないんですか!??
過去は変えられないけど、未来は変えられる。
って言うけど、未来は「いま、ここ」を変えないと変わらないんだもんね。
ところで「刹那」って「100京分の1」なんだって!どんだけの短さなんや。
それを「主義」にできるんならスゴイよね〜
え?今日も酔ってるけど、なにか
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