涸沢岳西尾根から奥穂高岳
- GPS
- 17:20
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 2,600m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:44
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:23
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:04
天候 | 28日 晴れ 29日 小雪〜晴れ(主稜線は、強風) 30日 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の締めくくりは、3月のリベンジ、涸沢岳西尾根へ。
1日目
新穂高無料駐車場から重荷を背負って出発。林道をショートカットしながら歩き、1時間で穂高平。
これから登る蒲田富士、涸沢岳が見え、天気が良さそう。もう1時間歩き白出沢から西尾根に取り付く。
前回の3月に比べれば当然雪が少なく、トレースがあるので、持ってきたワカンが無意味になった。
急登をゆっくり登っていき、取り付きから4時間で前回の幕営地に着く。雪が少ないので、もう少し
上がった所で設営し、本日の行動終了。夕方ガスに包まれながら、小雪が舞い始めた。
2日目
4時起床の6時過ぎに出発。昨晩の雪と風でトレースが消えて、ラッセルとなる。JP過ぎ、急登を登ると
蒲田富士。ナイフリッジを慎重にラッセルし、F沢のコルへ下る。岩稜を右に回り込み、F沢を登っていく。
雪は、程よく締まっているので、快調に高度を上げる。主稜線に近づくと強風となり飛ばされないように、
慎重に歩く。9時過ぎに涸沢岳に登頂。強風で奥穂もガスっているので、ここで敗退でもいいのかなと
思っていたが、リーダーが行けると判断し、そのまま山荘に下っていく。山荘に奥穂から下ってきた
二人組がいて、話を聞くとさほど難しくないようだ。それを聞いたら行くしかないと決め、防寒フル装備に
して、山荘前のハシゴを登っていく。雪壁を乗り越えて斜度が緩くなり、強風に耐えながら歩いくと、
念願の冬季、奥穂高岳に登頂。生憎、ガスが掛かっているが合間からのジャンダルムが綺麗に見える。
強風で生きた心地がしないので、写真撮ってすぐ下山。トレースに導かれ間違い尾根に行ってしまうが、
看板でルート修正。山荘前の急斜面を慎重にクライムダウンして、無事に山荘に到着。涸沢岳へ
登り返し、西尾根を下って行く。途中、滝谷が見え岩稜が圧巻。その先に槍ヶ岳がやっと見えた。
F沢を快適に下り、蒲田富士を下っていくと、続々と登山者とすれ違う。1時過ぎにテントに到着。
明日は、下るだけなので、ありったけの食材で宴会!
3日目
快晴だったので、夜間がかなり冷え込み、寒かった。4時半起きの6時半出発。20人位とすれ違い、
快晴のアタック日和が羨ましい。淡々と下り、白出沢に着き、穂高平から近道を下って、10時前に
駐車場に到着。無事に下山できて、良い年が迎えられそうだ。
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