北八ッ 天狗岳
- GPS
- 08:19
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 897m
- 下り
- 333m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 渋御殿湯の駐車場に停めたので、帰りがけに利用したが、イマイチ。 *冬だから仕方ないが、施設全体が寒い。 *男湯はシャワーが3箇所。ボディーソープのみ。 *床がやたら滑る(後頭部強打)。注意喚起も無し。 *ドライヤーは受付に申し出ないと無い。案内も無し。 *ソフトクリームが無い(重要!)。 *それで¥1,000-。 結論:公共交通機関で来た人が、帰りのバスやタクシーが来る間に入るのなら有りだが、自家用車で来た人は、他の施設を探す方が吉。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
下山途中で間違って唐沢鉱泉への道に入ってしまったのは大きな失敗。どんなに簡単に思える道でも、分岐の標識があれば確認しなければならない。反省。
雪訓の補講のつもりで、全員最初から最後までピッケル・アイゼンで歩いてもらった。黒百合平まではストックで充分行けるが、そこでストックを使って、いざ本当にピッケルが必要なヤバイ所でピッケルを装備したとしても、初心者は使いこなせない。簡単な所でピッケルに少しでも慣れてもらう事が重要だと思う。アイゼン歩行も同様。
また、今回はあえて4テンと6テンに、ぎりぎりの人数で泊まってもらった。カモは人数が多いと、即大型テントという発想が根強い。それを否定はしないし、自分も余裕のある山行なら大型テントも使うが、そればかりでは、いざぎりぎりの装備の山行に対応できない。ザックで言えば、荷物が多いと安易に大型ザックにする様な物で、荷物のセレクトもパッキングの工夫も出来ないままとなる。
いつもザックをそのままテントに持ち込む人が多く、それが狭くなる要因になっている。狭いテントを広く使うコツは、荷物はザックから出して大きめのビニール袋に詰め替え、ザックは尻の下に敷く。寝る時も足元に敷く。更に冬山では、テント内で使わず、且つ凍っても構わないサブザックやスリング類などはビニール袋に詰めて外に出す事も多い。
今回その様にして、6テンで6名、4テンで4名寝る事が出来た。勿論それなりに不満はあっただろうが( ̄▽ ̄)、一回でも狭いテント生活を体験しているのとしていないのとでは、やはりスキルに差は出るはずなのである。
昨年二つ玉が来て中止になったクリスマス山行の天狗岳…。今年は年末山行で再びやって参りました。ただ、天候はよさそうなもののアタックを予定していた2日目に風が強そうな予報だった為、初日山頂アタックに変更。前泊地5時半起床で渋の湯へ向かいました。
CLraityouさんのはからいにより、雪訓兼ねての山行。入山からアイゼン・ピッケルを持ち歩行練習です。途中岩が出ている所、金網の橋などあるので、引っ掛ける事のない様に進みます。木々の間から見えてくる青空に稜線が近い事を感じます。本当に好天に恵まれた1日でした…。
黒百合ヒュッテ着いてテント設営。少し休息してから不要な荷物はテントデポして天狗岳へ。山頂へのルート中少し風にさらされますが凍える程のものではなく、快適にピークへ到達しました。
今迄西天狗岳へ行った事がなかったので今回ピークを踏めて良かった…。
夏も冬も落石等考慮してルートが決まっている事を初めて知りました。
テントへ戻り食事準備。お鍋にしたのでテント内どうなるかなと思っていましたが…マメにお鍋に蓋をしていたものの見事に結露。動くたびにパラパラ降り注ぎました…苦笑
端に寝たお2人、冷たかったでしょうね^^; どうしても防ぎきれないですが…すみません。
朝ご飯はトマトラーメンを頂きました♪スープはコンソメとトマトペーストをブレンド。棒ラーメンと大きめのプチトマトを投下。豪華にも美味しい手作り叉焼と半熟卵付き。洋風ラーメン美味しかったー。ご馳走様でした!今度自分でも作ってみます♪
6時起床、8時出発を想定して朝ご飯と荷造り、テント撤収を滞りなく完了出来ました。
出発前に31日日帰り隊同期2人が到着。しばし休憩している間にこちらは下山開始。
途中唐沢鉱泉方面へ進んでしまいましたが、私はその時の分岐に全く気付かず…。多分足元ばかり見ていた。。反省です。
無事、渋の湯まで下山してお風呂に入り、ランチは残念ながら鹿肉のお店へはいけませんでしたが、がっつりお肉を食べて帰路へつきました…。
今回水を作るには積雪が少ない事を考えて飲料以外の炊事用に一人1L程度担いで上がって水作りをしていないので…一応注意点を…
・お鍋に雪を入れて火にかける時には呼び水を入れる
・途中お鍋の周りにつく水滴はマメに拭き取る必要があるので、布巾持参。
その他…
・テント内に入る時、靴底の雪など落としてから入りますが、どうしても雪を持ち込んでしまうので、床など拭く為の雑巾も持参(絞れる程度の薄手のが良さそう)
初めての雪山テント泊。雪訓を体調崩し不参加、日帰り雪訓も中止となり縁がないなぁと思っていたところraityouさんのご厚意で雪訓兼ねた山行に。
初めてのアイゼンに大苦戦。眼鏡は曇り、バラクラバは口の中に入り、暑さと空腹で散々でしたが、色々ご指導いただき現時点での課題は明確になったかと思われます。
先ずは、「耐久くもり止め」を購入し、薄着で夏以上に食べ、端末処理をしっかりしようと思います。冬は道具を使いこなせないとどうにもならないと言う印象を抱きました。
ピッケルを着くタイミングと呼吸のリズムを作ること、軸足に重心をしっかりのせ一歩を踏み出せるようにすること、意識していないと直ぐに足元がぶれ、アイゼンを紐や自分の雨具に引っ掻けるという悲しいことに。思ったより体力を使いました。下りの途中からアイゼンをはずしたら足の軽いこと!
頂上からの眺望は最高で、1年の締め括りに登れて良かったです。
有難うございました。
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