厳冬期槍ヶ岳単独日帰り
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- GPS
- --:--
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
4:55 1990m 槍平小屋
8:50 3010m 飛騨乗越
9:37 3180m 槍ヶ岳山頂
11:49 1990m 槍平
14:20 1110m 新穂高
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今シーズンはまだ厳冬とは言い難いが、、
昨日ライブカメラを見ていたら真っ白で天気が悪そうだった。そして良くなっていきそうな気圧配置、予定も急遽無くなったしこれは是非とも白い穂先を見に行こうと晩御飯を食べたら急いで準備をして新穂高まで車をぶっ飛ばす。
登山口始めは高速道路が出来ている。年越しトレースがまだ残っているようだ。有り難く使わせていただき槍平までは楽が出来た。厳冬だろうが槍平まで体力を温存出来れば後は根性で何とか日帰り出来る、、と思う。
槍平からはトレースはほとんど消えておりスノーシューを装備しても膝ラッセルが延々と続くが頑張るのみ。2400檀婉瓩世蹐Δ、ようやく長〜い夜が明け笠ヶ岳が焼け始めた。歓迎してくれているようだった。稜線で日の出を見るならあと2時間は早く出ないとか、、そこからも飛騨乗越まではひたすらラッセルマシーンと化していた。
稜線に上がると相変わらずとんでもない西風が吹き荒れている。氷のつぶてマシンガンもお決まりだが今日はまだ目出し帽をするほどではない、フードを被ればあまり痛くは無かった。
肩の小屋でアイゼンに履き替えいよいよ山頂アタックだ。今回は雪は少ないが暖かい日が多かったのか春のように氷化している場所もある。なかなかエクストリームな岩と氷の世界。ダブルピックでサクサク登っていく。昔はここまで来たのにこれで敗退したこともあったが少しは成長しているようだ。
凍った梯子で自撮りをしたりと余裕ぶっこいているとあっという間に山頂へ!つい先程まで見事な天気だったのに穂先に取り付いた途端にかなりガスが沸いてきて山頂につく頃にはあまり視界が無くなってしまった。今日の槍太くんはご機嫌斜めか?穂高だけは最後まで出てくれなかったがそれでもなんとかガスの切れ間から写真をバチバチ撮り大満足。今日も頑張ってよかった。
下りももう馴れたもんでガンガン下って山荘へ。そこからはもう危険箇所は無いが飛騨沢は気温が上がる前にとっとと抜けたい。そんなに雪崩れるような斜面ではないだろうが単独なのでやはり気にしないと。雪崩危険エリアは時間の早い内に突破すべきだろう。
槍平からはもう歩くだけだが足の痛みとの戦いだった。八ヶ岳でやっちまった皮の剥けた所が治るどころか悪化の一方で困っている。
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