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記録ID: 791449
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

龍伝説の古道を行く 草谷寺〜龍頭塚〜龍胴塚〜中葛城山〜行者杉〜大澤寺周回

2016年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:30
距離
13.1km
登り
976m
下り
974m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
0:29
合計
5:30
距離 13.1km 登り 978m 下り 975m
10:21
195
スタート地点
13:36
13:38
25
14:03
16
14:19
14:31
8
14:39
14:49
20
15:09
15:14
37
15:51
ゴール地点
10:25 大澤寺 発
10:55 一尾背神社
11:15 草谷寺
11:25 経文塚 龍尾塚
11:55 棚田
12:10 旧草谷寺跡
12:20 龍頭塚
12:30 高天岸野神社
13:10 龍胴塚
13:35 三等三角点「北山」
13:40 中葛城山
14:00 高谷山
14:20 千早峠
14:40 神福山
15:00 金剛トンネル上
15:10 行者杉
15:55 大澤寺 着
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大澤寺の駐車場を利用。龍尾塚などの史跡巡り中心に楽しむなら草谷寺出発の方が良いでしょう。草谷寺は数台なら駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
大澤寺〜草谷寺間:舗装道路
草谷寺〜龍頭塚〜高天岸野神社間:ほとんど人が入っていないようですが、信仰の道として現在も地元の方は利用しているようです。龍頭塚は尾根上にあり、道から10mほど離れているため、見つけるのに手間取りました。
高天岸野神社〜龍胴塚間:高天岸野神社から沢を戻って登山道を探せば良かったのですが、GPSデータでは、植林帯の急坂を強引に直登しています。ほどなくして登山道に合流してトラバース気味に高度を上げていきます。GPSデータでは北に上がって折れ曲がり南に上がっていきますが、その前にも分岐点があり、どちらも同じ尾根道へと進んでいました。龍胴塚は植林帯の中にあり、登山道から10mほど奥にありました。ここでも探していたためにGPSデータがウロウロしています。
龍胴塚〜中葛城山間:植林帯を抜けて雑木林に入ると道がわかりにくくなりテープを頼りに三等三角点「北山」へと登ります。三等三角点からはテープが多数ありますが、ダイトレに出るまでは笹薮が茂っています。
中葛城山〜神福山〜行者杉間:ダイトレ区間は問題なしです。
行者杉〜大澤寺間:明瞭な道ですが、ダイトレに比べると明らかに人の入っている数は少ないですので、道も枯葉が多く残っています。
大澤寺の駐車場に車を止めてまずは安全を祈ります。
2016年01月03日 10:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 10:27
大澤寺の駐車場に車を止めてまずは安全を祈ります。
一尾背神社の本殿横には、もう人が参詣することが難しくなった山中の高天岸野神社が遷座されていました。
2016年01月03日 10:53撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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一尾背神社の本殿横には、もう人が参詣することが難しくなった山中の高天岸野神社が遷座されていました。
高天岸野神社の新しい祠
2016年01月03日 10:54撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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高天岸野神社の新しい祠
草谷寺、この寺も昔はこれから行く尾根道にあったそうです。経文塚〜龍尾塚へは鐘楼奥の墓場から裏山へと登ります。
2016年01月03日 11:14撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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草谷寺、この寺も昔はこれから行く尾根道にあったそうです。経文塚〜龍尾塚へは鐘楼奥の墓場から裏山へと登ります。
草谷寺本堂には龍尾寺の御詠歌が掲げられていました。
2016年01月03日 11:16撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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草谷寺本堂には龍尾寺の御詠歌が掲げられていました。
草谷寺裏山にある経文塚。龍を閉じ込めるための経文を埋めたということでしょうか。
2016年01月03日 11:23撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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草谷寺裏山にある経文塚。龍を閉じ込めるための経文を埋めたということでしょうか。
経文塚の上部にある龍尾塚。ただし、この石碑は昭和になって史跡の所在地を示すために置かれたもののようです。
2016年01月03日 11:27撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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経文塚の上部にある龍尾塚。ただし、この石碑は昭和になって史跡の所在地を示すために置かれたもののようです。
これから登る尾根道。しばらくは舗装道路を歩いていきます。
2016年01月03日 11:34撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 11:34
これから登る尾根道。しばらくは舗装道路を歩いていきます。
登山道への取り付き地点。写真右手の坂を上っていきます。
2016年01月03日 11:41撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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登山道への取り付き地点。写真右手の坂を上っていきます。
人が入っていない坂道には落ち葉がたっぷり
2016年01月03日 11:45撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 11:45
人が入っていない坂道には落ち葉がたっぷり
突然現れる棚田。大和盆地〜大峰の山々の眺めが良い場所です。ここで今年初タンポポの花を見ました。
2016年01月03日 11:55撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 11:55
突然現れる棚田。大和盆地〜大峰の山々の眺めが良い場所です。ここで今年初タンポポの花を見ました。
要所にある標識。助かります。
2016年01月03日 12:10撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
1/3 12:10
要所にある標識。助かります。
草谷寺跡。小さなお堂が建っていたのでしょう。
2016年01月03日 12:13撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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草谷寺跡。小さなお堂が建っていたのでしょう。
龍頭塚。しばらく探して道をウロウロ。道から10mほど離れた尾根上にありました。ここへ行く道は極めて不明瞭になっています。
2016年01月03日 12:22撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 12:22
龍頭塚。しばらく探して道をウロウロ。道から10mほど離れた尾根上にありました。ここへ行く道は極めて不明瞭になっています。
森の中から忽然と現れた高天岸野神社の参道
2016年01月03日 12:31撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 12:31
森の中から忽然と現れた高天岸野神社の参道
今はもう御神体は一尾背神社に移されここにはない高天岸野神社の本殿。参拝する人はもういないのではと思っていたら本殿には真新しい注連縄が飾られていました。地元の方が今も参拝されるようです。
2016年01月03日 12:34撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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今はもう御神体は一尾背神社に移されここにはない高天岸野神社の本殿。参拝する人はもういないのではと思っていたら本殿には真新しい注連縄が飾られていました。地元の方が今も参拝されるようです。
神社からの登山道がわからず強引に直登してトラバース気味に続く登山道に合流。写真の標識がある地点で大きく折れて登っていきます。
2016年01月03日 12:59撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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神社からの登山道がわからず強引に直登してトラバース気味に続く登山道に合流。写真の標識がある地点で大きく折れて登っていきます。
写真の標識がある地点の10mほど奥に龍胴塚があるのですが、これまた登山道から離れているために探しました。
2016年01月03日 13:06撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:06
写真の標識がある地点の10mほど奥に龍胴塚があるのですが、これまた登山道から離れているために探しました。
龍胴塚、無事発見しました。龍尾塚〜龍頭塚〜龍胴塚という順に不自然さを感じますが、後ほど調べることといたしましょう。これらの龍塚は葛城二十八宿のひとつに数えられることもあるようです。
2016年01月03日 13:18撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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龍胴塚、無事発見しました。龍尾塚〜龍頭塚〜龍胴塚という順に不自然さを感じますが、後ほど調べることといたしましょう。これらの龍塚は葛城二十八宿のひとつに数えられることもあるようです。
龍胴塚から中葛城山へと続く植林帯の登山道。
2016年01月03日 13:21撮影
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龍胴塚から中葛城山へと続く植林帯の登山道。
三等三角点「北山」この三等三角点を目指す人は多いようで、ここから急にテープが増えました。
2016年01月03日 13:33撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:33
三等三角点「北山」この三等三角点を目指す人は多いようで、ここから急にテープが増えました。
ダイトレ合流。三等三角点からここまで、距離はわずかですが、笹薮が茂っていますので、夏場は避けた方が良いでしょうね。マダニには注意しましょう。
2016年01月03日 13:38撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:38
ダイトレ合流。三等三角点からここまで、距離はわずかですが、笹薮が茂っていますので、夏場は避けた方が良いでしょうね。マダニには注意しましょう。
中葛城山。ここで初めての登山者に出会いました。
2016年01月03日 13:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:42
中葛城山。ここで初めての登山者に出会いました。
今回のコースで展望が期待できる数少ないポイントから見る五條市街。
2016年01月03日 13:49撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:49
今回のコースで展望が期待できる数少ないポイントから見る五條市街。
高谷山通過。
2016年01月03日 13:59撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 13:59
高谷山通過。
千早峠で休憩。紀見峠まで行くというお父さんとしばらく情報交換。
2016年01月03日 14:21撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 14:21
千早峠で休憩。紀見峠まで行くというお父さんとしばらく情報交換。
ちょっと寄り道して神福山山頂。山頂には2つの祠があり、そのうちのひとつ、高天佐多雄神社は葛城二十八宿のひとつです。
2016年01月03日 14:42撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 14:42
ちょっと寄り道して神福山山頂。山頂には2つの祠があり、そのうちのひとつ、高天佐多雄神社は葛城二十八宿のひとつです。
金剛トンネル上通過。
2016年01月03日 15:00撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:00
金剛トンネル上通過。
行者杉。ここで抜きつ抜かれつのお父さんとお別れし大澤寺へと下ります。
2016年01月03日 15:10撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:10
行者杉。ここで抜きつ抜かれつのお父さんとお別れし大澤寺へと下ります。
行者杉からの展望は、この日最後の展望ポイント。
2016年01月03日 15:14撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:14
行者杉からの展望は、この日最後の展望ポイント。
途中の登山道にさざれ石多数あります。
2016年01月03日 15:36撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:36
途中の登山道にさざれ石多数あります。
大澤寺の駐車場の南側に出てきました。
2016年01月03日 15:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:51
大澤寺の駐車場の南側に出てきました。
無事到着。車を止めさせて頂きありがとうございました。
2016年01月03日 15:51撮影 by  iPhone 6s Plus, Apple
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1/3 15:51
無事到着。車を止めさせて頂きありがとうございました。
撮影機器:

感想

数多い金剛山系の登山道ですが、まだ、ヤマレコにこの龍伝説の道のレポートがないようなので、久しぶりにレポートします。
中腹にある高天岸野神社も遷座している現状では信仰の道としてはもう長くはないかもしれません。
このレポートを見て一人でも多くの人がこの道の存在を知り歩いてくだされば嬉しいです。この道が龍伝説とともに後世に残りますように。

龍伝説の概要
金剛山麓北山村辺りで暴れる龍を行者(若者とも役行者とも)が三つに切り倒した。龍の亡骸を3箇所に埋め塚を作り、供養するためにそれぞれの場所に龍頭寺、龍胴寺、龍尾寺を建てた。
いつしか失われた3つの寺院を集約した寺が草谷寺と云われている。

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コメント

けっこう迷います
2019/12 最初の県道(市道?)からの取り付きでは2.5万の地図では、畑まで2本の山道がありますが、西側は完全に廃道状態でした。少しよじ登ってはみたもののすぐに引き返し東側の取り付きから上がりました。竜頭塚は見つけられず通過してしまいました。岸野神社から上がっていく途中の沢では水が出たのでしょう道が崩れていますが少しだけ沢の上方で巻くことができます。さらに龍尾塚への登りの分岐に道標があるのですが、目立たなくて行き過ごしてしまい、しばらくすると廃道状態になります。
2019/12/26 22:40
Re:けっこう迷います
古い山行記録を見ていただきありがとうございます。古道探索は夏場はダニが多く困りますが、これからの時期は下草も少なくいいですね。是非竜頭塚を見つけに再挑戦してみてください^ ^
2020/1/4 20:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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