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Yamareco

記録ID: 791869
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門(谷川連峰を太陽が照らして)

2016年01月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.2km
登り
1,085m
下り
1,077m

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
1:24
合計
7:02
8:00
3
スタート地点
8:03
8:03
6
土合駅
8:09
8:11
170
11:01
11:16
57
12:13
13:02
39
13:41
13:50
56
14:46
14:55
7
15:02
ゴール地点
ルート図は適当な手書きです。
天候 快晴無風
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ノーマルタイヤにチェーンを積んで、はたしてどこまで走れるものかと試してみました。今年の正月は雪が少なく、土合駅手前まではそのまま走れました。が、駅駐車場やロープウェイ方面の坂道は不安なので、除雪をしてある「谷川岳ドライブイン」に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
降雪後のラッセル三昧で知られる白毛門ですが、年末年始マジックというべきか、入山者によるトレースに甘えることができました。
後から知った情報によると、この日一番乗りの方々がラッセルしたところ、途中で力尽きて撤退したようです。残る山頂までの区間も先行者が道を拓いてくださったらしく、ラッセル経験の浅い単独行の私でも、登頂することができた次第です。

尚、積雪は頂上部まで登ると1m〜1.5mに達すると思われました。

危険箇所としては、急斜面をトラバースする場面が2回ありました。足場の状態を確かめながら、慎重に移動するとよいでしょう。

その他、各写真のコメントでコース状況を捉えていただければ幸いです。
その他周辺情報 定番の「湯テルメ谷川」で雪見露天風呂を楽しみました。大人¥570
モグラ駅に到着。異常に雪が少ない今冬ですが、それでもさすが豪雪地帯です。
2016年01月02日 07:55撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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モグラ駅に到着。異常に雪が少ない今冬ですが、それでもさすが豪雪地帯です。
駅からロープウェイ方面にすこし歩くと、土合橋のバス停。このお店の横から白毛門登山道に入ります。
2016年01月02日 08:07撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 8:07
駅からロープウェイ方面にすこし歩くと、土合橋のバス停。このお店の横から白毛門登山道に入ります。
BCスノーボーダーの方々がスノーシューを携えて先行してくれてます。かっこいい。頼もしい。
2016年01月02日 08:12撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 8:12
BCスノーボーダーの方々がスノーシューを携えて先行してくれてます。かっこいい。頼もしい。
なるほど・ザ・馬蹄形。
2016年01月02日 08:15撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 8:15
なるほど・ザ・馬蹄形。
登山届を忘れずに。
2016年01月02日 08:16撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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登山届を忘れずに。
最初から最後まで急斜面がつづく白毛門。トレースがあることが有り難い!
2016年01月02日 08:21撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 8:21
最初から最後まで急斜面がつづく白毛門。トレースがあることが有り難い!
ガンバ、ガンバ、登って、登って・・・
2016年01月02日 08:29撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ガンバ、ガンバ、登って、登って・・・
ふと、ふり返ると・・・もうすでにヤバい景観が!もったいないので頂上まで禁欲するつもりで歩きつづけますが・・・
2016年01月02日 08:54撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 8:54
ふと、ふり返ると・・・もうすでにヤバい景観が!もったいないので頂上まで禁欲するつもりで歩きつづけますが・・・
陽が高くなってきて、高気圧パワーの本領発揮。樹林帯からでも空の青さが眩しくなってきました。思わず欲望に負けて、ふり返ると・・・
2016年01月02日 09:19撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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陽が高くなってきて、高気圧パワーの本領発揮。樹林帯からでも空の青さが眩しくなってきました。思わず欲望に負けて、ふり返ると・・・
・・・ほら、ヤバい♪青空と白銀にやられます。
2016年01月02日 09:26撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 9:26
・・・ほら、ヤバい♪青空と白銀にやられます。
そんなんこんなんで余所見していたら、ズボっ!
踏み抜きました。足がすっぽり飲み込まれます。
2016年01月02日 09:30撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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そんなんこんなんで余所見していたら、ズボっ!
踏み抜きました。足がすっぽり飲み込まれます。
急坂が続きます。それにしても暑い。年始なのに残雪期みたいな陽気。気温が10度近くまで上昇しています。シェル系を脱ぎ捨て、上下ともfinetrackのペラいので歩きます。メッシュポケットも含めてベンチレーターを7箇所も開放しました。
2016年01月02日 09:35撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 9:35
急坂が続きます。それにしても暑い。年始なのに残雪期みたいな陽気。気温が10度近くまで上昇しています。シェル系を脱ぎ捨て、上下ともfinetrackのペラいので歩きます。メッシュポケットも含めてベンチレーターを7箇所も開放しました。
森林限界が近づいてきました。
2016年01月02日 10:01撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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森林限界が近づいてきました。
どんどん雪深くなっていきます。
2016年01月02日 10:32撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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どんどん雪深くなっていきます。
ラッセル訓練をされている方がいました。でも思ったほど積雪があるわけでもないらしく、足に石が当たるとのことで中止していました。
2016年01月02日 10:46撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 10:46
ラッセル訓練をされている方がいました。でも思ったほど積雪があるわけでもないらしく、足に石が当たるとのことで中止していました。
松ノ木沢ノ頭付近。白毛門の頂上部が見えてきました。白い!これは登頂したい!
2016年01月02日 10:55撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 10:55
松ノ木沢ノ頭付近。白毛門の頂上部が見えてきました。白い!これは登頂したい!
そしてまた、誘惑に負けてふり返ると・・・谷川岳が鮮烈に目に映ります。
2016年01月02日 10:57撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 10:57
そしてまた、誘惑に負けてふり返ると・・・谷川岳が鮮烈に目に映ります。
時にズボっとなりますが、はりきって進みます。
2016年01月02日 11:09撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 11:09
時にズボっとなりますが、はりきって進みます。
尾根がちょっと細くなってきました。
2016年01月02日 11:15撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 11:15
尾根がちょっと細くなってきました。
レリーフのある岩を右に巻きます。
2016年01月02日 11:16撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 11:16
レリーフのある岩を右に巻きます。
急斜面をトラバース。踏み固められているので安定していますが、トレースが無いときは新雪ごと崩落しないように注意です。
2016年01月02日 11:22撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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急斜面をトラバース。踏み固められているので安定していますが、トレースが無いときは新雪ごと崩落しないように注意です。
シュプールも多い。BCスキーヤーさんたちに人気の山なのですね。
2016年01月02日 11:24撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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シュプールも多い。BCスキーヤーさんたちに人気の山なのですね。
シュカブラ、きらきら☆
2016年01月02日 11:47撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 11:47
シュカブラ、きらきら☆
はぁ、これぞ雪山登山・・・。
2016年01月02日 11:49撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 11:49
はぁ、これぞ雪山登山・・・。
歩いてきた稜線をふり返って。
2016年01月02日 11:59撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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歩いてきた稜線をふり返って。
今回、一番危険だったのがこのポイント。数十センチの岩のでっぱりを歩いてトラバースします。落ちたら大変なことに・・・。
2016年01月02日 12:00撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:00
今回、一番危険だったのがこのポイント。数十センチの岩のでっぱりを歩いてトラバースします。落ちたら大変なことに・・・。
頂上へのラストスパート。小さな雪庇を横目に。
2016年01月02日 12:02撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:02
頂上へのラストスパート。小さな雪庇を横目に。
登頂!
・・・さて、どんな360度の展望が待っているのか?
2016年01月02日 12:17撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:17
登頂!
・・・さて、どんな360度の展望が待っているのか?
笠ヶ岳、烏帽子岳がドーン! 快晴の空を背景に。
2016年01月02日 12:08撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:08
笠ヶ岳、烏帽子岳がドーン! 快晴の空を背景に。
雪の世界!
2016年01月02日 12:08撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:08
雪の世界!
越後、南会津、尾瀬などの山々。
2016年01月02日 12:14撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:14
越後、南会津、尾瀬などの山々。
雪深い・・・。至仏山方面の山々のようです。
2016年01月02日 12:15撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:15
雪深い・・・。至仏山方面の山々のようです。
武尊山
2016年01月02日 12:15撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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武尊山
馬蹄形縦走路はつづいてゆく。
2016年01月02日 12:17撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:17
馬蹄形縦走路はつづいてゆく。
心が引き締まる稜線。
2016年01月02日 12:17撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:17
心が引き締まる稜線。
一ノ倉。その先に万太郎、仙ノ倉、苗場へと山岳地帯は延びていくのですね。
2016年01月02日 12:18撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:18
一ノ倉。その先に万太郎、仙ノ倉、苗場へと山岳地帯は延びていくのですね。
谷川岳、美しい。
2016年01月02日 12:18撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 12:18
谷川岳、美しい。
さて、いつまでも此処に居たい気分ではありますが、下山しなければなりません。西黒尾根を見つめながら、アイゼンを効かせて高度を下げます。
2016年01月02日 13:09撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 13:09
さて、いつまでも此処に居たい気分ではありますが、下山しなければなりません。西黒尾根を見つめながら、アイゼンを効かせて高度を下げます。
土合周辺が見えてきました。しかし、暑かった。
2016年01月02日 13:44撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1/2 13:44
土合周辺が見えてきました。しかし、暑かった。
渓谷まで降りてきました。橋を渡れば、すぐにゴールの車道です。今年初めの登山は、とても素敵な風景と出会えました!
2016年01月02日 14:53撮影 by  RICOH WG-30, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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1/2 14:53
渓谷まで降りてきました。橋を渡れば、すぐにゴールの車道です。今年初めの登山は、とても素敵な風景と出会えました!
撮影機器:

感想

今冬の目標だった赤岳を年末に登り、高気圧様様だと感慨に浸っていた元旦の午後。ふと各地の山の天気をチェックしていたら、めずらしく谷川連峰が抜群の登山日和だと予報されているではありませんか。
スタットレスタイヤは持っていませんが、今年は道路の積雪も少ないし、いざとなったら水上駅からバスや電車を使えば支障はありません。いそいで装備を整えて、翌日は行きたかった白毛門にトライすることに決めました。

この日、北アや中央アは強風だったようですが、ここ谷川連峰はほとんど無風。標高が低いことも手伝って、残雪期のような暖かさ。年始の賑わいのおかげでトレースも有り。抜群のタイミングで、登りたい山に登ることが適いました。

ラッセル地獄で人気の白毛門も、ちょっと正月休みで気を許してくれたのでしょうか。
これぞ上越国境の冬景色!とでも言えそうな、素晴らしい景観と出会うことができました。

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コメント

素晴らしい眺望ですね
sprout さん はじめまして
あけましておめでとうございます。
素晴らしい天気に恵まれ、私も同じ日に谷川岳に登っていて
白毛門を1日中見ておりました。
お互いにこれからも谷川岳を楽しみましょう。
何時登ってもいい山ですね。
2016/1/6 20:41
Re: 素晴らしい眺望ですね
あけましておめでとうございます。
雪不足が深刻な登山シーンですが、さすがに谷川周辺は標高を上げれば楽しめますね。
白毛門を登りながら、何度もふり返って谷川岳を目に映してしまい、あっ、あっ、ってなってしまいました(^^)
まだまだ冬は続きます。
充実した雪山登山をお互いできることを願いましょう!
2016/1/6 22:49
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