谷川岳 肩の小屋泊でモルゲンに感動！

2025年03月20日(木) ~ 2025年03月21日(金)

• GPS: 06:18
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,370m
• 下り: 1,378m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:12
• 休憩: 2:28
• 合計: 5:40

距離 5.3km 登り 980m 下り 369m

12:41 スタート地点
12:43 12:44 天神平
13:17 天神平・天神峠分岐点
13:44 熊穴沢避難小屋
14:21 14:32 天狗の留まり場
15:00 15:06 天神ザンゲ岩
15:19 17:20 谷川岳・肩の小屋
17:27 17:31 トマノ耳
17:44 17:48 谷川岳
17:54 17:55 富士浅間神社奥の院
18:03 谷川岳
18:14 トマノ耳
18:21 谷川岳・肩の小屋

2日目

• 山行: 2:03
• 休憩: 1:40
• 合計: 3:43

距離 5.8km 登り 390m 下り 1,009m

5:28 谷川岳・肩の小屋
5:33 トマノ耳
5:45 谷川岳
6:07 6:12 トマノ耳
6:14 7:34 谷川岳・肩の小屋
7:40 7:42 天神ザンゲ岩
7:52 8:03 天狗の留まり場
8:18 8:19 熊穴沢避難小屋
8:41 8:42 天神平・天神峠分岐点
9:10 天神平
9:11 ゴール地点

天候

20日:晴れ、山頂到着時はガス。小屋前18時マイナス9度、風は10m
アメダス水上、18時3度、北北西1.9m、57センチ。

21日:快晴、朝。小屋前マイナス6.7度7m。天狗の溜り場から下は無風。
アメダス水上、6時マイナス1.9度、北北東2.0m、55センチ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

駐車場は無料、トイレあり。ロープウェーは往復3000円で4日間有効。10kg以上の荷物は740円(申告制、私は正直に申告。手前の計りで量ったらストックなし、水2.5リットル含んで13kgでした。帰りは10kgでした。)。
Mt.T by 星野リゾート（天神平スキー場）　
Mar 19 4:59pm updated　前日差＋25センチ
Mar 20 7:42pm updated　前日差＋30センチ　積雪519センチ
https://tanigawadake-joch.com/mt-t/conditions/

ライブカメラ
https://tanigawadake-joch.com/mt-t/conditions/#camera

道の駅 みなかみ水紀行館　（食事は10:00〜16:00）
https://mizunofurusato.com/

谷川岳ヨッホ　tel.[phone]　受付時間　8:00-17:00
https://tanigawadake-joch.com/
谷川岳ロープウェイ　
・駐車場：無料
・ロープウェイ往復3000円(現金、カード。発売日から4日間使用可)
【12/1〜3/19】8:30am〜4:00pm
【3/20〜4/6】8:00am〜4:30pm

ビューテラスてんじん
https://tanigawadake-joch.com/facilities/
食事　11:00am〜2:30pm

コース状況／危険箇所等

肩の小屋は冬期開放されてます。アイゼンの脱着は小屋外ですること。
登山ポストはロープウェー乗り場にあり。
当日、50人位とスライド、綺麗な圧雪路でした。オキの耳から先はトレース薄い。小屋から先はピッケル、それ以外はWストック。アイゼンは終始着けてました。トレースを外すと膝までズボリます。

トレース沿いに半ば隠れた、あるいは人が落ちたクラックが4カ所くらいありました。視界不良時は要注意。

スキー場発表の降雪は18日に25センチ、19日30センチ。
トレースを想定してワカン、スノーシューは持参せず。当日、95%はアイゼン、残りがスノーシューでした。

その他周辺情報

かわば田園温泉 楽楽の湯
https://www.rakurakunoyu.com/
道の駅 川場田園プラザ
食事は大体平日 AM10:30〜PM3:30

写真

3/20 11:38

往復券3000円、4日間有効。荷は10kg以上は740円。チケット売り場手前の秤で13kg（水2.5L含む、ストックは含まず）でした。

3/20 12:01

天神平、今は谷川岳ヨッホ（鞍部）というらしい。昨日30センチ。一昨日は25センチの降雪あり。2日間で都合55センチです。

3/20 12:16

ビューテラス天神でランチ

3/20 12:31

ポールの右側が登山者用、新雪たっぷり！

3/20 12:43

ここから滑る人も結構居ました

3/20 13:01

雪庇を超すと田尻尾根分岐です。帰り、トレースは登る方が下のRWの乗り場まで数珠つなぎで、1時間位待つかなと思い、トレースの右を5mほどクライムダウンして最後までトレースを外して下りました。

3/20 13:08

だいぶ前からこの辺にテント泊しようと思ってました。今回、肩の小屋が冬期開放されていることを確信して小屋泊にしました。

3/20 13:14

立派なトレースができてますが、最初の数人は大変だったでしょう。最もラッセル変わる方は次々に居たと思われますが。

3/20 13:15

3/20 13:15

阿能川岳と小出俣山かな。2018年04月02日に周回しました。

3/20 13:30

ここは通常なら岩が出ている急斜面。今回は全く岩が出てませんでした。振り返って撮影。

3/20 13:31

トレース上にクラックあり！

3/20 13:44

熊穴沢避難小屋、煙突が5センチほど出てます。しかしこの穴から小屋に入れるの？

3/20 13:59

多くのハイカーとスライド、多すぎて何人か覚えてません

3/20 14:09

3/20 14:22

なんか上はガスってきた！

3/20 14:23

左に巻機山、右は武尊山

3/20 14:23

武尊山

3/20 14:23

巻機山

3/20 14:25

天狗の溜り場で行動食

3/20 14:38

爼倉

3/20 15:00

登山道上にクラックが3〜4はあったかな。視界不良時は要注意。

3/20 15:13

完全にガスってきた。足下のトレースが無いとホワイトアウトですね

3/20 15:22

追加画像：
ホワイトアウトでトマの耳には小屋で様子見してから行くことにしました。雪庇を踏み抜いてマチガ沢に落ちたくないですから。

3/20 15:31

肩の小屋に着きました。右にスコップがありました。ドアの閉まりが悪いので雪かきしましたが、これが精一杯。ソロの話では10年くらい前から閉まりが悪いようです。もっとも完全にしまったら、取っ手がないので開かないかも。

3/20 15:38

先着のソロが寝てました。アイゼンの脱着は小屋外のベンチでしました。

3/20 16:21

牛ざら

3/20 16:32

チャーハンと野菜スープ

3/20 16:43

デザート

3/20 17:05

左が私。小屋内は深夜で−2〜−3度。テントだとこの気温では足裏は冷たくならないが（あぐらをかくか横になってる）、小屋は立って歩くので足裏が冷たくなる。

3/20 17:05

バーナーはテーブルで使用とのこと

3/20 17:20

ガスが切れてきたので、夕日を期待して散策に出ました

3/20 17:26

左下に小屋

3/20 17:27

トマの耳

3/20 17:30

オキの耳（谷川岳）方面、晴れてきそうだ！

3/20 17:43

オキの耳（谷川岳）、夕日を待つがダメでした！

3/20 17:52

奥の院、ここで引き返しました

3/20 18:07

トマの耳方面

3/20 18:07

国境稜線方面

3/20 18:16

左下に小屋

3/20 18:26

小屋横のスコップにぶら下げていた温度・風速計。−9度でした。

3/21 5:29

ここから21日（金）です
昨夜は風も弱く星空でした。モルゲンを期待してオキの耳まで行きます

3/21 5:33

正面はオキの耳、左下のボーダーは芝倉沢を滑るそうです。私も4月か5月に滑りました。沢に出から土合までが長かった

3/21 5:33

3/21 5:39

正面のとんがりは皇海山のようだ

3/21 5:43

ボーダー

3/21 5:43

オキの耳、ここからは雪庇で日の出が見られないと分かりすぐに引き返す

3/21 5:44

トマの耳と小屋泊のソロ

3/21 5:48

日の出

3/21 5:48

日の出アップ

3/21 5:50

3/21 5:51

3/21 5:51

芝倉岳と一ノ倉岳

3/21 5:51

トマの耳、すごい！神々しいまでの美しさ！

3/21 5:51

トマの耳アップ

3/21 5:52

日の出

3/21 5:54

爼倉と国境の山々。数年前の夏、白髪門から平標まで縦走したが暑くて死にそうでした。

3/21 5:54

3/21 5:55

トマの耳を登り返すソロ

3/21 5:55

爼倉

3/21 5:56

芝倉岳と一ノ倉岳

3/21 5:59

芝倉岳上部に日が当たり始める

3/21 5:59

国境稜線西側の山肌にも日が差し始める。モルゲンが終わる。

3/21 6:03

3/21 6:07

トマの耳、ここでしばらく景色を堪能

3/21 6:07

左から芝倉岳、一ノ倉岳、オキの耳（谷川岳）

3/21 6:07

西方面、現地では左の苗場山以外ほとんど同定できませんでした

3/21 6:07

正面は天神平スキー場

3/21 6:16

小屋前、−6.7度、7.3m。昨日の夕刻より気温が高く風も弱い。寒気が抜けたようだ。

3/21 6:30

朝ご飯です。3本にするか5本にするか悩んだあげく3本にしました。

3/21 6:46

焼きそばとコンソメスープ

3/21 7:16

携帯トイレ、使用前。ちなみに小は広口のアルミ缶（2回分入る）にしました。小は持ち帰らず。

3/21 7:22

使用後。持ち帰りました。

3/21 7:32

下ります

3/21 7:36

この下が結構急（下に見えている雪原まで）。クラストしていたらストックでは無く要ピッケル

3/21 7:44

振り返ると上部の20m位が急だと分かります

3/21 7:52

天狗の溜まり場。ここでアウターの下に着ていたダウンを脱ぎました

3/21 8:27

手前にクラック、上も多分クラックで誰か最近落ちたように見えました。

3/21 8:46

テント泊するならこの辺

3/21 8:52

平日なのに、すごい人だ！さすがに順番待ちはムリ！左の斜面を5mほどクライムダウン、RW乗り場までトレース横をズボりながら歩く。

3/21 8:58

トレースの右を下りました

3/21 8:58

RW乗り場までトレース横をズボリながら下りました

3/21 9:09

RW乗り場に着きました。無風で暑いです！

3/21 10:06

下山後はいつもこれです

3/21 10:19

谷川岳インフォメーションセンターに寄りました。

3/21 10:21

小国駅の熊より一回り大きいです

3/21 16:24

がんこ屋??さんに教えていただいた飲むユーグルト、濃厚で美味しかったです。

3/21 16:42

かわば田園温泉 楽楽の湯（田園プラザ第6Pの対面）で温泉に入りました

3/21 18:52

2時間ほど休憩した後に楽楽の湯で夕ご飯を食べました。モツが柔らかく、量も多く美味しかったです！この後、川場田園プラザで車中泊してました。

スキー場情報。前日との積雪差30センチ、一昨日にも20センチ積雪してます。

谷川岳、20日17時から19時まで快晴の予報でしたが夕日はダメでした。

21日は9時まで快晴予報、これは当たりました。ただ気温は予報より高く、上空の寒気が早く抜けたようです。21日9時の天神平はシャツ1枚でも暑いくらいでした。

撮影機器：

SH-RM12 SHARP

感想

ケン

初めに、肩の小屋が冬期開放されていると確信したのは、やすべー(山猫🐱)さんのレコを見たからです。また素晴らしく素敵な写真を見て、私も見たいと思い、その夢を叶える為の山行でした。やすべー(山猫🐱)さんにはとても感謝しています、ありがとうございました！

天神尾根は昔、峠の東屋のあるところ（スキー場に聞いたらゲレンデ外だからOKと言われた）でテント泊してゲレ滑走したことがありました。次はテント泊して登山と思ってました。ところが肩の小屋が冬期開放されていると分かり、急遽、肩の小屋泊山行にしました。山行のポイントは1日目の午後から翌日の10時くらいまで晴れが続き風が弱いことでした。気温は低くてもOK。22，23日も候補でしたが風が強い予報で20，21日にしました。（21日朝13m予報、23日朝20m予報）

残念ながら夕日はダメでしたが、朝日とモルゲンは見られました。風も小屋前で7mで−6度と冬山では快適な環境の元、山頂で素敵な朝を過ごしました！今回、小屋泊で荷が軽く水は下山の分まで持ちました（2500cc）。ストックを除いて13kgと比較的快適でした。今は15kg超すと重くつらいです（若い頃は30kg背負った）。

下山後は川場田園プラザでランチ。そして、がんこ屋☺️さんに教えていただいた『飲むヨーグルト』を飲みました、濃厚で美味しかったです！

かわば田園温泉 楽楽の湯に入り、2時間ほど休憩したのち夕ご飯を食べました。翌日は玉原湖の山に行く予定だったので、川場田園プラザで車中泊しました。

3日間とも、まったり登山で、贅沢な時間を過ごしました。ガツガツした登山はもう卒業。安全を最優先して楽しい山登りをしていこうと思ってます。

群馬遠征
20日〜21日：谷川岳 肩の小屋泊でモルゲンに感動！（当レコ）
22日：尼ヶ禿山　1月に深雪で撤退したのでリトライ。下山で使用の周回ルートはノートレース、ワカンで快適に下る！
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7923760.html

コメント

やすべー(山猫🐱)

ケンさん、こんにちわ
素晴らしいモルゲンに会えましたね。😊
冬の肩ノ小屋、泊まる人も少ないから独り占め気分で楽しめたと思います。
山頂から眺めるモルゲン、素敵でしょう。
少しづつ変わっていく空の色もイイんですよ。
表紙の写真、綺麗　😍
私が行った日より真っ赤に見えます。
携帯トイレ持参、ありがとうございます。
人気の山だから😁

私の記録がお役に立てて良かったです。
お疲れさまでした。

ケン

やすべー(山猫🐱)さん

こんにちは。
やすべー(山猫🐱)さんのレコに出会わなかったら山頂泊なしで人生が終わるところでした
ほんとうにありがとうございました！
表紙の写真、コントラストを強めにして、より印象深い画像にしました
おっしゃる通り、色が少しずつ変わるところが良かったです。ただ、どの時点でモルゲンのマックス（一番赤く染まる時）が分からず、しばらく山頂付近でたたずんでました。
翌日は朝靄が強く、良い日を選んだと思いました。
解放されている肩ノ小屋周りを汚したくなかったので携帯トイレはマストでした

コメントありがとうございました！