戸隠山弾丸登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 679m
- 下り
- 679m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
午前中に鹿島槍ヶ岳を撤退し、不完全燃焼だったので、ザイルとアイゼンを使いたくて戸隠山へ。この時期の戸隠山登頂の記録が少ないので、参考に投稿しますが、雪が少ないのであまり参考にならないかも。
駐車場を1時に出発。奥社までは運動靴で往復できる程度の雪の状況で、参拝客も多かった。
奥社から登山道へ。トレースはなく、登山道を膝〜腰上のラッセル。ワカンの必要はなく、百軒長屋まで登る。百軒長屋からの雪面のトラバースのラッセルが一番きつかった。
その後、鎖場の連続となるのでアイゼンとハーネスを装着。鎖場では着雪量が中途半端で、蹴り込み過ぎると岩に当たるので、雪の中のスタンスを足で探りながら登る。鎖は埋もれている岩場と、埋もれていない岩場があった。「胸突き岩」は岩が半分露出していたので、ザイルをだしてクライミングを楽しもうかと思ったけど、時間短縮のため鎖を使いながら登った。
「蟻の戸渡り」でザイルを出し、相方がリードする。10cm程度の積雪で、雪屁もきのこ雪もないので、踏みぬき注意もない。アイゼンを雪中の岩に引っ掛けて転ばない様に気をつければよいだけで、仮にバランスを崩したとしても戸隠神社側に落ちれば、雪面が安定しているので、夏場ほど怖くない。リングボルトもいくつか見つかったので、支点をしっかり取りながら50mザイルいっぱいで「剣の刃渡り」まで1ピッチで通過。
八方睨みで引き返そうかと思ったけど、相方が戸隠山に登ったことがないので、山頂へ。暗くなる前に百軒長屋まで下りたいので、記念写真を撮って早々に下山開始。
下りで「蟻の戸渡り」をリードしたけど、リードもセカンドもリスクは変わらないと気付く。下りの鎖場は胸尽き岩で懸垂下降をしただけで、あとはサクサク下れた。百軒長屋で装備解除し、ヘッドライトを装着。自分たちのトレースを戻るので、日が落ちても全く問題ない。暗闇のスギの参道はなかなかにスピリチュアルで素敵だったけど、日が落ちるとさすがに寒かったー。
凍えながら駐車場到着18時、往復5時間の弾丸登山でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する