唐松岳(日帰り、奥方デビュー)

2010年09月18日(土) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,062m
• 下り: 1,062m

コースタイム

7:10八方山荘 - 8:00八方池8:10 - 9:25丸山ケルン9:30 - 10:25唐松山荘10:55 - 11:10唐松岳山頂11:25 - 11:40唐松山荘11:50 - 14:00八方山荘
　

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

5:30 黒菱駐車場
6:30 黒菱第3リフト
7:00 八方山荘

コース状況／危険箇所等

・八方山荘か八方池までは歩き易い木道がしっかり整備されていてまったく安心です。

・丸山ケルンから唐松山荘までの樹木帯は虫が多く発生しているようですので、虫除けがあるとよいかも知れません。
　

写真

9/18 6:42

6:42 黒菱第3リフトからの雲海。

9/18 5:46

白馬三山四景(5:46)

9/18 5:52

白馬三山四景(5:52)

9/18 8:02

白馬三山四景(8:02)

9/18 8:06

白馬三山四景(8:06)

9/18 8:06

8:06 八方池に映える天狗の頭、鑓ヶ岳。

9/18 9:45

9:30 丸山ケルンで小休止。

9/18 10:26

10:26 唐松山荘に到着、多くの人でとても賑やか。

9/18 10:26

10:26 山荘からの絶景。残念ながら剱岳は雲の中。

9/18 10:26

10:55 唐松岳に向けて出発。美しい稜線。

9/18 11:12

11:10 山頂に到着。多くの方で賑やかです。

9/18 11:14

11:16 山頂からの五竜岳、堂々たる山容。

9/18 11:22

11:22 山頂から山荘方面。

9/18 11:42

11:42 再び山荘、またまた休憩。

9/18 13:50

13:50 白馬村が日差しで明るく浮かび上がる。

撮影機器：

DMC-FX35 Panasonic

感想

yamaday

昨年8月に夫婦で観光で訪れたこの地。八方池で目にした北アルプスならではの絶景が私達を登山の虜にしたきっかけでした。
昨年は八方池までの僅か1時間の登りルートで、奥方の体調が十分でなかったせいか、10回位の休憩と2時間弱の時間をかけて
漸く八方池に到達したものです。そこで目にした真っ白な大雪渓と、荒々しい山肌、目にも鮮やかな新緑、引き込まれそうに
濃い青空といった北アルプスならではの山々の景色に、二人していつまでも見入っていました。

そんな思い出深いこの地で、奥方の北アルプス登山デビューとして、八方池の先の唐松岳を目指そうというのが今回の企画です。

体力に不安を覚える奥方は、これに備えて筋肉強化体操や、夜な夜なマンションの階段を往復する(ちょっと不気味では?、、)
等の頑張りで準備してきたようです。

ほぼ始発のリフトで出発した私達は、今回はほぼコースタイム通りに八方池に到着。再び白馬の見事な山々を再度快晴の
もとで目にすることができ、感動が蘇りました。今日はここで終わりではなく、むしろスタート。気合を入れ直して、
唐松岳に向かいます。

奥方としては、コースタイム通りで来たことで少し自信がついたようですが、唐松岳まで本当に行けるかどうか
については依然として不安を持っているようです。まずは丸山ケルンまでいってみようということで歩を進めました。

丸山ケルンにもコースタイムで到着、やはりトレーニングの成果は出ているのでしょう。次の目標として唐松山荘
を目指します。

山荘までの樹林帯はまとわりつく虫も多く、段差の大きいところもあり、奥方は少し参った様子でしたが、あと少しと
いうことで元気を再注入します。

何度か小休憩して、山荘に到着。多くの人々で賑やかな山荘です。山荘前には剱岳や立山の絶景が広がりますが、
今日は残念ながら剱岳の山頂は雲で隠れています。とはいえ、唐松岳までの美しい稜線や、五竜岳とそこに至る荒々しい稜線等
の絶景が広がり、こうなれば勿論、山荘前のベンチで、二人して乾杯&昼食&大休止です。

暫し絶景と食事とビールを存分に堪能したところで、唐松岳山頂に向かいます。奥方にとっては、この高度での再度の登り
はかなりきついようで、何度かの小休止を経て、遂に山頂に到着です。思えば八方池までであれだけ苦労したのに、
今回は何とコースタイムで唐松岳に到着。本当によく頑張ったと讃えると、自分でもそう思うと言っておりました。

暫く佇んだ後に、下山します。下山では奥方もストックを使いますが、慣れていないことと、体力をかなり使ったこともあり、
かなり苦労しています。時間がかっても慎重に集中してということで歩を進めます。

ということで下りは若干時間がかかりましたが、無事に下山することができました。下山後は露天風呂の温泉に浸かって
帰りましたが、奥方は一気に疲れが出た様子で、今日は本当に頑張った、出し切ったと言って、帰りの車では死んだように
寝ておりました。

ということで、奥方が北アルプス本格デビューを果たした山行になりましたが、次回は果たしていつになるでしょうか?