富士見台(ヘブンスそのはらからピストン)



- GPS
- 05:15
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 680m
- 下り
- 725m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:16
天候 | 晴れのち曇り、スタート時気温−3.0℃、富士見台頂上で−3.9℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
尚、園原ICは名古屋方面のみのハーフインターです。諏訪方面からの最寄のICは”飯田山本”となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上の積雪は多いところで5cm、林道は半分以上は積雪なしの状況でした。 ”パノラマコース”(恵那山の神坂峠ルートの一部)も積雪は多くて5cmなので、トレースがなくてもルートを見失うことはありませんでした。 スノーシューの出る幕はありませんでした。 一番の危険箇所は昼食のために立寄った”萬岳荘(ばんがくそう)”の2階から出るスロープでした。凍結していたため嫁はんが見事にスリップし、尻餅をつきました。 |
その他周辺情報 | ヘブンスそのはらのスノーシュー限定のチケットは大人3000円です。 ゴンドラ、第二リフトの往復、第四リフトの片道が利用できます。シニア料金は2400円ですが、60歳以上が対象です。昨シーズンは50歳以上が対象でしたが、変更されていました。 日帰り入浴は”湯ったりーな昼神”(600円)を利用しましたが、600円のチケットは買わず、”信州物味湯産手形”(1300円)を購入して、12箇所を利用できる無料入浴施設(1回だけです)の1回目として利用しました。 http://www.monomiyusan.jp/ |
写真
感想
2016年の山事始は、雪を求めて富士見台高原です。
暖冬で年末は諦めていましたが、天気予報によると三連休は冬型になるとのことで淡い期待を持ってヘブンスそのはら(スキー場)へ向かいました。
スキー場までの道に雪は全くありません。凍結もしていない様子でした。
8時過ぎということで、ゴンドラに一番近い駐車場が空いていました。下山時には下の方まで駐車場が埋まっていましたので、皆さんも雪を待っていらしたのでしょう。
スノーシュー専用チケットは3000円で昨シーズンと変わりありませんが、シニア料金(2400円)が60歳以上となっていました。昨シーズンは50歳以上。
チケット売場で一言物申そうと順番待ちしていましたが、順番が回ってきて係りの男性から発せられた言葉に息を呑みました。
「雪はありませんがよろしいですか?」
私、「・・・・」。嫁はんを振り返って、「神坂神社からにするか?」
係りの人は追い討ちを掛けるように、「神坂神社からも雪はありません。」
更に、「熊の足跡があったとの情報もありますので気をつけてください。」
実際、神坂神社から歩くことも考えましたが、時間のこともあり、大人しくゴンドラ利用としました。
私が暗に雪がないのにゴンドラ利用するのだから昨年料金(2400円)にして欲しいとの秋波を送りながら、「昨シーズンは50歳以上がシニアでしたよね?」と申し上げると、「3000円です。」と見事に却下されてしまいました。
ゴンドラ〜徒歩〜第二リフトと乗り継いでスキー場最高点である展望台(1602M)に辿り着き、いよいよスタートです。覚悟していたとは云え、確かに林道には雪がありません。ところどころ日陰部分などには雪がありますが、林道上の雪は1cmから2cmくらいでした。
林道に雪が豊富にあれば、嫁はん帯同の場合はそのまま林道を歩いて萬岳荘経由で富士見台へというルートが思い浮かぶのですが、今回はパノラマルートを選択し、林道から外れた途端に”恐れ”の嫁はんから、「やめよう!」と声が掛かりました。
しかし、林の中を稜線まで登るルートでも積雪は5cmほどなので、トレースがなくてもルートははっきり分かりましたから、迷うこともなく稜線へ辿り着けました。ここからの景色は今までとは一変し、ところどころに雪のない部分もありましたが、ほぼ雪に覆われたルートが神坂峠まで続きました。
嫁はんも現金なもので、「こっちに来て正解だった。」とのたもうておりました。
神坂峠からは萬岳荘を経由しないトラバースルートを選択しましたが、ここも全く問題のない道でした。萬岳荘からのルートとの合流地点から富士見台山頂までは雪はなく小石交じりの路面が凍結しており、風もそれなりに強くなり富士見台頂上での昼食は無理だろうと容易に想像がつく道行きとなりました。
案の定、富士見台頂上は長く居られる場所ではありませんでした。視界も待てば回復するとの予感もありましたが、御嶽どころか近場さえ見渡せない状況で10分ほどで下山しました。
昼食は萬岳荘まで下りて二階のテラスで頂きましたが、風がなくそれまでと比べると天国のような空間でした。冬季避難スペースにいらっしゃった男女ペアが出てこられましたが、その後を利用することは全く考えませんでした。
食後に萬岳荘を後にするときにアクシデントが発生しました。私の後に続いて出てきた嫁はんが、建物と外部を連結しているスロープでスリップしてお尻を強打しました。地熱が伝わらずそこだけ凍結していたようです。その後の行動に支障はありませんでしたが、帰宅後も痛いと申しております。
萬岳荘からは林道を通ってヘブンスそのはらへ戻りましたが、往路で通らなかった部分は、やはり”パノラマコース”を選んで正解と云える状況でした。
結局、スノーシューはザックに着けたまま、ウエイトと化していました。
下山後は昼神温泉(湯ったりーな昼神)で入浴し、中津川市で食事の後、車中後泊することなく帰宅いたしました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
コメント
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ごきげんよう
積雪はないのに木々にだけ霧氷、
ってゆうのは一瞬だけみせてくれる魔法
だと思ってたのに
自分もみてしまったし、
ヤマレコでも魔法な写真が頻発してて
熱湯風呂がぬるま湯になってきてます
でもやっぱりキレイなものはキレイですね
”しばり”がなかったら
雪の富士見台は当確なんですけど
どっちみち今は行けないから
少なくとも今年だけは
うちから遠いエリアは雪なくていいかも
(高速代はともかく、ゴンドラ代は痛すぎ
(おまけに×2だもん
チャメさん&ビタロさん、今年もよろしくお願いします!
お二人にとって、今年は特別なんですね。
でも、山行も頑張っていらっしゃって、頭が下がる思いです。
私たちは西日本の方が馴染みの人間なのですが、名古屋からはどうした訳か・・・
信州方面へついつい、行ってしまっています。
お二人のレコを読ませていただいて、高島トレイルには興味津々なのですが・・・
おっしゃるように、高速代とゴンドラやらロープウェイ代は確かに痛いですが・・・
嫁はんに無理云って、”やりくり”してもらっています。
それでは、また。
abukataさまのアイコンは度々お見かけしたことがあったので、レコなどは拝見させていただいたことがあるように思いますが、富士見台へは同じ日だったのですね。
萬岳荘にてお昼を取られたとのこと、あちらは屋内でなくテラスだったのでしょうか…?足元が悪かったそうで奥様のおかげんが気になります。
恐らく私たちが小屋の一方を使ってしまったのでabukataさん方が不便な思いをされたのではと気がかりです。
そもそも神坂小屋を使用して良かったのかということも当日思案し、それが正しかったのか分かりません。
ご迷惑をお掛けしておりましたらこの場にてお詫び申し上げます。
またどこかでお会いすることがありましたらどうぞ宜しくお願い致します。
takekopさん、ご安心ください!
そもそも、神坂小屋を使うつもりはありませんでしたので、気にやまないでください。
嫁は元気しています。帰宅後に湿布は貼っていましたが・・・
それよりも、神坂神社からのルートを選択されて正解でしたね。
私たちは軟弱者で、ゴンドラを使ってしまいましたが、takekopさんのルートの方がスノーシューを使わないなら”正解”と思います。
そしてもう一つ、”カワセミベーカリー”の情報、ありがとうございます。
知りませんでした。今度試してみます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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