上河内岳 〜 沼平からピストン 〜
- GPS
- 15:00
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,382m
- 下り
- 2,385m
コースタイム
- 山行
- 13:39
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 14:57
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【ゲート前⇔畑薙大吊橋】 ◆単調な林道歩きです。 【畑薙大吊橋】 ◆高度感があり、橋の長さもあるので、高所恐怖症の人にとっては難関。暗いと下が見辛いため、高度感はあまり感じません。揺れはそれほど大きくありません。 【畑薙大吊橋⇔ウソッコ沢小屋】 ◆ヤレヤレ峠前後のトラバースは道が細い所や崖が崩れている所もあるため、最低限の注意力は必要です。落ち葉が積もって滑りやすくなっている所や、どこまでが登山道か分かりにくい所がありました。 ◆沢沿いの部分で少し登山道が分かりにくい所があります。 ◆揺れる吊橋が何基か設置されていますが、高度感もなく、歩く距離も短いため、一人ずつ慎重に渡れば問題ありません。 ◆梯子やトラバースの部分で注意が必要な所があります。特に下り。 【ウソッコ沢小屋⇔横窪沢小屋】 ◆ウソッコ沢小屋の先の吊橋を渡って少し歩いた所にある階段は下りの際は要注意です。鉄製の梯子のため、濡れていたりすると滑りやすい。登りでは手すりは丁度良い高さにあるのですが、下りでは手すりの位置が低すぎます。下りの際、最後の段から下りる部分で、足が短いと足の置場を少し探すような形になるので、ここも注意が必要です。 ◆横窪峠から横窪沢までの下りは少しスリップしやすいので要注意です。 【横窪沢小屋⇔茶臼小屋】 ▼この日は横窪沢小屋のあたりからチラホラ凍結箇所があり、標高1,800mあたりから登山道に残雪がある状況でした。標高1,900m以上ではずっと雪がある状況でしたが、しっかり踏み固められていたため、ラッセルする必要はありませんでした。 ▼夏靴&チェーンスパイクを使用。 ◆茶臼小屋手前のトラバースで少し緊張するところがありました(雪が無ければ特に問題はありません)。 【茶臼小屋⇔上河内岳】 ▼冬道は尾根通しです。危険箇所はありません。 ▼先行者が多数いたため、トレースバッチリで、ラッセルする必要はありませんでした。踏み跡を外すと膝丈ほど沈み込むところもありました。 ▼冬靴&12本歯アイゼンで歩行。 ▼この日は登りでは風速10〜15m、下りの時は15〜25mほどで、風に煽られ体が少し持ってかれ気味になることもありました。 |
その他周辺情報 | ◇川根温泉ホテルで入浴。 ・ 入浴時間が、「06:00〜09:00(最終受付 08:00)、 12:00〜23:00(最終受付 22:00)」と遅い時間まで入浴できる。 ・隣の日帰り入浴施設と異なり無色透明のお湯。循環させている。 ・洗い場、浴槽ともに綺麗。 |
写真
感想
年末年始のヤマレコを見ていると南アルプス南部の積雪量が例年と比べかなり少ないようです。気象データを確認すると、今年に入ってからも本格的な積雪は無いようだったので、日帰りで上河内岳にチャレンジしてみました。
無事には戻ってこれましたが、大幅に予定時間をオーバー。13時間くらいあれば余裕を持って戻ってこれるかと思いきや、15時間近くかかってしまいました。
これは自分が足を引っ張ってしまったせいなのですが、その原因として考えられる理由は次の通りいくつか考えられます。
・年末年始の暴飲暴食が祟った。
・最近ハードな登山をしていなかった。
・少し風邪気味だった。
ただ、茶臼小屋で休憩している途中で、酸欠に似た状態で、立ちくらみのような状態になり、気持ちが悪くなってから、絶不調となり、ろくに歩けなくなったのは気になるところ。睡眠不足で高山病ぽくなるときは、頭がキリキリ痛むので、それとも症状が違うし…。ひょっとして、運悪く、軽い一酸化炭素中毒か二酸化炭素中毒になってしまったのかもしれません。
kitainotoriさんには迷惑をかけてしまいましたが、南アルプス南部の絶景を楽しめ、個人的には大満足の山行となりました。
笊ヶ岳か上河内岳で悩みましたが、二人とも上河内岳から南部BIG3は見たことなかったので日帰りで目指すことになりました。
雪が少ないとの情報がありましたので、冬靴を背負ってゴアのトレランシューズで茶臼小屋まで登りました。
ある意味で核心部と思われる、横窪沢のトラバースにも雪がなくって夏と変わりませんでした。
これだけ雪が少なければ、多くの登山者が沼平に押しかけるのも納得です。
上河内岳と茶臼岳は身近なアルプスなので、時期を変えて再訪したいと思いました。
usofuyuさん こんばんは
15時間の雪山日帰り山行、しかも累積標高も2,400m超えてますよ〜
夏山とは違い、この条件では相当に大変だったのかなと想像しました。
でも、雪山の絶景を満喫されたようで、充実されたようで良かったですね
高山病のような症状になる感覚って不安になりますよね。
これからもレコを楽しく拝見させてもらいますので宜しくお願いします
iwanalpenさん、おはようございます。
いえいえ。とんだ貧脚です。
ここまで時間がかかってしまうとは
時間がかかってしまった理由は、積雪のためではなく、体調の悪さが原因です。
トレースバッチリで、ラッセルする必要もなければ、ルートファインディングする必要もなかったので、雪のせいで致命的に時間を奪われたということはありません。
もちろん、雪道での転倒を防ぐために慎重に歩いてはいますが。
久しぶりに疲労感を感じる山行となってしまいましたが、南アルプス南部の雪景色を満喫できて、大満足です。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
自分もiwanalpenさんのレコも楽しく拝見してますよ〜
こんばんわ!
この時期にココを日帰りとはスゴイっ。無事で良かったです。
同ルートで2日かけて上河内踏んで無い『ぬるハイカー』もいるのに(笑)
kitainotoriさんとはいつかドコかで会うだろうな〜っとは思っていましたが
横窪沢上部でお会い出来た時はビビりました!池口〜光ではお世話になり、ありがとうございました。
また、ドコかでお会いしましょう!
こんばんは〜
どうもどうもです。
そういえば駐車場に停めた時に、お隣が見たことある車だったかもです〜
光岳の時に話したかもしれませんが、霞沢岳で一緒だった方とすぐに白馬八方駐車場で乗合になった事がありました。(笑)
ups_downsさんとは、その内に再会するだろうと名前も聞きませんでしたが…それにしても早い早すぎる。
次回お会いしたらお名前を教えてください!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する