金峰山
- GPS
- 05:12
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 305m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大弛峠から金峰山までは危険個所なし。 金峰山からは砂払の頭をすぎ樹林帯に入るまでは、岩場越えたり狭い岩場を抜けるため慎重に対処する必要があります。 樹林帯からは、距離はありますがさほど問題はありません。 |
感想
11月は家の行事で登山ができないので10月に再度登山を決行することに。さて、どこにすべきか悩むどころである。月1回の登山ルールとしては、日帰りであることが絶対条件。できれば、日本百名山に登りたい。同じ山は避けるなど様々な条件を加味していくとさらに限定されてしまう。候補としては、埼玉県の両神山、東京都の雲取山、群馬県の谷川岳しようと思っていたが、12月は冬山となり日本百名山を登るのは、ちと厳しい。とすると事実上今回で今年のフィナーレになる。よって、フィナーレに相応しい山と考えた場合、多少無理してでも登れる山にしようと思った。そして、金峰山に登山することにした。
金峰山は、前に登山した瑞牆山よりさらに奥に入る山で、瑞牆山以上に険しいルートとなる。ルートとしては、大弛峠からのルート、瑞牆山荘からのルート、川端下からのルートが一般的である。日帰りが条件なので、バスの時刻に遅れないなどの条件もつく。山に登るには、朝早く登り夕方までには下山完了することが安全な登山になる。朝早く登れる場所は、大弛峠の往復なのだが、諸般の事情から瑞牆山荘に抜ける形にした。
7時23分に塩山駅に到着そこからタクシーで大弛峠に移動。おおむね1時間で到着する。天気はとても良く登山には最適である。大弛峠は、日本で車が入れる峠で一番標高がある場所らしい。なんと2300mの場所だそうだ。山は標高を稼ぐごとに木々が色付き日本人の情緒をくすぐる。8時35分に大弛峠に到着。いつもの服に着替え登山開始。樹木帯を通りぐんぐん標高をかせぐ。始めからなだらかな道ではない。樹木の間から富士山や南アルプスが顔をのぞかせる。登ったと思えば下り、下ったかと思えば登りというようにアップダウンがある山である。1時間程で朝日峠に到着。さらにここから樹木帯をぬけていくと突然岩場にでて視界が広がる。雪冠の富士山や甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳などの南アルプスや浅間山も見えた。山はかなり紅葉が進んでいて、ピークを迎えているのではと感じた。しばらく登ると、朝日岳に到着。富士山が綺麗な姿をみせる。ここから一度岩場の急坂を下り、しばらくは樹木帯を下ることになる。そして、金峰山頂がみえるようになった。高度を下げそして金峰山下に回りこみ高度をぐんぐんあげていく。そして、森林限界をぬけると岩場の稜線にでる。ここからは、八ヶ岳や中央アルプス、国師が岳方面も見える。しばらく歩くとついに登山開始2時間で山頂に到着。岩場の頂で足元を気をつけながら広場まで進む。
ここで少し昼食を取る。目の前には巨岩を積みかせねてできている五丈岩を眺めることに。一人五丈岩に登っている者がいる。私にはそこまでの元気はない。ガスが少しでて富士山は少々お色直しに。帰りのこともあるので程なく下山開始。金峰山小屋を迂回して下山するルートがあるが、稜線上通る道は、距離がかせげると思い稜線上を歩くことに。しかし、この選択が厳しい結果になるとはこの段階ではわからない。岩場の急坂を降り足場をしっかりとって下山。眺望は最高だが、とにかく下りとはいえ辛い道。やせ尾根岩場、岩場のトラバース、左を向くと断崖絶壁と気を許すどころか、危険な場所だらけの道。千代ノ吹上、砂払の頭を過ぎ危険なところは何とかクリア。ここまでも、アップダウンがあり、本当に険しい道だ。砂払の頭を過ぎると樹木帯を進み高度をぐんぐん下げるが、瑞牆山荘まで標高差1000mあるハンパない下山道だ。大日岩まではとにかく長い。まだかまだかとひたすら歩きついに大日岩に到着。本当に大きい岩である。さらに、高度を下げ、ロープ場を抜けしばらく高度を下げると大日小屋に到着。ここまで来るともう危険のところはない。樹木帯をひたすら歩きついに瑞牆山登山でも通った富士見平小屋に到着。
最後のひと頑張りとばかりに、瑞牆山荘へ。途中広い道をそのまま抜けてしまい、以前下ったときと違う道で降りて来てしまった。一瞬ひやっとしたが、駐車場が見えたので安心。13時55分に瑞牆山荘に到着。14時20分発の韮崎駅行きのバスに乗車し。韮崎駅到着15時35分過ぎに到着。
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