人がいない甲武信ヶ岳は雪山に
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,704m
- 下り
- 1,702m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 8:29
天候 | 曇り〜雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行きは戸渡尾根の途中で道が凍結、アイゼン装着。帰りは積雪が進み、徳ちゃん新道もほとんど装着したまま下山。。 |
その他周辺情報 | 笛吹の湯、花かげの湯ともお休み… 鼓川温泉はかなりの賑わいでしたが、いいお湯でした。 |
写真
感想
今年最初の本格登山!
暖冬効果で結構いい山が登りやすいということで、一旦ニセ八ツ、こと茅ヶ岳に標的を定め計画します。が、最近のレコを見ても全く雪がなく、これもこれでつまらないなあと。
そこで前日にもう少し標高が高いところないかと「乾徳山」を調べ、そこにしようかとコース図を打ち出して準備。ところが…
その夜に再度レコを見ていると、当日甲武信ケ岳に行かれた方のレコが。
この時期に百名山に行く考えは無かったのですが、「これはいける」と急遽変更。
朝3:30に家を出て高速深夜料金ギリで通過、道の駅みとみに5:30着。
寒くて暗い中の出発は怖いので明るくなるまで仮眠。6:45に西沢渓谷駐車場へ移動、三連休明けで天気も微妙、誰もいません。
少し待機して周りが見えるようになったので準備開始、7時前に出発。
舗装路を歩き徳ちゃん新道からスタートします。
結構な急登を幾つか登るうちに、年末に痛めた股関節痛。ペースを上げることができず、リタイア覚悟でじわじわ登ります。ずっと「パラパラパラ…」という音がしていて何だろうと思いましたが、後で雪が落葉に当たる音だと気づきます。
しかし登れど登れどなかなか進まず、地図すら無い(それをスマホで写したものだけ
)のでどのくらい進んでいるのかわからないまま。
昨日のレコと違い途中戸渡尾根で道が凍り出したので、持ってきた軽アイゼンを装着しようとしますが、でかい足のせい?新しい靴のせい?ではないのですがラチェットが届きません。
試着しとけば良かった、と後悔先に立たず。仕方なく前だけを4本爪のようにつけて歩きますが、やはりすぐ外れます。きつく締めて痛さをこらえて歩きます。昨晩相当冷えたのでしょう、土の道もガチガチです。指先もしびれてきて2枚重ねたものの不安が募ります。
巻道合流から先は本格雪山に、ザクザク登り
小屋への下りは急斜面が怖かった(ーー;)
小屋も当然ひっそりと静まっており、とにかく休むと歩きたくなくなるので一気に山頂へ。意外に風もなく寒くありません。眺望はありませんが覚悟の上なので気になりません。お昼食べようか悩みましたが、2475mの標高が私の体調を崩し出したのでコーヒーだけで下山します。
小屋も通過して木賊山に再度登る斜面でちょっと飲料を飲みますが、その際に手が滑りナルゲンのボトルが シューっと音を立てて坂の下へ。超萎えました_| ̄|○
しかしボトル回収して坂を登ると、ほんの一瞬だけ晴れ間が。樹氷の向こうに甲武信ケ岳の姿が見えました(^ ^)
しかし帰り、体調を崩した私は何も食べていないのに嗚咽を繰り返します。
早く下りたくても股関節が痛いはアイゼンはすぐ外れるはで… 。
帰りの道は先人たちのレコで近丸新道が荒れているとのことだったので、同じ徳ちゃん新道を下りますが、行きと異なり道は真っ白。0.5mm〜1cmくらい積もっています。おかげで道が明確でした。
おかげか行きに落としたストックのキャップを発見!いいこともありました。
ようやく駐車場へ到着しますが車はやはり1台きり、荷物を降ろしてお風呂へ向かいます。ここで復調しないと!と休みの笛吹の湯を通過し、花かげの湯へ。月曜定休も前日が祝日だったのでお休み。道の駅で鼓川温泉を聞いて(割引券もらえます)向かいます。15分ほどで到着、かなりの人で賑わう掛け流しの温泉でした。
ここで体調を若干取り戻しますが、実は車中泊してもう一山行こうという計画は諦め帰路につきました。しばらくは無理しないようにしないといけませんね。
しかし首都圏の登山で人に会わなかったことは初めてでした。しかも百名山。シーズンオフの平日ということですね。
◎ 今回も色々なハプニングの山行を楽しまれ無事下山で良かったですね!
◎ 展望は残念でしたが雪景を楽しめ、さすらいのバックスタイルも決まりましたね!
◎ 結構な距離を歩かれたから痛みが出たのかな? 山行の前後に準備&整理体操などやってないのでは!? 筋肉を労ってあげて下さい。
◎ 歩けなく成ってから後悔しないようにユックリと治す事をお勧めします。 お疲れ様でした! ^.^y
mypaceさん いつもありがとうございます!
○今回はmypaceさんと同じコースを歩こうと思いましたが、何やら危険らしく、泣く泣くピストンとなりました。おかげでストックのキャップ回収しましたが^^
○下山できることが一番ですね。山頂で調子崩すのは最悪の展開でした。
○やはりストレッチ不足かと・・・今後は気をつけます・・・。
○しっかり治るまでの我慢ができるかどうか・・・雪解けてしまいませんか???
今年もお預けになりそうですね
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