丹波天平(親川〜廃屋〜保之瀬天平〜丹波天平〜丹波山村)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 872m
- 下り
- 780m
コースタイム
歩行時間 5時間 (温泉以外の休憩含んだ)所要時間 6時間40分
天候 | 晴れ時々曇り 気温 3℃(丹波天平) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅8:35発(西東京バス丹波行き)親川9:19着 【帰り】丹波山温泉18:23発(西東京バス奥多摩駅行き)奥多摩駅19:12着 奥多摩駅19:28発(青梅、立川で乗換)新宿駅21:16着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が無かったため、全体に問題ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 丹波山村に泉質のよい温泉施設【のめこい湯】(3時間600円)があります。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(karrimor track 30)
靴(LA SPORTIVA)
飲料水3L(水2L+お湯1L)残し1L
食料(冷凍牛肉
カップ麺
バン
コーヒー
日本酒
焼酎)
デジカメ
ガスストーブ
コッヘル
テルモス(0.9Ⅼ)
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感想
今年最初の山行として、丹波天平を選びました。正月なので静かな山歩きがしたかったのと、麓の丹波山村へ下りれば、ゆったりと温泉に浸かることが出来るからでした。
新宿発のホリデー快速奥多摩行きは、いつもは混雑するのですが、正月のせいかがら空きでした。皆さん帰省を含めて遠くへ出かけているのですね。ところが奥多摩駅に着くと、丹波行きのバスは(増車するほどではないですが)満員に近い状態でした。乗客のほとんどは鴨沢から雲取山へ向かう登山者で、鴨沢バス停で皆下車して、残ったのは我々3名を含めて4人だけとなりました。雲取山は人気ありますね。
お祭りバス停で降りて三条の湯へ向かう人は誰もいず、丹波天平への入り口である親川バス停で降りたのは我々3名だけでした。やはり地味なコースなのですね。お陰で下山するまで誰にも会うことなく、丹波天平をのんびり歩くことが出来ました。
鶏の雄叫びが我々外来者を出迎える中、一般コースから外れ、落葉の堆積する広い尾根に上がり、多少滑りながらも冬場の枯れた見通しの良い尾根筋を登って行きました。最初のプランでは通常の廃屋コースではなく、国土地理院の尾根筋に付けられた破線をたどるつもりでした。しかし、ブランクのためか脚力に余力がなく、急登手前で通常コースへ変更しました。
廃屋コースは緩やかな傾斜なので、楽に登って行けます。カヤの大木の脇を抜けながらしばらく登って行くと、高畑集落跡に出ます。手前の廃屋はだいぶ朽ち果てていますが、まだ生活できる状態で維持管理されている家屋もあります。水場のある日当たりの良い広場(廃屋跡)は、休憩に最適です。ただ今回水は涸れていました。長い間雨が降っていませんからね。
先に進むと、谷への崖の途中に水が流れている所がありました。我らがメンバーのうち、最も経験豊富なTさんが、華麗なフットワークで果敢に崖下を攻め、無事水を確保することが出来ました。体が自然に動き出すところに、若き日のキャリアを感じさせました。こういう時に10mほどのザイルでもあれば、安全に行動出来るでしょうね。
更に奥に進むと、後山集落跡があります。2軒ほどあったようですが、今は崩れた基礎部分しか残っていません。ここで山道は左折し、尾根に向かってジグザグに杉林を急登して行きます。息が上がりそうになった頃に、急にミズナラの森に出ます。保之瀬天平です。1月なので、爽やかな新緑の香りはしませんが、冬枯れして見通しのきく天平(でんでいろ)の世界が広がっていました。
ここで昼食としました。ガスストーブに火をつけ、アルミのフライパンに前夜味付けして冷凍しておいたアメリカンビーフを載せ、焼肉の始まりです。下界で食べると、どうと言うことのない安い牛肉ですが、自然の森の中で食べると、野性味が出て来て、とても美味しくなります。正月なので日本酒で乾杯し、焼肉とラーメンをいただきました。焼肉の匂いで地元の猿の群れが現れるかと思いましたが、姿を見せず。
丹波天平で山姥の木に挨拶し、三角点を確認した後、陽が暮れて来たので、丹波山村へ急ぎました。のめこい湯でゆったりと過ごし、最終バスで帰路につきました。
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